GM:◆最初に◆
GM:少し注意事項をば。本シナリオでは公式NPCやレネゲイドについて、幾ばくかの独自設定を付加しております。
 これらの設定は本シナリオのステージ:竹露市のみで適用されるものであり、他のセッションでの設定並びに公式設定とは、まるで無関係であることを宣言いたします。

GM:……という文言を考えていたんですが、「卓はパラレルワールド」という便利な言葉を知ったので、まあ大丈夫かな、と。
GM:【トレーラー】
GM:〝呪われた町〟竹露(ちくろ)市。一見平凡な地方都市だが、レネゲイド関係者たちの間でその悪名はよく知られている。
 そこは、十年前の惨劇により、現在も惨劇の爪痕が残り続けるジャーム多発地帯。
 かつてファルスハーツがバラ撒いた不安定なレネゲイドは、当時の人口のうち約三割をジャーム化。事態が鎮静した後から現在に至るまで、市民の体に潜伏し たウィルスは、ある日爆弾のように人々をジャームに変える……不思議と、オーヴァード覚醒率は、ジャーム化の比率に対して異様に低い。
 一時期は封鎖都市となりかけた竹露市だが、UGNや在野のオーヴァードたちの活躍により、平和が取り戻された。無論、戦いは終わっていない。
 そして今、再び竹露市に、FHエージェントの魔手が迫ろうとしていた……。

GM:ダブルクロス The 3rd Edition
GM:『雨天血行/rain or shine』
GM:ダブルクロス——それは裏切りを意味する言葉
GM:というわけで、PC番号順に、キャラクター紹介をお願い致します!
GM:〝超伝導体(スーパーコンダクタ)〟天田 流人(小沢響介さん) http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYntWtEww
天田流人:PC1、天田流人(あまだ・りゅうと)っス
天田流人:UGNの高校生イリーガルで、3年前の中坊んときに覚醒しました
天田流人:UGN側の活動が多いもんで、欠席ばっかしてたら不良のレッテルを貼られてたんスけども
天田流人:ポケットにメリケンサック入れてる時点で、まー反論の余地はないっスね
GM:ないねえ>メリケンサック
天田流人:なお覚醒の際にジャーム化した友達と戦う羽目になって、軽く嫌悪を感じてます
天田流人:早くジャームを何とかできるといいっスね。 以上っス
GM:スカした態度のようで熱い物を秘めていそうなキャラですね……よろしくお願いいたします!
GM:〝咎を射る真槍~グングニル~〟逢坂 夕 (あいさか ゆう)(まるこめさん) http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYtOvLEQw
逢坂 夕:PC2 逢坂 夕 です。
逢坂 夕:10年前の惨劇で覚醒しました。当時7歳
逢坂 夕:惨劇の体験や日常を失ったことで少し冷めています。
逢坂 夕:だけども妹のこと、FHの掃討するためUGNで任務にあたっている。感じです
逢坂 夕:以上です。
GM:様々な因縁や情念を感じさせるキャラクターですね! よろしくですー
GM:〝≪すべて≫の贈り物(パンドラ)〟夜皇 美紅(やかみ-みく)(門倉丁さん) http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYh53LEQw
夜皇 美紅:さて、自分です。PC3、夜皇 美紅(やかみ みく)、26歳、現竹露市支部長です。
夜皇 美紅:……。
 キャラで言わすとそれ以外、なくなるのでPLモードで言います。

GM:了解です
夜皇 美紅:10年前の“惨劇”時のUGNエージェントにして太刀打ちしきれなかった、一人、みたいな感じです。全員死んでますその時、この子含む。
夜皇 美紅:で、ま。なんらかで蘇れましたけど、竹露市・いず・地獄状態でして。
 全部の責任押し付けられるわ槍玉あげられるわで、今に至ります。放り出してない=責任感はあります。悔悟もあります。

夜皇 美紅:とま、そんなキャラで行かせていただきます。よろしくお願いします。
GM:16歳の娘っこになんてことをするんだUGN(ホロリ)……是非彼女には強く生きていただきたいですね!
GM:まあ時系列で言うと、コードウェル博士が死亡しててんやわんやの時期だったんで、UGNも余裕が無かったんでしょう。
夜皇 美紅:人間のエゴなんてそんなもんだそんなもんだーっ。時系列的にはUGNも混沌タイムでしたからねえ。おのれプランナー!
GM:そのプランナーも、今はロリンナーとなってゼノスへ……ショッギョ・ムッジョ、もとい諸行無常な
GM:小鳥遊 美依菜(たかなし みいな)(ACさん) http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY3IbNEQw
小鳥遊美依菜:では、PC4、行きまーす!
小鳥遊美依菜: 
小鳥遊美依菜:「私、小鳥遊 美依菜(たかなし みいな)、17歳(自称)。みーなちゃんって呼んでね?」
小鳥遊美依菜:「数多の影とかいうコードネームがついてるけど、あんま好きじゃないなー」
小鳥遊美依菜:「ちょっと前まではゼノスって所にいたんだよ」
小鳥遊美依菜:「今は、霧谷ちゃんに頼まれて此処に居るけど、たまには京香ちゃんに会いたいよー」

 等という供述を繰り返しており……

GM:き、霧谷「ちゃん」……
小鳥遊美依菜:「霧谷ちゃんは霧谷ちゃんだよ?」
小鳥遊美依菜:レネゲイドビーイングの小鳥遊美依菜です。
小鳥遊美依菜:数年前に都築京香に拾われるまでは休眠状態であった為に、人間世界でのやり取りに若干不慣れなところがあります。
小鳥遊美依菜:『霧谷優吾に頼まれて~』と本人は語っていますが、3年間ゼノスに所属し、その後UGNに押し付けられたというのが実態です。情操教育的な意味合いで高校に通わされている一面があります。
小鳥遊美依菜:イリーガルエージェント枠ですが、文句は言うけどしっかり働くので、便利に使われている感じです。
小鳥遊美依菜:都築京香LOVE(インプリンティング的な何か)を公言していますが、幼女少女に抱きつく癖を持っているので、ただのロリコンではないか、という疑惑があります。
小鳥遊美依菜:性能的には
・《無形の影》で何とかする。
・《無形の影》に何か追加して何とかする。
・ギャランティプラスで得た財産点で何とかする。
小鳥遊美依菜:という方向性です。賢者の石を所持しており、使用時には胸部周辺から賢者の石が露出します。
GM:なんて絵面的にも美味しいんだ!
小鳥遊美依菜:とまあ、こんな感じですが、何か質問等あります?
天田流人:外見は普通に高校生なんでしたっけ
GM:ヒューマンズネイバーは取得してますね
みーな:150cm切ってるけど、割りと普通に。
天田流人:ふむふむ
小鳥遊美依菜:まあ、普通の人から見ると変な所もあるので、普段はアタマワルイ感じで居ます。
逢坂 夕:(2,3cm勝った……)
小鳥遊美依菜:という感じで、何もなければ異常、もとい以上。
GM:それでは、全員の自己紹介が終わった所で、開始しましょう。
GM
GM:◆オープニングフェイズ◆
GM
GM:今回は演出的な都合から、PC4→PC3→PC2→PC1の逆順に行います。
GM:シーンプレイヤー:小鳥遊 美依菜
GM:OPなので登場侵食率は不要です。
小鳥遊美依菜:あら、そういう方向性ですか。了解。
GM: 
GM:――雨が降っている。
GM:恵みの雨とはほど遠い、殺意に満ちた血と鉄の雨が、君を、ジャームを、仲間を撃ち抜いていく。
 ここは竹露市郊外の山中に作られた、UGNの秘密施設……ジャーム収容所だ。施設の外壁には大穴が開けられ、そこから白々しいほど明るい月と夜空が覗いている。

???:「落ちろ、落ちろ、私の血天(ソラ)へ。ようこそ、ようこそ、私のソラへ」
GM:雨の中、乙女チックなレインコートの少女が、くるくると踊るように回っていた。猫の耳を模したフードに、大きな赤いリボン。愛らしい衣装が、数多の雨粒と、血の玉を弾いていく。
UGNエージェントA:「懐へ飛び込んで接近戦を挑め! 典型的なRCタイプだぞ!」
UGNエージェントC:「だ、駄目だ――ッ、全部防がれちまう!」
UGNエージェントB:「ブロッカーだ! そいつから殺せ!」
UGNチルドレン:『支部長……ぼくは貴方の元で働けて、楽しかった……』
GM:月夜の底は、もう血でいっぱいの海だ。君は悲痛な通信や会話を耳に拾いながら、わらわらと沸いてくるジャームや、FHエージェントに応戦する!
FHエージェントA:「俺のチェーンソーが唸って殺す!」
FHエージェントB:「ヒャハハハ! 他愛もねェ奴らだぜ!」
UGNイリーガル:「くそっ、こいつら次から次へと!」
FHエージェントC:「其の首、頂戴!」
GM:とそんな感じで、激しい戦いが繰り広げられている!
小鳥遊美依菜:出て良いかにゃ?
GM:どうぞ!
みーな:「あめあめふれふれ~京香ちゃんが~ じゃのめでおむかえ嬉しいな~♪」
 空気を読まない歌声が響く――少し気だるげな色を含んで

みーな:「うーん、苦戦してるね~ (徹夜)3日目でみーなちゃん眠いんだけど。」
GM:そんなに真面目に警備を……
小鳥遊美依菜:態度は不真面目、根は真面目!
GM:カワイイ!
みーな:「さて、私の相手は誰でしょ~う?」
FHエージェントA:「ひゃはははーっ! そこの女ぁ! 眠けりゃ永遠におねんねさせてやるぜぇ――!」
GM:戦闘用きぐるみを着たFHエージェントがチェーンソーで小鳥遊に迫る!
みーな:「ぱーんち」(無形の影なっくる@素手)
FHエージェントA:「アバーッ!? 俺のもふもふな装甲が――ッ!」
GM:FHエージェントが焦熱の弾丸で小鳥遊に襲いかかる!
FHエージェントB:「少しは歯ごたえのある野郎がいたかァ~ッ!」
みーな:「きーっく」(同上)
FHエージェントB:「グワーッ! ば、ばかな、当たらないだとォ――ッ!」
FHエージェントC:「のけ。貴様らでは相手にならん」
FHエージェントC:FHエージェントが高速の斬撃を小鳥遊に放つ!
みーな:「じゃーまん♪」(素手)
 ゆらっとした動きで後ろにまわり……スープレックスを決める。

FHエージェントC:「がはっ……あ、アラバマ落とし……だ、と……」違う!
GM:君の周りのFHエージェントは、これで大方片付いたようだ。
みーな:「んー、この程度に苦戦する子たちじゃない筈なんだけどなぁ~」
GM:そこへ、にわかに血の雨が襲いかかる!
みーな:「!!」
???:「命を流しなさい、雨の中の涙のように」
GM:赤黒い雨粒の矢は、君の全身を貫き、血とぬくもりを奪っていく。
みーな:「え、嘘、痛いよ~」頭を抱えて逃げまわる
 ――しかし

 避けきれない血の弾丸が、手を、脚を、そして胸を穿った――—

GM:撃ち込まれた雨粒は、内部から徐々に君の体を破壊し、力を奪っていく。
???:「手こずらせてくれちゃって。あんたを片付ければこれで終わりねえ?」
GM:君はFHの少女から、レネゲイドの高まりを体内のざわつきとして感じる。とどめの一撃を放つつもりだろう。
GM:辺りにはもう、動いてる仲間もいないが、多くのFHエージェントの亡骸も見える。殺しをひさいだ超人たちの最期は、いつも無惨なものだ。そして、君もほどなくそこに加わる。
みーな:「もぅ……せっ……かく、京香ちゃんに、ほめ……てもらった、体なのに……」そう呟きながら、辛うじて視界に収める。
???:「どうだい、〝血天魔女(ブラッディウェザー)〟。首尾は?」
GM:少女に同行していた、ブロッカーとおぼしきエージェントが話しかける。
血天魔女(ブラッディウェザー):「分かってるクセに……〝終わった男(ジ・エンド)〟。今回も、ハズレ、よ」
終わった男(ジ・エンド):「なら、もういいんじゃないかな。この施設もほとんど使い物にならないし、新しい兵隊も補充した」
血天魔女(ブラッディウェザー):「血のむだ遣いはするな、って感じ?」
GM:〝ブラッディウェザー〟と呼ばれた少女は、手近にいた君に蹴りを入れると、きびすを返した。
血天魔女(ブラッディウェザー):「呪われた町って言うから、どんな精鋭が揃ってるかと思えば、案外脆いのね、こいつら。きゃははは!」
GM:そして、エージェントの男と共に、悠々と出て行く。その背を見送りながら、君の意識は途切れた。
みーな:。o(むっかー、動けないと思ってー)
GM:雨が降っている。冷たく、鬱陶しく、それでいて音楽のように、君の眠りをざわざわと揺さぶる。
GM:はたと気がつくと、白い天井。全身には包帯、ギプス、点滴、シーツに毛布。
GM:ここは雨月総合病院。UGN資本の医療機関で、竹露市におけるホワイトハンド(UGN医療班)支部として機能している。君と、生き残りの同僚たちは、ここへ運び込まれていた。
GM:怪我で君が動けない間にも、院内の患者は目まぐるしく入れ替わる。
GM:ジャーム討伐に参加した負傷者、急激な侵食率の上昇でジャーム化しかけた者、君と同じように収容施設の警備についていた者、あるいはそこの研究者などの非戦闘員。
GM:日に数度は廊下が騒がしくなり、見やると、ストレッチャーに乗せられた重傷者が運ばれている。まさにホワイトハンドの戦場だ。
みーな:「京香ちゃん、ラァァァブ!!」(がばぁ
みーな:大音量を響かせながら上半身を起こす。「は、此処は? 京香ちゃんは?」
ロリ顔のナース:「きゃああ! なんですかこの人!」
みーな:折角なので抱きついておこう
ロリ顔のナース:「あ、あの……あなたは、かくかくしかじかで、ここに運びまれ……きゃ~~~!」
GM:ロリ顔ナースの胸は豊満であった。
GM:ぱよっぱよのぼいんぼいんであった。
みーな:「あー、そうなんだ、へー」 それ見て放す。
みーな:「じゃあ、少し休んででいいんだねぇ? おやすみー」そう言いながらベッドに横になる。
GM:では、ロリ顔ナースに呼ばれて、まな板というか鯉のぼりというか、とにかくストーンとした体型の女医がぱたぱたとやって来たりする。
女医:「あっ、〝カレイドスコープ〟さん、起きられたんですね」
みーな:「むー、みーなちゃんだよ~?」
女医:「あなたはもう三日も眠りっぱなしだったんですよ。……ああ、お名前の方が良かったですが」
女医:「レネゲイドビーイングの方を診る機会はあまりなかったのですが、神秘的ですねえ。オーヴァードは皆回復が早いものですが、貴方も凄いスピード……」
みーな:「そうそう、折角可愛い名前があるんだから、そっちで呼んで~」と言い、抱きつく。
女医:「いきゃー!?」
GM:その胸は起伏がなくつるっつるであった。
女医:そこで、はっと思い出したように。「(もがきながら)そうそう、あなたにUGNから連絡が来ているんですよ」
みーな:「んー、誰からかなぁ」すりすり
みーな:。o(まあ、大体想像はつくけどねぇ。ブラッディウェザーって娘(こ)にジ・エンドだったかな、確か。それらの対策だよねぇ)
GM:連絡の内容は、1.小鳥遊が寝てる間にも、一日置きぐらいのペースで、FHの襲撃があった。2.今度ジャームの護送予定があるので、襲って来るであろうFHの迎撃と掃討に力を貸してほしい、というものです。
GM:三日寝ていたから、まあつい昨日もどっかが襲撃されたわけだね。
女医:「で、では、私お伝えしましたし、仕事もありますから……ひゃうっ」
みーな:「んじゃまあ、頑張りますか(はすはす)」そう言いながら立ち上がって包帯とかを取ってゆく。
女医:「はすはすされた……まだ彼氏もいないのに……」がっくりしながら彼女は逃げていく。
みーな:「集合場所は、何処だったかなぁ?」連絡内容の情報をスマホに打ち込んで、現場に向かう感じで。
GM:そこは何日何時頃に支部に来てね、という説明がついてますから、そこへ合わせる感じですね。
みーな:んではそれで、シナリオロイスを推奨のままにとって終了かな?
GM:はい、それでお願いしますー
みーな:PC間ロイスは?
GM:そこはミドル開始の合流シーンで取ろうと思っています。
みーな:はーい。
GM:シナリオロイスの感情は推奨から変更とかあります? どうでもいい情報ですが、血天ちゃんは平坦です
みーな:Nを偏愛にしておくデス。表がP
GM:了解デス
血天魔女(ブラッディウェザー):(???)謎の悪寒を感じた。
みーな:「待っててね~ ブラッディウェザーちゃん♪」
血天魔女(ブラッディウェザー):「……ぶあっくしゅん!」更に謎のクシャミ!
終わった男(ジ・エンド):「作戦前に風邪引かないようにね」
GM:というやりとりが、竹露市のどこかであったかはさておき。
GM:シーンカット。
GM
GM:◆シーン2◆
GM:シーンプレイヤー:夜皇 美紅
GM
GM:某県某所、人口三十万程度の地方都市・竹露。中心部には地上38階・136mの竹露サンブリッジタワーがそびえており、まあ田舎の県庁所在地程度には賑やかな町だ。
GM:支部のデザインは支部長さんの好みで決めていただきたいと思いますが、何か希望はありますか?
夜皇 美紅:いや、考えてなかったです、ねえ……出せ! 的なら美術館がいいな。
GM:無理に出せとは言いまへんが、美術館面白いのでそれで行きましょうか!
夜皇 美紅:はーい。
GM:どんな感じの美術館ですか?
夜皇 美紅:数十人規模ですよね、支部のひと。基本は“○○展”て感じで、隔週当たりで展示が変わりつつ。有事(ほんとうに非日常がやばくなってる)と臨時休業出たりしつつ。
夜皇 美紅:そこそこの大きさはあるかな? ビルの1部でも、館が独立でも、わりとなんとでもなりそうだなって。
GM:じゃあ豪勢に、まるごと美術「館」でいきましょうかw
夜皇 美紅:はーい!
GM:忙しいし、ジャーム絡みで隠したいものもあるでしょうし。で、そこの支部長オフィスにあなたがいる。
夜皇 美紅:ええ。
GM:スチール棚や応接セット、パーティション何かががある、ごく普通のオフィスですな。
GM:今日も君は、呪われた町の支部長として、数々の職務に追われていた。通信回線はひっきりなしに君へ指示を求め、次から次へと発生する大事小事に的確な指示を飛ばす生活だ。
GM:それでも、ここ数年は以前よりはずいぶん平和になったというから、恐ろしい話ではある。先週、また一人疲れ切ったエージェントが、異動願いを受理されて出て行った。
GM:これというのも、この竹露市がジャーム異常発生地帯であるからに他ならない。
GM:一般的に、レネゲイド発症時のジャーム化率は五割程度だが、竹露に限っては七割、八割という驚異的数字を叩き出している。
GM:最初の発症に耐えた後も、野良ジャームとの遭遇や、暗躍するFHエージェントの勧誘(拉致)によって、UGNに協力するオーヴァードなることも少ない。
GM:なお、時系列的には(今は)さっきのOPより前の段階です。
夜皇 美紅:了解です。
GM:というわけで、夜皇さんの支部長としての日常は、どんなもんでしょうか。
夜皇 美紅:指示をくれ!→「かくしか、いってきて」かちゃん。
 おまえどういうことだ!!(罵声)→ある程度聞いた後、流す。
 ヤバい報告→「……」ひととおり聞いて、PCなりに打ち込んで、処理。

GM:黙然と……!
夜皇 美紅:下手したら機械レベルに淡々と、淡々と。口数も少なく淡々と。
 色んなものが擦り切れてるなー、とはぱっと、思えるそんな感じ。

GM:切ない……
夜皇 美紅:あとはいつも通りの罵声と悪口雑言と。
 従者もフル稼働でお仕事中。猫の手かりたくなったらねこ従者も出てきてます。

GM:猫型だったのか(キュン
夜皇 美紅:(※演出上は血の絆の従者2名、いつでも出てる感じですが。データ上はとりあえず横で!)
GM:とまあ、夜皇さんがひたすら自分の職務に打ち込むそんなある日、事件は起こった!
UGNエージェントA:『こちらエリア101(イチマルイチ)! オーヴァードによる攻撃を受けてます! う、うわああああっ!』
UGNエージェントC:『畜生ちくしょうチクショウ! あたり一面血の海だ、ちくしょう!』
UGNチルドレン:『支部長……ぼくは貴方の元で働けて、楽しかった……』
夜皇 美紅:「……」ひと拍、ふた拍。「(あ、また……)」
GM:通信から聞こえてくるのは、どれも悲痛な叫び、そして断末魔。
GM:銃声や剣撃の音に混じって、少女らしき甲高い笑い声がしたかと思えば、ぶつりと途切れ、後には不気味なほどの静寂が残る。死の沈黙。
GM:エリア101……竹露市山中に存在する、ジャーム収容施設の一つだ。おそらく、襲撃したのはFHエージェント。
GM:※この101が、小鳥遊さんが警備に入っていたところだと思ってください。
GM:被害状況の確認とリカバー、負傷者の処置、上への言い訳もとい報告、戦死者を悼む間もなく、君の仕事量は倍に増えた。
夜皇 美紅:「(全滅に、ほど近いか、な……)」
 報告を聞きながら。「エリア101へ、UGN処理班を。トリアージ(取捨選択)をお願いします」

夜皇 美紅:いつも通り、いつも通り。
GM:が、容赦なく人手は減るし、このままでは君は、戦わずして連中に殺されるかもしれない。
GM:パンク寸前のジャーム収容施設に空きが出来た……と言えば聞こえがいいが、一度襲撃された施設はほぼ使い物にならない。速やかに移送措置が必要になる。
GM:君にとっての頭痛の、そしてこの町にとっての災厄の種は、尽きるどころか増えるばかりだ。
夜皇 美紅:人手、減るだけで増えませんからね、うん。
GM:たまーに数人ぐらい転属するけれど、逃げるのが多いから、一進一退って感じかねえ
夜皇 美紅:まあ ふつう にげます 受理されるなら!!
GM:誰か霧谷さんにコネ持ってる人が、転属願いを受け取らんよう頼んでみるとか……(外道
夜皇 美紅:いやそれはしない。そのかわり仕事します。その労力に裂くくらいなら動くほうが、マシ……。
GM:(あ、そうか。夜皇さんのキャラ的には、卑怯だもんな)
夜皇 美紅:だから余計と流出は、ひどいと思いますね。
夜皇 美紅:(むしろそれしてるの見つけたら、転属願い受け取って霧谷さんに転送する気がしますね、この支部長。そして部下に怒られる)
GM:まあだからこそPCたちは、残ってる連中の中でも骨があるやつら、というところですな。
夜皇 美紅:ね。
GM:そんなある日、君の元へホワイトハンドのレネゲイド研究者・佐久間霧香が訪ねてきた。
GM:彼女は戦闘力は無いが、ノイマンの優秀な頭脳と持ち前の情熱で、日々ラボにこもっている。
佐久間霧香:「お疲れですか? 支部長さん」手土産の竹筒羊羹(竹露市名産。味は普通)を渡しつつ、熱いお茶をいれてくれる。
夜皇 美紅:「どうも。いや、いつも通り」入れてもらったお茶を、そのまま飲みます。
GM:(101で小鳥遊さんが戦闘して、その翌日か翌々日ぐらいだったりします)
佐久間霧香:「そうですか……支部長さんは、お強いですね」霧香の目には憧憬のようなものがあった。
佐久間霧香:「以前お問い合わせのあった、私のラボの研究成果について、ご報告に上がりました」
佐久間霧香:「〝スタビラリティ・レネゲイド〟、完成は目前です。ついては、実証実験の許可をお願いしたのですが」
夜皇 美紅:「……」つよい、わけでは、といおうとして、とまる。ことばにする意味がない・必要もない。
 報告を聞いて、手を出します。申請書類を渡してください、のしぐさ。

佐久間霧香:「書類はこちらに」と、霧香が用意してきた茶封筒を出す。
GM:封筒の中身は、中身は、雨月総合病院の地下に隔離されたジャーム予備軍の検体と、いくばくかのジャームを実験に使いたい、というものだ。
夜皇 美紅:「……」黙ったまま、受け取って、中身を見る。少ししかめっつら。ただやらなければ前に進まない。成功すれば治癒ができる。
夜皇 美紅:ごそごそ、承認ハンコ持ち出して。サインして、ぽん。押した後、折りたたんで封書に入れて、黙って佐久間さんに渡します。
佐久間霧香:「ありがとうございます! 私は長年、この研究に全てをかけてきました。必ずやご期待に応えてみせます!」
夜皇 美紅:「――逐次、報告を」
夜皇 美紅:あれ大丈夫かな……、と思いつつ。
GM:霧香は「はい、それはもう!」と言って頭を下げると、ばたばたと帰っていった。早く実験の準備をしたいのだろう。
GM:――数時間後、君が霧香の実験について報告した件で、上から指令が下った。
GM:いわく、チームを編成し、実験用ジャーム(ならびにジャーム予備軍)護送隊を襲撃するFHエージェントに対処せよ、と。
夜皇 美紅:「了解しました」とひとこと。
夜皇 美紅:「(さて、手がすいている人もしくは、手がかりられそうな人は……)」
夜皇 美紅:「(支部を見るとバタバタバタバタしすぎてて、エージェントを幾名もは無茶、だな……)」
夜皇 美紅:イリーガルに連絡入れましょう、まずは。その上でバランスと編成考えるか、なところで。スマフォ取り出して電話して。
GM:では、シナリオロイス取得の処理お願いします。
夜皇 美紅:シナリオ:佐久間霧香:有意/【不安】:不安と絶望ばかりの竹露の、ちいさなきぼう。
GM:あ、入ってた(共有メモ確認)。それではシーンカットです。
GM
GM:◆シーン3◆
GM:シーンプレイヤー:逢坂夕
GM
逢坂 夕:はい!
GM:今日は君にとって特別な日、十年前に亡くなった家族の月命日だ。この町のUGN支部は極めつけに多忙だが、その貴重な合間を縫って、君は墓参りに出かけた。
GM:十年前――〝竹露事件〟と呼ばれる、忌まわしいFHテロが引き起こした惨劇。この市上空で炸裂した爆弾には、火薬の代わりに「ショート・トランス・レネゲイド」と呼ばれる、特殊なウィルスが詰まっていた。
GM:手軽に(ショート)、オーヴァードやジャームを生み出すレネゲイド。その力が君を覚醒させ、その力に暴走したジャームにより、家族は、逢坂の両親は、死んだ。
GM:……というわけで、墓地の概要は何か希望がありますか?(お寺、教会など)
逢坂 夕:そうですね、霊園がいいですかね 墓石がずらーと
GM:うい、こっちもそんなイメージだったので助かります。では竹露市の、例の被災者向けに作られた、わりと新しめの霊園という感じです。
GM:竹露の名前通り、鬱蒼と茂る竹林に囲まれた、静かな霊園。
GM:今日は先客が一人いたようだ。
GM:ひょろりとした男が、手を合わせるでもなく墓前に佇んでいた。暗い色のスーツはいかにも墓参り客という感じだが、黒い手袋が場にそぐわず、やや異様な雰囲気がある……。
???:「…………」
GM:ふと、彼が君の気配に気づいたのか、こちらを振り向いた。
GM:その顔は、人が持っていて当たり前の生気や覇気というものがごっそりと欠け、死人のような顔色をしている。
GM:もしかしたら、墓の下からよみがえった死体ではないか? そう疑いたくなるぐらい、〝生きてる〟感じが乏しい。
逢坂 夕:お参りに来たのかと思いつつ、軽く会釈します。
GM:男は君の姿を認めると、軽く会釈して墓地を出ようとした。が、彼が何者なのか、君はとっさに気づくことが出来た。
GM:数日前から、竹露市ではUGNのジャーム収容施設や、研究施設への襲撃事件が相次いでいる。
GM:当然、所属チルドレンである君の所にもその情報は回され、受け取った資料には、襲撃犯としてこの男の顔が載っていたのだ。
GM:名前は〝終わった男(ジ・エンド)〟樋浦彼方、ファルスハーツのエージェントである。UGNの要注意リストにも記載され、脅威度は高い。
GM:1対1で戦うにはあまりにも危険な相手だが、このまま放っておけば、樋浦はどこへともなく去ってしまうだろう。
逢坂 夕:ビビッ! と思い出して 振り向きなおします。
GM:男あらため樋浦は、既に霊園を去りかけて、無防備な(ように見える)背中を晒している。
逢坂 夕:「……ちょっといいですか?」と声を掛けます。
樋浦彼方:「ん?」
逢坂 夕:「あなた……ジ・エンド ですよね?」
GM:樋浦は少し小首を傾げ、……次の瞬間、君にプレッシャーを叩き付けてくる。攻撃的ワーディングだ!
GM:もちろん、君はオーヴァードであるので無害だ。それで樋浦は察したようだ。
樋浦彼方:「そういうキミはUGNかな? いやあ奇遇だねえ」
GM:樋浦は、なんというかへらへらと虚無的に笑っている。次の瞬間殺されても別にいいや、という諦念さえ感じさせる笑い方だ。
逢坂 夕:プレッシャーに答えるように<魔眼槍>使用しても?
GM:OPなので演出で全部どうぞ!
逢坂 夕:では、ワーディングが張られるや否や<魔眼槍>を使用して構えます。
逢坂 夕:「奇遇ですね。あなたでまず一人目だ」といつでも動けるようしています
樋浦彼方:「……罰当たりだなあ、キミは。ここは霊園だよ、暴れると墓が傷つく」
樋浦彼方:「俺は墓参りに来ただけで、ここで事を起こすつもりはないんだけれど」と、樋浦は両手をポケットに入れて無防備さを示す。
逢坂 夕:「! ……ふざけるなよ! あんたらFHがどの面下げて来てんだ!」と冷静さが少しかけて感情的です。
樋浦彼方:「うん、若いね、キミは」にこにこと、樋浦はただ曖昧で空虚な笑みを浮かべている。
GM:樋浦の目は腐ったドブ川のように光がない。そのまなざしは、おそらく君の存在も「どうでもよいもの」として、きちんと捉えていないのだろう。
逢坂 夕:一つ一つの言動に怒りが湧き、ひとっ跳びで切りかかります。
樋浦彼方:「最近の子は信心が足りないのかな」
GM:逢坂の敵意に応じるように、樋浦の両手が燃え上がる! なぜか身につけた手袋は無事だ!
逢坂 夕:ノイマンでもある。夕はそれから次の行動を予測、最も確率が高そうな行動を読みつつ、攻撃を行う!
樋浦彼方:「――ッ」
GM:樋浦の拳は逢坂の魔眼槍を防いだ――かに見えたが、その槍が意外な動きを取る!
GM:ノイマン脳が弾き出した予想外の軌道から迫る刃が、樋浦の首を狙い――そして、かすった。
GM:かすり傷であっても、重力を操る魔眼の力はかかる。樋浦はのしかかる重力に一瞬動きを鈍らせ、
GM:次の瞬間、それを振りほどいて、逢坂を全力で殴り飛ばした!
樋浦彼方:「ははは、危ない、危ない。一応名前を訊いておこうかな?」
逢坂 夕:<魔眼槍>でそれを防ぎつつのけ反り、向き直る。 ※以降<魔眼槍>をゲイボルグって書きますねw
逢坂 夕:「よく避けましたね。私の中だとあなたの頭は足元の予定だったのですが」
樋浦彼方:「神さまを信じて無くても、死者は敬った方がいいと思うんだけれどなあ」
GM:と、樋浦の視線が一瞬君を逸れる。さっき墓参り? をしていた墓の方に、戦闘の余波が行かないか気にしているのかもしれない。
逢坂 夕:「! ……まだいうか」
GM:加害者(FH)がほざくだけあって、神経逆撫でまくりですな>死者を敬え
GM:名前は教えなくてよろしいので?
逢坂 夕:はい、ふざけたことぬかす奴に名など教えるだけ無駄だと思っております。たぶん
GM:了解。
樋浦彼方:(肩をすくめて)「……つれない子だなあ。そのつもりなら、俺はもう帰らせてもらうよ」
GM:というわけで、樋浦は《神出鬼没》で退場! まばたきする間に、逢坂の前から消え去る。
逢坂 夕:ゲイボルグを直して 次は殺すと思う反面底の見えない力に少し恐怖した。
GM:霊園について何か確認するものとかないかな?
逢坂 夕:両親の墓を第一に確認して、周りも見回します。
GM:樋浦が佇んでいた墓の場所も分かるよ(ノイマン記憶力)
逢坂 夕:お、ならば確認いたします
GM:丁寧に掃除され、綺麗に花が供えられており、強い哀悼の念が感じられる。墓に刻まれた名前は『高瀬』だ。
GM:あとは管理人さんとかがいるかもね、霊園の
逢坂 夕:名前を確認した上で管理人さんにあいさつします。
GM:(……ワーディングで管理人が気絶してる可能性を思い出した)
逢坂 夕:あっ……
夜皇 美紅:(人祓い的な何かだったと思えば……!)
GM:い、いや、管理人さんはうたた寝していたので、ワーディングもその影響だと思い、君が来ると目を覚ます!
GM:ちなみに、毎月両親の墓参りに来てるなら、君は管理人さんとは顔見知りかもしれない。
逢坂 夕:お茶菓子とか持ってていいのでしょうか?w
GM:どうぞ。さきの戦闘で振り回しすぎてないなら、まあ、大丈夫じゃないですかね。
逢坂 夕:ではw
管理人:「おや~、夕ちゃん、今月も来たんだねえ~」(ワーディングの影響で戦闘のことはまったく気づいていない)
逢坂 夕:「はい、時間ができましたし、月一くらいは」と先ほどとは裏腹に笑顔で
管理人:「アルバイトが大変らしいって聞くけど、元気そうで良かったよ(にこにこにこ」
逢坂 夕:「なかなかシフトハードですけど、何とかなりますよ」
逢坂 夕:「あ、これつまらないものですけど!」と少し照れ隠ししつつ
管理人:「そうかそうか。ああ、いつもありがとな。お茶入れるから、一緒に食べてくかい?」
逢坂 夕:「え、あぁいえ これから用事が入りましたので どうぞどうぞお構いなく」
管理人:「そうか……夕ちゃん、体だけはほんと、大事になあ」
逢坂 夕:「あ、ありがとうございます。 大丈夫です ではまた来月にはまた来ます。」
管理人:「うん、うん、……そうか。なんか夕ちゃん、今日はいつもと違って、思い詰めた顔に見えてなあ」
管理人:「なんかあったんじゃねえかって、心配になっただよ」
逢坂 夕:一瞬はっとなってさっきのことを思いつつ 「大丈夫です。うまく言えませんが、うまく行きそうなんです。」と笑顔で
GM:そんな感じで、君は管理人さんとひとしきり話し込んだ。
逢坂 夕:「私の心配ばかりでなく自分のお体も大切にしてくださいね では」と別れを
GM:管理人は、すぐ傍で超人同士のぶつかり合いがあったことなどまったく知らぬまま、にこやかに手を振っていた。
GM:君に、ジャーム収容施設を襲撃したFHへの対処として、護送部隊編成に加わるよう通達があったのは、それからしばらくしてのことだった。
GM:特に演出などもう無ければ、シナリオロイス取得の処理をした上で、シーンカットとしたいと思います。
逢坂 夕:シナリオロイスはそのままの感情でPを表で
GM:ほう敵愾心ではないとは意外(いやどっちでもそれなりに合いますが、ロール見てると)
GM:ではシーンカット。
GM
GM:◆シーン4◆
GM:シーンプレイヤー:天田流人
GM
天田流人:はいな
GM:君が通う市立竹露高校は十年前の惨劇絡みで、UGNのチルドレンやイリーガルが多数在籍している学校だ。
GM:とはいえ、学生のほとんどは非オーヴァードで占められており、廊下でおおっぴらにレネゲイド絡みの話題を出すようなことは出来ない。
GM:君の場合は、何人かの顔見知りのオーヴァードとそういう話を交わすこともある。
GM:ある日の放課後、君はそんな友人の一人、佐久間霧香と他愛もない話をしていた。
佐久間霧香:「ねえ、天田さんは、将来の夢とかありますか?」
GM:※この高校は自由な校風なので、霧香は着物で通っています。
天田流人:「夢、ねえ……いや、今んとこ、これといってはないかな」
佐久間霧香:「ふふ、それじゃあ今から、どんな夢でも追いかけられますね! 若人の特権ですよ」
天田流人:「ちぇ、年寄りみたいなこと言いやがる。 ……そー言う佐久間は、何か夢があるのかよ?」
佐久間霧香:「んまっ、年寄りなんてヒドイ。……私ですか? 自分の研究を完成させる、です」
佐久間霧香:「……天田さんも知っているでしょう、十年前の事件。あの時、たくさんの人がジャームになり、またジャームに殺されました」
佐久間霧香:「私の家族は、その時は無事でしたが、とても恐ろしくて……今でも、朝起きたら、また十年前に戻ってるんじゃないかって、不安になります」
佐久間霧香:だから、時間を巻き戻させない。私は私自身とこの竹露を前に進めさせるため、あの時の呪いを根絶する。それが私の、夢、です」
天田流人:「そっか。 ……強いんだな、佐久間」
佐久間霧香:(赤くなる)
天田流人:「ジャームをどうにかするんだっけ。オレは詳しくはわかんねーけど、応援するぜ」
佐久間霧香:「理論はもう完成してるんです。今度、支部長に実験の許可をもらいに行くんですよ!」霧香は楽しみで待ちきれないといった風だ。
GM:……という話をした数日後、いつものように登校し、いつものように朝礼に出た君だが、今日は少し様子が違っていた。
校長:「……では、一分間の黙祷」
GM:ここの生徒が、昨晩事故で亡くなったらしい。周囲のクラスメイトは、やれ呪いだ薬物だと噂しているが、それも無理はないだろう。
GM:転校、入院など、UGNは情報操作で出来るだけ穏便に済ませようとしているが、毎年生徒が数人行方不明になったり、死んだりするのがここの常なのだから。
GM:そのほとんどがジャーム化、あるいはジャームに襲われたためだと、君は知っている。
天田流人:(”あいつ”も、そうだったしな)
GM:同時に、君のもとにも、UGNの施設をFHエージェントが襲撃している、というニュースが届いていた。これは近々、お呼びがかかるかもしれない。
GM:さて、人気がないタイミングを見計らって、佐久間霧香が話しかけてきた。
佐久間霧香:「天田さん、ちょっとよろしいですか?」
天田流人:「おう。どーした?」
佐久間霧香:「UGNから、あなたに頼みたいことがあるそうです。私からも個人的にお願いしたい件なのですが……」
佐久間霧香:「近頃、FHがこの町で不穏な動きをしているようです。UGNはもちろんそれに対処するため動いていますが、私の研究も大詰めを迎えました」
GM:と、霧香は雨月総合病院(ホワイトハンド竹露市支部)から研究所への、ジャーム護送部隊の件を君に話す。夜皇支部長の許可は取り付けた直後だ。
佐久間霧香:「当然、そこへ彼らの襲撃が起こる可能性が高いです。そのため、天田さんにも護衛と迎撃をお願いしたのですが、いかがですか? ご迷惑でしょうか?」
天田流人:「いーぜ」あっさり承諾
佐久間霧香:「か、軽……っ」
佐久間霧香:「大丈夫ですか? 敵はオーヴァードで……おそらくジャームも兵隊にしていて……血が出たり、死ぬかもしれないんですよ?」
天田流人:「大人のエージェント共は、あんま詳しく知らねーけど、手が空かねーんだろ? それに……」
天田流人:「放っとけねーよ、いまさら」
佐久間霧香:「天田さん……」ぎゅ、と霧香は自分の両手を握り締める。感激してるようだ。
天田流人:「どーでもいいけど、いい加減さん付けはやめてくんね? なんか、むず痒いぜ」
佐久間霧香:「え、で、でも、天田、では失礼ですし……。おじいさまに叱られます」
佐久間霧香:「さん付けは、私にとって親愛の表れだったのですが」
天田流人:「……ま、無理には止めねーけど。まあいいや、それよか仕事だよな」
佐久間霧香:「あっ、は、はい!」
天田流人:「オレ頭弱いからよくわかんねーんだけど、要は護衛? すりゃいいんだっけ?」
佐久間霧香:「ええ、深夜に病院地下の施設から、ジャームと、ジャーム予備軍を搬入しますので……まあ、詳しいことは、支部で説明されると思います」
天田流人:「あいよ。じゃー久々に支部長サンの顔でも拝みに行きますか」
佐久間霧香:「はい。支部長さん、どんなに忙しくてもテンション変わらないから、心配になっちゃって……天田さんも、顔を合わせたら元気づけてあげてくださいね!」
GM:というわけで、君たちは支部に向かった。
GM:特に演出がなければ、シナリオロイスを取得して、シーンカットとなる。
天田流人:ほい、では●尽力/不安で
GM:それでは、シーンカット。
GM:--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
GM:◆ミドルフェイズ◆
GM:本シナリオは、PE掲載の「シナリオクラフト」を参考に設計されております。
GM:そのため、次からの情報収拾はリサーチイベントとして、固定のイベント発生→イベント終了→情報&購入判定+ロイス取得、という処理を4シーンほど行います。
GM:ランダムなイベントは特にありません。ミドルが一巡してまだ調べてないことややりたいことがあったら、自由にシーンに登場してもらって、行動してもらいます。
GM:まあ下二行は前回も言った気がしますが、これこれこういうことなのでご勘弁を、ということで。
GM:では合流のシーンとなります。PCは全員登場し、侵食率を上げてください。
逢坂 夕:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 2[2]+36 → 38

夜皇 美紅:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 2[2]+43 → 45

小鳥遊美依菜:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 8[8]+44 → 52

天田流人:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 7[7]+33 → 40

夜皇 美紅:いつも通りの、にちじょう、と。
GM:小鳥遊さんはさすがでかいな
小鳥遊美依菜:いや、ライフパスをあえてMAXで選んだからね。
GM:何が何でも100%持って行く感じですか
夜皇 美紅:あ、後、システム宣言。≪血の絆≫≪赤色の従者≫させといてください、侵食+8。
GM:どぞ
夜皇 美紅:※従者一人、データ的にもシーン終了までいるようになりました。45→53。
小鳥遊美依菜:シーンプレイヤーは誰にします?
GM:強いて言えばPC1ですかね?(次のミドルもPC1になっちゃうけど)
GM:竹露市慰霊美術館
GM:この美術館は、十年前の災厄から一年後、犠牲者や被災者の慰霊と鎮魂を願って創られたアートの数々を展示するため、建てられた建物であった。
GM:現在は慰霊にこだわらぬ現代美術など、幅広いアートを展示しているが、その実態はUGNの竹露市支部である。
小鳥遊美依菜:。o(それならしぶちょーにすれば?
GM:(そうですね)ではシーンプレイヤー:夜皇美紅
GM:関係者立ち入り禁止のオフィス――支部長・夜皇美紅のオフィスに、君たちは勢揃いしている。
GM:集まった目的は、もちろん『雨月総合病院(ホワイトハンド竹露支部)から、市郊外へのジャーム護送任務について』です。
佐久間霧香:「えっと……みなさん、何かご質問とかありますか?」
GM:あ、逢坂さんが霊園で樋浦とエンカウントした件については、既に夜皇さんに報告が行ってる感じでお願いします(時系列がそんな感じ)
逢坂 夕:はい
夜皇 美紅:概要を、カクカクシカジカ。
夜皇 美紅:「――と、言うことで。総合病院からの護送任務の依頼と、なります。概略は先ほど端末に飛ばしたものを参照に。予測される危険と報告があったエージェントも合わせてあります。そこからの、報酬予定もそちらに」
夜皇 美紅:だいたい概略はスマフォに転送したファイルにまとめたので目を通してくれ、とも言います。口頭大変。
GM:合理的なようだが、そこが手抜きとか罵られる感じですね、支部長w
夜皇 美紅:いぇす!
逢坂 夕:「了解しました。」と淡々に
GM:ちなみに作戦開始時間は、深夜27:00を予定しているので、皆さんはそれまでに情報収拾や装備品の用意(購入)を行うこととなります。
小鳥遊美依菜:「えー、また徹夜~?」
GM:わあカワイイ(立ち絵)
逢坂 夕:(全然屍人じゃない!!w)
天田流人:「だいたいわかったっスけど、横道に逸れそうな質問いいっスか?」
夜皇 美紅:どうぞ、と促すしぐさ。
佐久間霧香:「時間はありますから、それまでに仮眠など取っていただければ……あ、はいっ、天田さん」
天田流人:「そもそも、FHってなんで襲撃してくるんでしたっけ」
佐久間霧香:「これまでの襲撃では、彼らは戦闘力の高いジャームの個体を、優先的に確保していますね。兵隊集めか、それとも何かの実験に使うのか、という推測がある程度です」
佐久間霧香:「まあ、襲撃してくる理由は『ほぼ不明』ということですが」
夜皇 美紅:「……」ひと拍、ふた拍。
夜皇 美紅:「ですので、彼らの目的まではわかりません。ジャーム予備軍・ジャーム収容所を立て続けに襲撃している、というところまでは分かっています」
佐久間霧香:「ので、今回の護送任務も、対処療法でしかないです。……すみません」
GM:まあ上の方としては、霧香の実験(研究の完成)を邪魔されたくない&目的がなんであれFH始末しておけ、ってことなんですな。
夜皇 美紅:上だしね……。
GM:彼らが何を目的にして襲撃を繰り返しているのか、それは情報収拾の中で明らかになるでしょう……。
逢坂 夕:「では、質問ではないのだけども。佐久間さんが今回の実験の責任者ですか?」
佐久間霧香:「はい、その通りです。私が開発した〝スタビラリティ・レネゲイド〟は、言ってみれば、十年前にバラ撒かれた〝ショート・トランス。レネゲイド〟のカウンターですから」
佐久間霧香:「十年前の被害者であれば、ある程度効果を及ぼすはずです……理論上は」
逢坂 夕:「そうですか、私は個人的には反対なの、その実験。理論上なだけで確実ではないから」
佐久間霧香:霧香は少し怯むが、力強い瞳で君を見る。「そう言われるのも、覚悟の上です」
逢坂 夕:「それに、私事なのは分かってるけど実験体の中には妹もいる」
佐久間霧香:「……ッ」眼鏡の下、霧香の瞳が少し、揺れた。
逢坂 夕:「護送の件は任務だから組織の決定だからもちろん動くわ」
佐久間霧香:「ありがとうございます。それで、逢坂さん。……妹さんは、ジャーム、なのですか?」ためらいがちに、そう訊ねた。
小鳥遊美依菜:「ねーねー」
逢坂 夕:「いいえ、レネゲイドの感傷を受けてから意識は戻らず、反植物状態よ。今のところはジャームではないわ」
小鳥遊美依菜:「それって、私達聞いても良かったの?」夕の方を見ながら
佐久間霧香:「……あっ」
逢坂 夕:「別に隠すことではないからね」
小鳥遊美依菜:「それならいいけどね」
佐久間霧香:「す、すみません。今のは私が無神経でした。……でもっ」
逢坂 夕:「別に責めているわけではないわ。あなたはあなたの思いがあるはずだから」
佐久間霧香:「逢坂さん、私はこの研究にずっと懸けてきました。私にも、救いたい人がいる。そのためにも、この実験で、あなたの妹さんを治します!」
GM:ちなみに、竹露にバラ撒かれたショートレネゲイドは、人間にしか感染しないので、動物などのEXジャームは特に増えてはいない。
GM:手間がはぶけるといえばそうなのだが、動物実験とかは難しかったのだ。
小鳥遊美依菜:。o(言い切っちゃったよ、この娘)
逢坂 夕:「私も任務は全力を尽くすわ。あなたはあなたで実験を成功させて」
佐久間霧香:「はい! 雨が降ろうが、血が降ろうが、晴れようが、私はかならずやこの実験を成功させてみせます!!」霧香の目は、真摯な輝きを帯びて、爛々と燃えていた。
逢坂 夕:「その言葉が聞けたなら任せておくわ」その目に答えるように
天田流人:「ジャームになってから殺す、じゃあ辛いもんな。オレからも頼んだぜ」
夜皇 美紅:それとは対照的に淡々と。「特にほかに質問がなければ、時間まで解散で」
GM:特に演出や質問などないですかね? 霧香からはだいたい以上です。
夜皇 美紅:かたり、席を立って。スマフォで報告書確認しながらパタパタ。時間まで自由にといいつつ自分は仕事。目的なり襲撃者なりの裏付け情報はいる。
夜皇 美紅:――あと、子どもたちの救命衣も。
夜皇 美紅:システム的にOKでしたら”UGNボディアーマー”調達します、従者で。情報は開示されてないのでまだできないとして。
GM:あーそうか……これもうミドルだから判定自体は出来るんでしたな。シナリオ技能配布したいので、次回からのつもりでしたが
夜皇 美紅:別に情報判定とかからの解禁でいいですよ! 描写的には子供たちの防具くらいは準備しようで動き出すだけなので!
GM:情報判定は次回からで、購入判定のみでお願いしておきたいです。
小鳥遊美依菜:「そういえば、移動方法ってなんだっけ?」美紅の方を見ながら
夜皇 美紅:移動方法ってなんでしたっけ、GM。
GM:移動方法ですが、護送部隊は専用の護送車とかありますね。えーとほらハマー的な……まあハマーでいいや!>軍用4WD(IC83)
夜皇 美紅:ひと拍置いてから「護送車で」と、一言。小鳥遊さんに返しました。
小鳥遊美依菜:「りょーかい、誰かが運転してくれるのかな?」
小鳥遊美依菜:「それともしぶちょー運転するの?」
夜皇 美紅:「多分、私。手が足りないから」
GM:運転自体はNPCがやる感じです(ジャーム詰めてる車両はまた形が違うかも)
GM:ただ戦闘時、技能持ってる方が宣言すれば、轢き逃げアタックも可能です。
GM:……誰も運転出来ないな(二輪しかない)
夜皇 美紅:2輪はいるけど4輪はいないんですよねえ……いっそ2輪も準備すべきか。
GM:そんなに資金あるんですか、支部長w
夜皇 美紅:あるわきゃない。
GM:デスヨネー
夜皇 美紅:モルフェウスじゃないですからね!
GM:まあ普通に車外で殴り合いですかね、それだと
小鳥遊美依菜:え? 二輪要る?
GM:ヴィークルモーフィングは浪漫だよ!
夜皇 美紅:描写的なあれこれそれなので支部として準備は無茶ってだけですね!
夜皇 美紅:※欲しいって言われたらバイククラスなら準備はいけるけど、いのちのが大事。
小鳥遊美依菜:じゃあ、無しでいいか。
GM:必要なのはまあぼでーあーまーと、応急セットですな
夜皇 美紅:あまって よゆう あったら ね。
GM:OPで小鳥遊さんが直接受けてるから言っておきますが、《蝕む赤》があるんで、対BCスーツ購入もありですよ(ニッコリ
小鳥遊美依菜:買えるけどヤダ。
GM:あっさり!
GM:ま、まあ欲しいと思った方がゲットするなりなんなりしてくれればいいので
小鳥遊美依菜:まあ、購入判定は次からでもいい? やるならこっちもやろうかと思ってたけど>美紅
夜皇 美紅:次からでいいですよ、描写にしはじめたよってだけなので!
GM:他に交流とか演出とか相談なければ、購入は次シーンからで、PC間ロイスを取っていただこうかと思いますー
小鳥遊美依菜:了解。
夜皇 美紅:(従者出させてもらっただけありがたいとこです)
GM:それでは、PC1→2→3→4の順でロイスを取得して下さい。
天田流人:とりあえず感情表ふってみていいすか
GM:どぞー
小鳥遊美依菜:試し! 2d100
小鳥遊美依菜:2d100
DoubleCross : (2D100) → 63[61,2] → 63

天田流人:ET 逢坂さんに
DoubleCross : 感情表(72-2) → ○執着(しゅうちゃく) - 食傷(しょくしょう)

天田流人:お、おう……
GM:学校で普段絡んでたりするんですかねw
夜皇 美紅:ET 小鳥遊さんに(振るだけ振ろう
DoubleCross : 感情表(70-56) → 信頼(しんらい) - ○憎悪(ぞうお)

GM:ひいい
夜皇 美紅:憎悪、憎悪。まあ思いもつくけれど……憎悪……。
小鳥遊美依菜:便利な機能があるのね……幸福感と食傷か後者だけ何かに変えよう
GM:感情表はR&Cだから選び直してもいいのよ……
GM:orか
逢坂 夕:うわぁこれは振るしかない
天田流人:ロールしてチョイスせよ
夜皇 美紅:ノリ! 流れ! そのあとで変化!
GM:そうですね、後で変えるって手もありますな
逢坂 夕:2d100
DoubleCross : (2D100) → 48[25,23] → 48

逢坂 夕:慈愛 恐怖ww
夜皇 美紅:と、いうことで。<預かり子:小鳥遊美依菜:信頼/【食傷】>、かな。
小鳥遊美依菜:みーなから流人へは
 流ちゃん:天田流人 ■幸福感/□不安で

GM:癒やされる感じなのかなw>幸福感
小鳥遊美依菜:霧香とセットで見ると、癒される。
天田流人:●執着/食傷でいいかな。身近な人にジャーム化の心配ってことで気にはなるけど、「またジャームか」的な気持ちもちょっとある感じで
GM:ああ、それは確かに>またジャームか
GM:霧香の実験が成功すれば、スタビラリティを雨月の予防接種とかで市内にバラ撒いていくので、まあ減るには減るでしょうが
GM:それにはまず、目の前の脅威(FH)を取り除かねばならいのだ……果たして奴らの目的とは!
GM:というわけで、全員ロイスも取得されたということで、シーンカットです。
GM
GM:◆シーン2◆
GM
GM:それでは情報収拾(リサーチイベント)の開始です。今回はシナリオ専用技能として、全員に〈情報:竹露市〉1が配布されます。適当な所にメモって下さい。
夜皇 美紅:(でも従者使いにはあんまり関係は……(メモりは、する)
GM:また、情報収拾シーンはシーンプレイヤーを指定しますが、登場しないと情報と購入の判定が行えないので、呼ばれた人以外も、何かしら理由をつけて登場して下さい。
GM:シーンプレイヤー:天田流人
GM:さあ侵食率を上げるがよい
天田流人:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 5[5]+40 → 45

GM:さて、支部でのミーティングを終えた君に、霧香が話しかけてくる。
佐久間霧香:「ふう、何だか緊張してきました。……いよいよですね」
佐久間霧香:「あの、天田さん、せっかくですから、私と喫茶店にでも行って、羽根を伸ばしませんか? 少し遠いけれど、行きつけの所があるんです」
天田流人:時間的にはまだ余裕なんでしたっけ
小鳥遊美依菜:2700からだから、喫茶店が空いてる時間なら余裕なのでは?
GM:これから情報収拾で色々イベント挟みますしね! 時間には余裕を取ったミーティングだったのだ!
夜皇 美紅:GM、情報項目。自由に調べろ! だったら別だけどっ。
GM:いや、それはシーン中のイベントが終わってから、まとめて出すつもりだったんですが
GM:シーン開始→固定のイベント→情報&購入判定、という設計にしてました
夜皇 美紅:なるほど、ならばそれでっ。失礼をーっ。
天田流人:「そーだなあ……特にやることは考えてなかったし、オレはいいぜ」
GM:このシーンの場合、霧香と一緒にお茶しに行く、です。一緒にお茶したい(そして情報とか判定したい)人は、登場して下さい。
GM:ふふふ、誰も出なければ天田くんが早速霧香ちゃんとデートするぞ!
夜皇 美紅:シーン外で業務かつ収集。
GM:おいっす
GM:誰もついてこないなら、二人で行っていただきましょう……いいのね?
小鳥遊美依菜:じゃあ、その喫茶店に帽子かぶって伊達メガネ掛けて新聞広げて居ます。こっそり見てる感じで (超怪しい
小鳥遊美依菜:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 1[1]+52 → 53

GM:それでは、竹露サンブリッジタワー。十年前に市のシンボルとして建てられたが、直後に例の惨劇によって打撃を受け、多くのテナントが撤退してしまった。
GM:現在では「竹露サンブリッジホテル」の各施設および土産物店、公衆浴場、銀行ATM、パンケーキ店、ドラッグストア、100円ショップに手芸店にと、様々なテナントが戻って来ており、地道ながら継続的な客入りが見込めているようだ。
GM:惨劇当時の状況を知る者にとっては、復興の目安として見られていた面もある。
GM:ここの最上階は展望台になっており、そこで経営されているカフェ『Bamboo dew』が霧香行きつけのお店なのだと言う。
佐久間霧香:「ほら、素敵でしょう、ここ。竹露市が一望出来るんですよ!」
GM:今日は平日なのであまり客は多くないが、君たちの他にも昼休みのOLらしき女性や、スーツ姿の男が紅茶だったりコーヒーだったりを飲んでいる。
天田流人:「へー! 展望台なんて久しぶりに来たぜ!」wktkしながら入るのさ
ウェイトレス:「いらっしゃいませー。本日のお勧めは、カプチーノとミニケーキセットになります♪」
GM:梅ダッチコーヒー(梅酒漬け梅入り水出しコーヒー)とか、カイザーメランジェ(卵入りコーヒー)などの変わったメニューから、スイーツメニューまでわりと充実している。好きな物を注文しよう。
天田流人:「カプチーノ、ミルク抜きで」
ウェイトレス:「かしこまりましたー」
GM:霧香は抹茶ラテとミニケーキセットを注文した。
天田流人:(スルーされた!?)
GM:(……ミルク抜きカプチーノなんてあるんだ……って一瞬気がつくのが遅れてもうたんや……)
天田流人:ま、まあ、エスプレッソが目的だったのだ。
GM:というわけで、ウェイトレスは本当にミルクを使ってないカプチーノを持って来たぜ
小鳥遊美依菜:「にがっ……」背景には隅っこでアメリカンをブラックですすってるみーなが。
GM:まあそんなこんなで、君たちは展望台からの景色を眺めつつ、しばしリラックスした。
天田流人:「……で、実際どーなんだ」 黒いカプチーノをすすりつつ
佐久間霧香:「はい?」
天田流人:「その、実験て。まさかマジで”実験段階”だったりするのか」
佐久間霧香:「……実験自体は、これが初めてじゃないんです」
佐久間霧香:「ここには、たくさんのジャームがいますから、ジャーム化を兆候がある患者さんに〝まだ臨床段階の治療法〟と説明して、雨月総合病院が治療を実施したんです」
佐久間霧香:「そのほとんどは、その甲斐無く、ジャーム化が進行しただけですが。……これまでは」
天田流人:「今度こそ、ってヤツか?」
佐久間霧香:こくり、と霧香は小さく、そして力強くうなずく。
佐久間霧香:「近年、わずかなりとも成果を上げたのが、私の開発した〝スタビラリティ・レネゲイド〟でした」
佐久間霧香:「実際、ごく初期の患者さんが数人、回復して普通の日常生活を送っています。今はUGNが監視を付けていますが、それもやがて外されるでしょう」
天田流人:「そりゃあ……進歩はしたんだな」
佐久間霧香:霧香は眩しい物でも見るように、展望台の景色に目をやる。
佐久間霧香:「……ね、天田さん。こうして町を眺めていると、もっともっと頑張らなきゃって気になるんです」
佐久間霧香:「この掌に収まってしまいそうな風景の中に、三十万人の日常があって、レネゲイドの力はある日突然それを壊してしまう。そんなの嫌だ、もう、あんな風に心が真っ黒に腫れあがるような思いはしたくない、って」
佐久間霧香:「……天田さんにも。そんな気持ち、あるでしょう?」ぽつり、と
天田流人:「……まーな」
天田流人:「……オレ、理系はさっぱりだから、アレなんだけどよ」
天田流人:「副作用とか、なんて言うんだ。そういう、”少なくとも悪くはならない”っつーのかな。 その辺は、信じていいんだよな?」
佐久間霧香:こくり、とラテを飲み干して。「そうですね……スタビラリティは、とことんまでショートレネゲイドのカウンターに特化しています」
佐久間霧香:「ガン治療に使われる薬品の中で〝分子標的薬〟というものがあります。これはガン細胞を狙い撃ちにする薬で、副作用がとても低いんですよ」
佐久間霧香:「スタビラリティは、いわば、レネゲイド標的薬なんです。まあ、乱暴に言ってしまえば、ワクチンでもいいんですけれど」
天田流人:「よくわかんねーけど、そこは安心していいんだな。 ……なんつーか、その辺、逢坂とかも気にしてるだろーし」
佐久間霧香:口に持って行きかけたカップが、ふと止まる。「逢坂さん、……彼女の気持ち、私も分かります」
佐久間霧香:「私にも、妹がいましたから」
天田流人:「そうなのか?」
佐久間霧香:こくり、とうなずいて。「もう九年前になりますか。私たちは、あの惨劇で、オーヴァードとして覚醒しました。それから、色んな苦労がありましたけれど」
佐久間霧香:「惨劇から一年後、母と妹は行方不明になり、しばらくして、母の遺体だけ見つかりました。おそらくジャームの仕業でしょう」
佐久間霧香:「妹は…………どこでどうしているのか、生きているのか。もしかしたら、ジャームになっていないか。そう思ったら、気が気でなくて」
佐久間霧香:「私ね、元々、妹を助けたくて、この研究を始めんたです」
天田流人:「そっか……だったら、なおさら完成させなきゃだよな」
佐久間霧香:「はい!」霧香は、ひまわりのように、大輪の笑顔を見せる。
佐久間霧香:「だから、……流人さん……守って、下さいね」
天田流人:「おう! ジャームだろうと予備軍だろうと、一人だってFHに渡すかよ!」
GM:てな感じで、君たちは二人の時間を過ごしたのである。
小鳥遊美依菜:。o(あまっ このアメリカン甘いよ)
GM:さて、店を出ようとしたところで、君たちの前の男――店でコーヒーを飲んでいたスーツの兄ちゃんが、ジッポーライターを落っことした。
佐久間霧香:たまたま足元に転がってきたそれを霧香が拾って渡す。「あの、これ。落としましたよ?」
???:「ありがとう。大事なものなんだ」
佐久間霧香:「あら、傷になっているところとかありませんか?」
???:「大丈夫みたいだよ。……ところで、名前を訊いてもいいかな。俺は日山」
佐久間霧香:「日山さんですかー、私は佐久間霧香、と申します」
???:「キリカ。キリカ、ね。やっぱり」
GM:――ズワッ――
小鳥遊美依菜:さて、GM。聞き覚えのある声ではないでしょうか?
GM:もちろん! というか……ワーディングの発生だ! 発生源は、もちろんジッポーライターを落とした男!
佐久間霧香:「あなた……!」
天田流人:「! 下がれ佐久間!」
樋浦彼方:「おや? まいったなあ、こっち側か、キミも」
GM:というわけで、なぜか喫茶にいた樋浦が、霧香を捕まえようと腕を伸ばします!
小鳥遊美依菜:「流ちゃん、霧香ちゃん連れて下がって」変装をとったみーなが間に割り込もうとします。
天田流人:二重に割り込みたい
GM:樋浦 天田 小鳥遊 佐久間 ぐらいの並び順かな?
天田流人:ほい
小鳥遊美依菜:個人的には、とっととヒロイン連れて逃げて欲しかったんだけど、まあそれでもいいか。>並び
GM:演出でそこそこやりあったら撤退する感じだけど、どうするね
天田流人:迷わずナックルダスター装着
小鳥遊美依菜:「ジ・エンドね。今はたっぷり寝た後だから、全力で行くわよ?」
天田流人:「知ってんのかよ、こいつ」
小鳥遊美依菜:「しぶちょーからの情報見なかった?」
GM:あ、ミーティングで一応説明行ったかなーと想像してましたが、気づいてないならないでまあ>樋浦
樋浦彼方:「どーも、パブリック・エネミーです」
天田流人:「つまり敵かァーッ!」とりあえずパンチ
樋浦彼方:「そうだよ、よろしくね」と言いつつ、物凄い握力で天田の拳を受け止める!
小鳥遊美依菜:「流ちゃんは霧香ちゃんの側に居てよ! 私がやるわ!!」と言って影を纏ってPPK。
樋浦彼方:「ははは、二対一か、いいね。かかってこい」まったく覇気のない挑発だ。
天田流人:「この状況で! 引き下がるかっつー、のっ!」 言いつつバックステップ退避
GM:では、樋浦は燃える拳で小鳥遊のP(パンチ)P(パンチ)K(キック)を的確に捌いていく!
樋浦彼方:「じゃ、こっちの番かな」
小鳥遊美依菜:「くぅー、その余裕顔、む・か・つ・くー!!」
天田流人:「佐久間! 逃げれっか!?」
佐久間霧香:霧香は腰が抜けたということもなく、気丈に立っている。
佐久間霧香:「FHエージェント……、い、いったい何が目的で……」
GM:燃える炎の腕が、天田に向かって飛ぶ!
GM:(データ的には伸縮腕だが、演出はフレイムタンだと思って欲しい)(EAエフェクトだから積めなかったんや)
天田流人:「どわっ!?」 では後ろに気を向けた隙に一撃もらっとこう
樋浦彼方:「守りたい者がいるなら、きちんと守り抜くんだね、UGN」
小鳥遊美依菜:「霧香ちゃん、流ちゃん連れて逃げて!!」ここで発想の転換。
佐久間霧香:「あっ、ええっと……はい!」と、天田の腕をひっぱる!
天田流人:「なーんちゃっ……って、えー!?」何がしかの奥の手を使うつもりだったらしい
小鳥遊美依菜:「良し、あんたは此処で私の相手、OK?」霧香の動きを見た後、ジ・エンドを見据える。
樋浦彼方:「うーん、守る側と守られる側を見間違えたかな……?」ちょっと困惑してる。
天田流人:霧香を振り払うわけにもいかなくて、なんかそのまま引っ張られる
小鳥遊美依菜:「しゅっ、しゅっ」素人ぽい動きのジャブで牽制してる。
樋浦彼方:(ゆらーんゆらーんとやる気のない動きでそれを避けてる)
小鳥遊美依菜:「こんのー!! 当たりなさいよ、自分から!!」
樋浦彼方:「いやあカバーリング対象がいるならそうするんだけれど」
小鳥遊美依菜:「その辺の空気を庇えばいいじゃない!!」
樋浦彼方:「うん。君に申し訳ないから、むしろ当てに行こうか」という訳で、殴りかかるぞ!
小鳥遊美依菜:「え、うきゃ!?」後ろに吹っ飛ぶが倒れない。
GM:だが、小鳥遊が体制を崩したわずかな隙に……
GM:樋浦は、その場から忽然と消えていた(《神出鬼没》発動)
小鳥遊美依菜:「あー、逃げたー!!」
天田流人:「だー! そろそろ離せ! 歩けるから!ひとりで歩けるから!!」場外にて
GM:時間が経てば、ぶっ倒れていたウェイトレスや他の少ない客なんかも、ワーディングから復活するだろう
GM:あと天田たちは多分支払いを済ませてるけれど、小鳥遊さんはまだなんじゃないかな……(樋浦も済ませてます、実は)
小鳥遊美依菜:「あー、もうこの体気に入ってるのにー!!」と埃を払い落とし、元の席に戻る。
GM:そのまま飲むんですかw(まだアメリカン残ってたのね)
GM:まあそんなこんなのドタバタがあったが、いくばくかの得るものはあった……かもしれない。
GM:というわけで、シーンに登場した天田・小鳥遊で情報判定・購入判定のお時間です。演出はOK?
天田流人:演出はないけどロイス取りたいっす
GM:どうぞどうぞ
小鳥遊美依菜:「はあ、何処行ったかわかんないし、もう一杯飲む!」と言いながらウェイトレスさん呼んで
天田流人:ET 樋浦に
DoubleCross : 感情表(18-87) → ○連帯感(れんたいかん) - 不快感(ふかいかん)

ウェイトレス:「う、うーん、寝不足なのかしら……? あっはーい、なんでしょうー?」
小鳥遊美依菜:「【カレイドスコープが預かり物を取りに来たわ】」という演出で購入判定を試みたいです。
小鳥遊美依菜:店のバックヤードに取りに行く感じで。
《オリジン:レジェンド》から《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》で判定。

GM:何をゲットします?
小鳥遊美依菜:手配師を使用し、アンチマテリアルライフルにチャレンジ。
GM:おおう、殺意の高まりを感じる
小鳥遊美依菜:目標値35
小鳥遊美依菜:7dx+4@8
DoubleCross : (7R10+4[8]) → 10[1,1,3,6,6,9,10]+6[2,6]+4 → 20

小鳥遊美依菜:侵蝕率53→61
GM:次回に期待しましょう。まだ慌てる時間ではない。
GM:さて、購入は情報を調べてからでも出来るので、調べられる項目を出しますよー
GM:◆情報項目◆
■〝ジ・エンド〟樋浦彼方について 〈情報:裏社会〉〈情報:UGN〉 目標値7
■血天魔女(ブラッディウェザー)について 〈情報:裏社会〉〈情報:UGN〉 目標値8(15)
■佐久間霧香について 〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉 目標値6
■高瀬家について 〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉 目標値8
■十年前の事件について 〈情報:竹露市〉〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉〈知識:レネゲイド〉 目標値6(10)

GM:見づらい場合は共有メモを参照して下さい
小鳥遊美依菜:流人からどうぞ?
GM:()内の数字を出すと、より上位の情報が明かされます。
天田流人:ひとまず■佐久間霧香について 〈情報:噂話〉で
夜皇 美紅:。○(知識:竹露はさすがに使えないか)
GM:そういえば……(まあ過去の惨劇とかで使える気もしますが)
夜皇 美紅:。○(うん、過去の方で使えないかな、でしたね。まあこのターンは関係ないので、進めて進めて!!)
天田流人:噂好きの友人も投入しますかね
GM:目標値6はそんな高くないほうですが、まあ
夜皇 美紅:あとサラウンドレポートもどうぞ、1Dだけど。
GM:まあ天田くんの技能に対応してる情報項目は二つだけですしね
天田流人:では計4dで
天田流人:4dx+2 きっと一緒にいたところを友人に見られて茶化される感じ
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 10[1,3,4,10]+8[8]+2 → 20

夜皇 美紅:すごく ちゃかされて いる
天田流人:回ってるゥ
GM:問題無く解禁。まあ大したこと情報もないんですが。
GM:■佐久間霧香について
 ノイマン/ソラリスのオーヴァード、UGN所属の研究者。アールラボへの転属も勧められた才媛だが、それを断って故郷の竹露市で自らの研究を続けている。
 彼女もまた十年前の惨劇で覚醒したオーヴァードであり、それが元で親元を離れざるを得なかった。
 双子の姉妹がいるが、現在行方不明であり、彼女のことを案じている。

GM:……とまあ、あまり目新しい話はないですな(ごめんよ)
GM:解禁された情報は、共有メモに追加されますので、後の参照にもどうぞ
小鳥遊美依菜:では此方は
■〝ジ・エンド〟樋浦彼方について 〈情報:裏社会〉〈情報:UGN〉 目標値7
を〈情報:UGN〉で

小鳥遊美依菜:3dx+1@10
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[3,5,8]+1 → 9

GM:無事解禁されました
GM:■〝ジ・エンド〟樋浦彼方について
 エグザイル/サラマンダーのFHエージェント。覇気のない外見で虚無的な男だが、腕だけは確かという厄介な存在。UGNのプロファイルではジャームとして登録されている。
 セルリーダーや幹部などの護衛についてる姿が多く目撃されていることから、ヘルズウォール(※)の可能性が高い。
 竹露市で複数の目撃情報があり、何らかの狙いを持って活動を開始していることは間違いない。また〝血天魔女〟と同行しているようだ。
※ヘルズウォール(UG:P37)
 セルリーダーや幹部の護衛を担当するエージェント。樋浦彼方は数々の刺客の前に立ちはだかり、その目的を阻んできたようだ。
 ゲーム的には、《破壊の爪》《骨の剣》など、素手のデータを変更するエフェクトと組み合わせることで、ガード値を+【肉体】する。

GM:なお「ジャーム扱い」はDロイス:不死者の効果です(ゲーム的にはPC側に何の有利も不利も発生しないので出す)
小鳥遊美依菜:では、それを共有しておいて終了。
GM:ふふふ、あまり大したことは分かっていませんが、徐々に新たな項目やらなんやらで何か分かるはずなのである……
GM:天田くんは購入とかないですか?
天田流人:購入はパスで(ぱっと思いつくものがなかった
GM:了解。それでは、シーンカットします。
GM
GM:◆シーン3◆
GM:シーンプレイヤー:逢坂夕
GM
逢坂 夕:1d10+38 シーンイン!
DoubleCross : (1D10+38) → 4[4]+38 → 42

GM:さて、君が情報収拾のため街中を走り回っていると、目の前の交差点で交通事故が起こる。どうやら、女性が轢かれたようだ。
ウェイトレス:「う……ううっ……」
GM:逢坂さんは前シーンにいなかったので知らないかもですが、彼女は喫茶『Bamboo dew』のウェイトレスさんだ!
GM:ワーディングのせいで、今日はバイトが早上がりとかになったのでしょう(FHのぷち破壊活動)
逢坂 夕:ありそうですねw
逢坂 夕:警察など来ていないなら駆けつけます!
運転手:「ひゃぁ! 人を轢いちまったよお~」
ウェイトレス:「うう……い、痛い……」
ウェイトレス:「ううう……ううう……っぎいいいいいあああああああ!!」
GM:そして、その体がバキバキと音を立てて変形し、人間離れしたものに変わっていく!
逢坂 夕:!
ウェイトレス:「ぎひっ……ぎひひひひひ!」
GM:ジャーム化だ! 周囲の野次馬から悲鳴が上がる。
野次馬:「化け物だ!」
野次馬:「悪魔憑きだ!」
野次馬:「に、逃げろー!」
GM:とかなんとか言う間もあらばこそ、変貌した彼女は跳ね起き、この場から走り去って行く。凄まじい速度だが、オーヴァードである君なら追いつくことも可能だろう。
GM:もし追いかけるなら、どこか人気の少ない所へ追い詰めて戦うことも出来る。人数が少なくて不安ならば、今から連絡を取れば、他のPCを集められる。
逢坂 夕:一人で追います!
GM:オッケー。では、ジャームは人目を恐れるように、大通りから路地へ、どんどん人気のない所へ進んでいく。
GM:やがて、ジャームが辿り着いたのは、廃工場跡だ。ここなら気兼ねなく戦えるだろう。
GM:さあ、戦闘開始だ!
GM:◆セットアップ◆
GM:こちらは何もなし!
逢坂 夕:なしです!
GM:ほい。えー、ジャームは未エンゲージであります(10m)
GM:マイナーなし。メジャー!
ジャーム:7DX+3 主の右腕+光の弓
DoubleCross : (7R10+3[10]) → 10[1,3,4,4,4,8,10]+10[10]+10[10]+9[9]+3 → 42

GM:なんだこの出目! ドッジかガードどうぞ!
逢坂 夕:ガードでと思ったらゲイボルグがw
GM:あっ武器作成。まあミドルまでには応急セットとか手に入れて回復して下さい(さすがにこの戦闘では死なんでしょう)
GM:こいつは同エンゲージ内に攻撃出来ないから、懐に飛び込めば終わりだぞー!
ジャーム:「イラッシャイマセエエエエエエエエ」
逢坂 夕:リアクション放棄で!w
ジャーム:「ゴッチューモンハッイッカアアアガシマッショオオヲヲカアアアア」
GM:回避ロールすら放棄するというのかw
GM:5D10+8
DoubleCross : (5D10+8) → 26[9,3,1,6,7]+8 → 34

逢坂 夕:42は及ばないですw
GM:ほんとなんだよこの出目!
逢坂 夕:リザレクトですね はい
逢坂 夕:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5

GM:ミドル戦闘すらしてないのに……ミドルの前哨戦っていうか……ただのザコ掃除っていうか……なぜだ
天田流人:高くても低くても侵蝕率がHP
GM:では逢坂さんどうぞ
逢坂 夕:マイナーで戦闘移動
GM:ではエンゲージですな?
逢坂 夕:はい
GM:カモン! イベイジョンは積んでないぞ!
逢坂 夕:メジャーでコンセントレイト コンバットシステム コントロールソート 瞬速の刃
逢坂 夕:11dx+3@8
DoubleCross : (11R10+3[8]) → 10[1,3,3,3,4,5,6,8,9,10,10]+10[5,6,8,8]+4[4,4]+3 → 27

ジャーム:5DX+1 ドッジ!
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 7[2,3,5,6,7]+1 → 8

GM:駄目でした。ほんとさっきの42はなんだったんだ
逢坂 夕:3d10
DoubleCross : (3D10) → 21[10,7,4] → 21

夜皇 美紅:※素手だと-5
逢坂 夕:忘れてました。
GM:装甲3なのでまだ生きてます
ジャーム:「キュアアアアアアア! オキュウリョウタンナイノオオオオオオオオオオ!」
GM:イニシアチブ、そしてセットアップですが、何もないですかね
逢坂 夕:はい
GM:では素手で殴りかかります
GM:2D10
DoubleCross : (2D10) → 8[7,1] → 8

GM:光の弓だと同エンゲージ攻撃出来ないし……(壁際に追い詰められたイメージ)(つまり封鎖)
逢坂 夕:(命中判定をば)
GM:……えと、達成値8です
小鳥遊美依菜:。o(達成値7のパンチってことでOK?
夜皇 美紅:。○(後侵蝕ボーナスで+3個だから、ダイスが3つたりないかな?)
GM:素手が命中0でのってるので
GM:ああー侵食修正忘れてた。でももう振ったからいいや!
GM:リアクションどうぞ!
逢坂 夕:(なるほど)回避で!
逢坂 夕:1dx+1@10
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 5[5]+1 → 6

逢坂 夕:はいw
GM:まあ1Dではね……
GM:1D-5
DoubleCross : (1D6-5) → 4[4]-5 → -1

GM:(低レベルな争いになってしまった)
逢坂 夕:(www)
GM:逢坂さん装甲ないけれど、これもうダメージ出ねえな!
GM:次生きてたら戦闘移動で距離取りたいですが、とりあえず逢坂さんどうぞ!
逢坂 夕:はーい。マイナーで 魔眼槍
逢坂 夕:メジャーで 先ほどのコンボを
逢坂 夕:11dx-1@8
DoubleCross : (11R10-1[8]) → 10[2,2,5,6,6,6,7,8,9,9,9]+10[2,7,7,9]+4[4]-1 → 23

ジャーム:5DX+1 ドッジ!
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 7[1,2,2,4,7]+1 → 8

GM:そりゃ避けられまへん
逢坂 夕:3d10+9
DoubleCross : (3D10+9) → 14[5,7,2]+9 → 23

GM:うむ、戦闘不能だ!
逢坂 夕:よかったw
ジャーム:「ギシャアアアアアアアアアアアアアア!」
ウェイトレス:「……ア……ア……かあ、さん……」
ウェイトレス:「死に……た、く……」ばたり。
逢坂 夕:「ごめんね、あなたは悪くないの」と目を閉じる
GM:まだトドメを刺されてないので、ジャーム/ウェイトレスさんは生きてます。
GM:UGNの方針は「出来る限りジャームは捕獲する(そして施設に収容する)」ですが、どうしますか?
GM:トドメを刺す分には、誰も邪魔する者はいません。
逢坂 夕:では、支部に連絡をします。 ジャームを一体回収願うという感じで
GM:では、君の連絡を受けてホワイトハンドの回収チームがやって来る。目撃者の記憶操作など事後処理も残っているが、まあ、日常茶飯事だ。お疲れ様。
GM:望むなら、この元ウェイトレスにロイスを取ることも可能だ。
逢坂 夕:取ります。
逢坂 夕:感情は尽力/悔悟でPを表
GM:OK
GM:それでは、逢坂さんが街中を走り回って、どんな情報が得られたか判定してみよう。
GM:■血天魔女(ブラッディウェザー)について 〈情報:裏社会〉〈情報:UGN〉 目標値8(15)
■高瀬家について 〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉 目標値8
■十年前の事件について 〈情報:竹露市〉〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉〈知識:レネゲイド〉 目標値6(10)

夜皇 美紅:(あ、戦闘の侵食値あげることとお勧めです。それにより、ダイスボーナスはいりそうだし)
逢坂 夕:(侵食値忘れてました ありがとです)
逢坂 夕:そうですね 高瀬家いきます!
GM:墓場の件があるから、実際調べるにはぴったりな人選
逢坂 夕:情報収集チームをしようします
夜皇 美紅:(“高瀬”は、ジ・エンドがぼやっと見てたお墓の名前、かな)
GM:そうですー
逢坂 夕:では判定行きますねー
GM:カマン!
逢坂 夕:3dx+3@10
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 10[3,10,10]+7[5,7]+3 → 20

GM:まったく問題なく成功だった
逢坂 夕:まわったああああw
GM:■高瀬家について
 高瀬家の家長、高瀬未来(たかせ・みらい)はUGNエージェント〝チェインアンブレラ〟である。
 事件の数年前から妻を病で失い、二人の子どもに支えられて精力的に活動していた。
 性格は高潔というか潔癖な武断派で、十年前の事件で被害をくい止めた功労者である。残念ながら戦死している。
 また、事件の前後に子ども達はFHに誘拐されており、高瀬未来と共に死亡が確認されている。

GM:あ、奥さんが病死した数年前ってのは、例の災厄の数年前ですね
GM:これにより、次回調査から■高瀬家の子ども達 と ■高瀬未来について の情報項目が調査可能になります。
逢坂 夕:これは二段階目で一つの核心に触れそうですね
GM:いやー樋浦さんはそんなところに何しに行ったんでしょうねー
GM:もしかしたら夜皇支部長とは、同じチームだったかもしれません
逢坂 夕:なるほどなるほど
GM:さて、後は購入判定ですが何かありますか
逢坂 夕:うーん いや大丈夫です。
GM:では、ここでシーンカットとなります。なんか思いのほか逢坂さん大活躍だったよ!
逢坂 夕:え、通常運行ですけどもw
GM:まあその調子でいきましょう。次回は戦闘とかないはずなんで。
GM:あ、言い忘れていた忘れた注意事項をば
GM:本シナリオは、PE掲載の「シナリオクラフト」を参考に設計されております。
GM:そのため、次からの情報収拾はリサーチイベントとして、固定のイベント発生→イベント終了→情報&購入判定+ロイス取得、という処理を4シーンほど行います。
GM:ランダムなイベントは特にありません。ミドルが一巡してまだ調べてないことややりたいことがあったら、自由にシーンに登場してもらって、行動してもらいます。
GM:まあ下二行は前回も言った気がしますが、これこれこういうことなのでご勘弁を、ということで。改めて。
GM
GM:◆シーン4◆
GM:シーンプレイヤー:夜皇美紅
GM
GM:さて、夜皇さんが支部にいると、部下が報告を持って来ます。
夜皇 美紅:1d10+53 何はなくとも侵食アップ。
DoubleCross : (1D10+53) → 2[2]+53 → 55

夜皇 美紅:いつも通りのひどい報告ですね、わかります。
UGNエージェントC:「支部長、市内に潜伏していたFHエージェントを一名、拘束いたしました」
夜皇 美紅:(ひどくなかった)
GM:まあぶっちゃけザコエージェントですが、ジ・エンドらとそれなりに接触があったようなので、尋問して情報を吐かせようという話ですね。
夜皇 美紅:「ん……じゃあ、誰かソラリスと、その子連れてきて。自白させて」
夜皇 美紅:なので≪止まらずの舌≫とか≪竹馬の友≫でやっちゃって、なあれでした。
GM:では、部下が君に耳打ちする。
UGNエージェントB:「支部長、今尋問担当の者が遠方にいるので、こちらに来るまで少し時間がかかります。先にこちらで尋問してしまいますか?」
夜皇 美紅:「……」ひと拍。正味考えるまでもなく、なのでひと拍で「おねがい」
夜皇 美紅:(あ、あとGM、システム的に。≪血の絆≫≪赤色の従者≫の人間従者2人目、作っておいてよろしでしょうか?(侵食+8)
GM:(どうぞー)
夜皇 美紅:ではデータ的にも永続的従者(人間おこさま)ができました。侵蝕は55→63。
GM:では尋問室へ。その前に……他にシーンに登場される方、いたらいつでもおいでませ。
逢坂 夕:(はーい)
GM:美術館地下……薄暗い尋問室は、打ちっ放しのコンクリ壁も寒々しい。その中央、椅子に縛り付けられた男がもがいてる。
天田流人:役に立つかはさておき、侵食率稼ぎに出ようかしら
GM:(逢坂さん70行ってたと思うけど大丈夫?)
逢坂 夕:(侵食率マッハなので はいw)
夜皇 美紅:「……」男を見る。「……この子?」
FHエージェントB:「くそーっ! 俺は吐かん、吐かんぞ! バレたらぶっ殺される!」
天田流人:1d10+45 いえあ
DoubleCross : (1D10+45) → 7[7]+45 → 52

GM:まだまだ順調
夜皇 美紅:「……」ひと拍、ふた拍「……吐いても、先方に、ばれなければ、いいのでは……」と、何の気なく、ぽつり。
FHエージェントB:「FHなめんな! 制裁もあれだが俺にだって仁義がある!」
FHエージェントB:「……まあバレたらあの頭のおかしい魔女になぶり殺しだけどよ」
夜皇 美紅:「魔女?」くびかしげ。
GM:血天魔女(ブラッディウェザー)のことですな
夜皇 美紅:あ、うん、大丈夫演じ手も美紅もわかってての動作です、のでっ。
GM:そうか……作中世界だと表記見えてないかもですものね
天田流人:「ふーん」 首筋に手をあてて冷却開始
GM:というわけで、君(たち)は〈交渉〉技能でこいつから情報を引き出せるか試すことが出来る。また、適切と思われるものエフェクトを使用することも出来る。
GM:暴力的質疑応答を行う場合、〈白兵〉を目標値8使うことで、次の〈交渉〉の達成値に+1Dすることも可能だ。もちろん、暴力に訴えなくても良い。
GM:尋問役(〈交渉〉を振る人)を一人に決めて、その他全員で〈白兵〉またはエフェクトを使用することで、効果を累積することも出来る。
GM:ただし、こいつは拘束される際に抵抗してボコボコにされているため、殴りすぎると……つまり〈白兵〉の達成値が累積35を超えると気絶して、尋問は終了だ。
GM:四人全員の判定が一周しても尋問は終了する。交渉の目標値は15。
天田流人:「とりあえず支部長? 交渉の得意そうな人を呼んだ方がよくないっスか」
夜皇 美紅:はあ、面倒だなあ……な顔をしたら、パチン。影から揺らり、2名ほど出て来る。(※シス的には従者の2人ですよ)
夜皇 美紅:「……よろ、しく、聞きだし」と、従者に肩ぽむ。
GM:どっちの技能を使いますか?>従者
夜皇 美紅:ふっつーに交渉するわけ、だ、けど。あれなんですよねえ、パンチなしで15って結構しんどいからなあ。
夜皇 美紅:決めた、切羽詰まったらパンチする。
GM:(説明を読み返し)そうですね、目標値8で〈交渉〉を振ることで、目標値15の時に支援が出来ます。
GM:1.通常判定(交渉) 2.支援判定(白兵) 3.支援判定(交渉)の三種類の選択肢がある
GM:それとは別にエフェクトの支援が
夜皇 美紅:そんなものはなく、ということで片方が支援、片方が交渉します。
夜皇 美紅:支援は“交渉”側です、よ。
GM:了解です。
天田流人:不適切なエフェクトしかないので白兵支援に入るかな
夜皇 美紅:あ、それしようとすると一度手で止めます。
夜皇 美紅:まず交渉から。
GM:了解。支援判定の効果は尋問終了まで累積します。
天田流人:「ちぇー。支部長がオトナで助かったな」
夜皇 美紅:8dx 支援型交渉、ひとりー。
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[1,3,4,6,8,8,9,10]+4[4] → 14

GM:なお、支援判定に支援の効果は載りません(エフェクトは別)
GM:成功。1D10で支援ポイントを決めて下さい。
夜皇 美紅:支援成功
GM:というかほんと、従者ちゃん頼りになるな……
夜皇 美紅:1d10 支援効果。
DoubleCross : (1D10) → 1

GM:Oh……
夜皇 美紅:FHだからなあ……(かりこり)
夜皇 美紅:「あんまり、殴りあい、好きじゃないんですよ、ね。そりゃ……戦わなきゃいけない、は、知ってます、けど……」
FHエージェントB:「従者が尋問たあ、悪趣味なこった」
GM:誘導尋問かなにかにひっかかったことを、誤魔化すように笑いつつ
夜皇 美紅:「んー……≪異能の指先≫で読みだす方が、割と、悪質……どっちも、どっち……かなあ?」
夜皇 美紅:で、あまさんごめんね♪ この状態で判定行きます、交渉、しくじったらごめん、で!
天田流人:らじゃー
GM:目標値15ですね。支援判定入っているから14以上で成功だ。
夜皇 美紅:8dx 悪趣味好きくない、穏便に済ませたいので話してほしい……なあ。
DoubleCross : (8R10[10]) → 9[4,4,6,7,7,7,9,9] → 9

夜皇 美紅:だーめっと。
FHエージェントB:「ひゃははは! 従者が人間のモノマネしてもうまくいくかっつーの!」
GM:というわけで、インタビュゥーのお時間ですな。
夜皇 美紅:「(元気だなあ、と思いつつ)」じゃ、しょうがないから天田君連れていったん上行きましょう。根競べー。
GM:あら、尋問室出ちゃうので?
夜皇 美紅:いったん出ようかな、って。聞けなかったならちょっと間をおいて。
夜皇 美紅:全員雁首そろえる必要性はない、ので。逃げない程度に見てる必要はありますけど。
GM:ほいほい
夜皇 美紅:わんちゃん神出鬼没者が引っ張って出ていくとかありえるけど、そこまでは知らんし知ってられない。
GM:はたして樋浦彼方が引っ張っていくほどの価値ある情報をコイツが握っているのか……それはまだ分からない。
天田流人:「そーいえばこないだ読んだマンガで、捕虜の前でおでんを始めるって拷問があったんスよー」とか言いながら一時退室
夜皇 美紅:「ああ、まあ……お昼ご飯くらいになったら、運んで、そんな感じ、ですか、ね……」てことで休憩室へー。
天田流人:で、ひとまず来てないメンバーに連絡っスかね
夜皇 美紅:「ん……。カレイドスコープなら、だいじょうぶ、だけど……たぶん、グングニルは……って、あ、いない」
GM:(そういえば今天田くんが判定したら、残りは従者存命でステ低下中の支部長しかシーンに登場してないな)
逢坂 夕:(ジャーム輸送してるからそのまま支部に来てもいんでないかな?)
GM:天田くんが支援判定するなら、他の方が途中登場するか、夜皇さんが支援効果受けて登場するかしてもらわないといけませんね
天田流人:またはダメモトで紳士的に交渉するか
夜皇 美紅:とりあえず戻ったんだろうなあ、と思いつつ、こちらはこちらでぽちぽちと「関係者一名拿捕したよ。でもなんかバレたら殺されちゃうぽいから、基本的に手荒厳禁で」と連絡しつつ。
GM:天田くんは圧倒的に肉体(5)>社会(1)だからなあ
逢坂 夕:(あ、でも肉体1だった……w)
GM:バロールとかですしね……
夜皇 美紅:(小鳥遊さんだと実はこの数値簡単に叩ける)
逢坂 夕:(無形先輩!w)
夜皇 美紅:(ので別に、大急ぎ、しない。準備は準備の護送とかもあるし、ずっとべったりはね!)
GM:あ、そうそう、このシーンでエージェントの口を割らせられなかった場合、情報項目に ■FHエージェントの尋問 目標値16 が入ります。
GM:情報判定の時は定例通り一人1回しか挑戦出来ないのですが、このイベント内では登場してる全員が支援か通常で判定出来るから、少しお得な訳ですね
天田流人:ひとまず、ダメモトの交渉いきます
GM:茨の道……ファイト!
GM:あ、支援(8)ですか、通常(15)ですか?
天田流人:通常ですお
GM:(……ダイス一つだとどっちも厳しいなあ)……ファイト!!
天田流人:支援にしても続く人が、ね
GM:他二人がいないのでは、確かに支援しても仕方ないですね
天田流人:ではひょっこりと取調室に顔だけ戻して
天田流人:1dx+0 [……というわけだから、次のメシをなごやかに食いたければ大人しく待ってろ、っスよ]
DoubleCross : (1R10+0[10]) → 4[4] → 4

天田流人:ですよねー
FHエージェントB:「へっ、こんなガキに尋問をまかせるたあ、ここの支部はよっぽど人手不足みてーだな! ヒャヒャヒャヒャ!」
夜皇 美紅:ひょこ、首出して。天田君の手を引っ張って「――クール・ダウン。挑発、乗らない」
天田流人:「さすがに縛った相手にメリケン持ち出すほど子供じゃないっスよ」
GM:もう他の方は登場されませんか?
小鳥遊美依菜:。o(しない心算
GM:じゃあ出ませんな……(逢坂さんは侵食率的に)
GM:では再び部下が夜皇さんに耳打ちする。
UGNエージェントD:「支部長、尋問担当者が到着しました。後はこちらにお任せを……」
UGNエージェントA:(FHエージェントに向かって)「覚悟しろ、ここからが本番だ」
夜皇 美紅:ひと拍おいて「了解。手あらは基本、NGで」ぽこん、一発たたきます。
FHエージェントB:「……ケッ!」
GM:というわけで、尋問室の扉は固く閉められたのであった……。
夜皇 美紅:いっても無駄なんだろうな、って思いながら、尋問室は出ていきます。
GM:シーン3リサーチイベント終了。以後、情報判定と購入判定のお時間となります。
GM:PCたちの手で口を割らせることが出来なかったので、新しく情報項目が追加されます。
GM:■FHエージェントの尋問 〈交渉〉〈情報:UGN〉 目標値14(支援効果で目標値が下がりました)
夜皇 美紅:はーあーい。
夜皇 美紅:とりあえず購入からカタつけます。UGNボディーアーマーを2回、かな。成否問わずに。
GM:了解、どちらも従者が振ります?
夜皇 美紅:ですです。
GM:お買い物に情報収拾に。便利! 従者ちゃん!
夜皇 美紅:8dx ひとつめ!
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[1,3,6,6,6,10,10,10]+7[2,7,7] → 17

GM:余裕!
夜皇 美紅:よし、そのまま持ってきてもらったやつを。天田君に渡します。
天田流人:「あ、どうも」
夜皇 美紅:「着ておいて、ください。荒事に、なりそうなので」
夜皇 美紅:8dx 2着目
DoubleCross : (8R10[10]) → 9[1,1,2,7,7,8,9,9] → 9

夜皇 美紅:――は、ダメでした、と。
GM:まあ一個ゲットしただけでももうけもの
GM:他に購入あるなら、まとめて済ませてから情報とまいりましょう
夜皇 美紅:自分は自動失敗になるので、天田君がするかどうか、かな?
天田流人:うちは購入パスで
夜皇 美紅:じゃあ従者にさーっと分散してもらって、情報確保してもらってきましょう。
GM:さようで
GM:それでは、何を調べますか?
夜皇 美紅:1人目:血天魔女:裏社会で。
夜皇 美紅:(UGNでもいいけどまあ気持ち的に)
GM:どうぞどうぞ
夜皇 美紅:基礎能力7+侵食ボーナス1+サラウンドで+1、9Dxでいきます。
夜皇 美紅:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 9[3,4,5,6,6,7,8,8,9] → 9

GM:それでは第一段階のみ開示
GM:■血天魔女(ブラッディウェザー)について 〈情報:裏社会〉〈情報:UGN〉 目標値8(15)
 ファルスハーツ所属のチルドレン。おそらくオルクス/ブラム=ストーカーのオーヴァードであり、血の雨を降らすRC系攻撃を得意とする。
 接近戦は苦手だが、今回同行してカバーリングと白兵戦を担当しているエージェントが厄介で、中々の連携を取っている。
 積極的にジャーム収容施設を襲っているが、どうも「何か」あるいは「誰か」を探しているようだ、という証言が相次いでいる。

GM:第二段階:■血天魔女(ブラッディウェザー)について(再調査) 目標値15 が追加されました。
夜皇 美紅:待ってる間に。自分が10年前について。
夜皇 美紅:(ていうかこれしか判定成功しないんですよ!)基礎5ペナ-3、侵食+1サラウンド+1。
GM:うひいいん
夜皇 美紅:(情報項目確認した)――竹露市でも大丈夫なので? って駄目か、知識じゃなくて情報かこれ。
GM:そうでしたね……>知識
夜皇 美紅:じゃあ素目ですね。
夜皇 美紅:知識しかないので致し方なく。記憶飛び飛びだしねっ。
GM:キャラ的にはそれらしいっ
夜皇 美紅:3dx 知識:レネゲイドですよ。
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[1,3,8] → 8

夜皇 美紅:(知識判定になるので情報項目とカウントできない=サラウンド使用不能)
GM:ぐぬぬぬ……ん? 8なら成功ですね>十年前
夜皇 美紅:ですよね、あくまで表面しか分からない。
夜皇 美紅:6(10)て書いてあるので、10のは無理だったね! な感じ。
GM:まあ第二段階は次に期待しましょう。以下の内容が開示されます。
GM:ふふふ、十年前の件について、第二段階は他の情報項目を開けておく必要があるのだ!
GM:第一段階で10を出していたら、他の項目が解禁になった時、一緒に中身が開示されます。
GM:今回は10以下だったので、他項目と連動した時調査可能になるだけ、というところですね。
GM:■十年前の事件について 〈情報:竹露市〉〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉〈知識:レネゲイド〉 目標値6(10)
 当時存在していたFHセルが行った作戦とその結果。コードウェル博士の死亡により、UGNが混乱している隙を狙って実行された。
 内容は、FHのマッドサイエンティスト、ロバート・ショート(上級P103)が開発したレネゲイド散布爆弾三発を打ち上げるというもの。
 詰め込まれたレネゲイドはロバートが調整をしたもの(ショート・トランス・レネゲイド)であり、散布されれば、レネゲイドへの適性が低い人間も効率的にオーヴァード化させるはずだった。
(エージェント高瀬を始めとした)UGNの奮闘により爆弾は一発しか打ち上げられなかったが、市内人口の三割がジャーム化。その破壊活動は甚大な被害となる。

夜皇 美紅:確認しただけとはいえどトラウマ誘発もの……高瀬、高瀬か……。
GM:ふふふ……はたして夜皇さんの記憶にその名はひっかかるのでしょうか……
GM:さてあとは天田くんですね。ファイト!
天田流人:では噂好きの友人に何か面白い話がないか聞いてみるよ! ■高瀬家の子ども達 〈情報:噂話〉にトライ
GM:(……わりと目標値高いなしかし)
夜皇 美紅:(従者がもう一回残ってますよ、一応)
GM:(ああ、そういえば)
天田流人:(選択肢少ないので先ふっていいすか
夜皇 美紅:(むしろお願いします。もう1人はそちらのフォロー回る感じでなんか情報もってくる的にするので)
天田流人:3dx+2 <噂話>
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 10[3,5,10]+2[2]+2 → 14

GM:やったー!
逢坂 夕:!
夜皇 美紅:さすがだー!
天田流人:ドヤァ
GM:()内も達成しているので、オマケ情報が一個追加だ。
GM:■高瀬家の子ども達 〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉 目標値10(12)
 子ども達は高校生の男女で、兄の「かなた」と妹の「ひなた」である。非オーヴァードであり、父親の仕事についても知らされていない。
 ひなたは未来と共に死体が確認されているが、兄のかなたは発見されていない。おそらく死亡している物と思われる。
 ※なお、病死した母親の姓は「樋浦」だったとのこと。

天田流人:「ふーん。 ……って、樋浦だあ?」
夜皇 美紅:「それは、死亡確認したって、言わない……」ぽつり。
GM:まあ法的には、七年も行方不明だと死亡扱いですからね。
GM:役所で調べると高瀬家は全員死亡届が出てるわけですが、調べてみると息子だけちゃんと確認されてない(=行方不明のまま)と判明した感じです。
夜皇 美紅:でも、言わない! こら誰だ調書とってた子はー!? 変な実験素体とかよくあるのにそれはいわないぞー!
夜皇 美紅:とは、感情的には、いわない。
天田流人:「──つまり……どういうことっスかね」
夜皇 美紅:「表向きに素直にとれば、兄がさらわれてそのまま……か、な……すなおに、とれば」
夜皇 美紅:高瀬未来について、調べますよっと。フォロー的に。
夜皇 美紅:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[1,2,4,4,5,9,10,10]+7[3,7] → 17

GM:さすが従者くん!
逢坂 夕:!!!
夜皇 美紅:というかあれですね。キーフラグが分かっていない・この順番じゃない奴は引っかかったね!!
GM:■高瀬未来について 〈情報:UGN〉 目標値10
 一般的に、彼は惨劇の被害をくい止めた功労者として知られているが、「彼が止めなければ、事態はこんなにも悪化しなかった」という噂が一部で囁かれている。
 その噂を口にする者達は、彼が子ども達と引き換えに、何らかの取引に応じてたのではないかと考えているようだ。
 また、高瀬の顔写真が見つかるが、その容姿は「四十代前後で、血色が良く、精悍な顔つきの樋浦彼方」という感じだ。とても他人とは思えない。

GM:上記の情報項目が開示されたので、情報項目が追加されます。
GM:■惨劇の実態 〈情報:竹露市〉〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉〈知識:レネゲイド〉 目標値10 が調査可能になりました。
夜皇 美紅:「――だ、そうです」と、古い写真をひょい。天田君に渡し。
天田流人:「あー! 喫茶店で突っかかってきたオッサン!」
GM:オッサン(26歳)
天田流人:高校生の目は残酷やねん
GM:くそっ10代め……
夜皇 美紅:おばはんは言われなれたので反応はしない26歳。
夜皇 美紅:「……」ひと拍、ふた拍「おしりあい?」首かしげ。
天田流人:「佐久間がさらわれそうになったんだぜ! ……まあ、どこまで本気かは、怪しかったけど」
夜皇 美紅:「ん……それは、どういう……?」(かくしかでいいですよ!)
天田流人:「かくかくしかじかで、あれ、俺結局なにしてたんだっけ」
GM:なにをして→ヒロインに腕ひっぱられて脱出
天田流人:つまり:何もしていない
小鳥遊美依菜:。o(合理的に考えて動いただけだよー
GM:(非戦闘員を守るという観点ではばっちしだったかと)
夜皇 美紅:「……」ひと拍「……デートを邪魔された、感じですかね……というか……」
GM:むしろ小鳥遊さんが樋浦さんとやりあってましたからね
夜皇 美紅:「ジ・エンドと、グレイスレインは、ジ・エンド側からの既知……?」
天田流人:「あー、言われてみればそうっスね。知らない奴をさらってく訳じゃないですもんね」
夜皇 美紅:。○(ジ・エンドに邪魔された? ていってるだけですよ?)
夜皇 美紅:「というか、動きが、おかしいです、ね。グレイスレインをさらうのが目的なら、彼女があなたを連れて逃げるという動作の時に戸惑うことは、ないはずです、し」
GM:ふふふ……さあこの符合はいったい何を意味するのでしょうか。
天田流人:「これは根拠のないカンですけど、ホント様子見とか、そんな感じっスね。たぶん」
夜皇 美紅:「……」ひと拍、ふた拍「まあ、考えても仕方ないことは、立ってても仕方がないので。準備なり、情報なり、集めましょう……」
天田流人:「……とりあえず、この辺の情報も流しときますか」めーるぽち
夜皇 美紅:と、一瞬だけ尋問室を見て、ため息ついて。シーンエンドでお願いします。
夜皇 美紅:どちらにしたってぼやっとしてられないのです、ですっ。収容一件きてますしね。
天田流人:theご多忙
GM:はい。購入はさっき終わっちゃったしね。シーンカット。
GM: 
GM:◆シーン5◆
GM:シーンプレイヤー:小鳥遊美依菜
GM: 
GM:さて、前回とっつかまえたFHエージェントなのですが、情報項目のそれとは別に「作戦に必要なブツを隠した」という情報を吐いたため、小鳥遊さんは竹露中央駅へやってきました。
GM:他に誰が同行されますか?
夜皇 美紅:誰か護衛ー、護衛ついてー!!
天田流人:じゃあ借りを返すつもりで続投
小鳥遊美依菜:1d10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 10[10]+61 → 71

GM:おうっふ
小鳥遊美依菜:んー、そういう流れかー
GM:ミドル4にして70%が二人か……
天田流人:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 4[4]+52 → 56

小鳥遊美依菜:だいじょうぶだいじょうぶへいきへいき
天田流人:こっちは渋いな
GM:それでは、小鳥遊さんと天田くんは、コインロッカーの前に来ています。
GM:電子ロックのようなハイテックではない、普通の鍵入れてガチャコン、というタイプですが、鍵は拘束される寸前、エージェントの野郎が捨てていきました。
小鳥遊美依菜:「んー、付いて来るのは構わないけど~ 霧香ちゃんに付いてなくて良いの?」と弄ってみる。
天田流人:「支部にいる分には大丈夫だろー?」the鈍感
GM:コインロッカーは、一人につき【感覚】1回、〈白兵〉1回で、目標値12を達成すれば開けることが出来ます。
GM:〈白兵〉で開ける場合、ロッカー破壊なので、衆目を集めないようご注意を(【感覚】でピッキングする分には誤魔化せるとします)
小鳥遊美依菜:鍵を探す場合は?
GM:他班が調べてますが、おそらく時間がないでしょう。
GM:ロッカー内のブツは受け渡し時間が決まってまして、○○時までに受け取りたいから、○○時ごろ入れておけ、という指示でした。
小鳥遊美依菜:いや、コインロッカーですよね? 管理会社の方に
GM:ふむふむ、それもありですね。その場合は社会か交渉の判定してもらいましょうか。
GM:受け取り主が来る時間は近いですが、今電話すれば、管理会社さんが先に来れるかもしれません。
GM:(電話してすぐ管理会社が来れるものか微妙なんで、成功した場合は「支部から電話して駅に向かった」みたいな感じで一つ)
小鳥遊美依菜:電話するだけしておいて、間に合わなそうならピッキングとかでもOK?
GM:ピッキングもOKです
GM:あっと、判定はお一人様能力値1回・技能1回まででお願いします
天田流人:ということは、感覚と白兵の計2回なら振れる?
小鳥遊美依菜:じゃあ、駄目元で先に電話しておいたって事で、交渉→ピッキングの【感覚】はOKですかね?
GM:OKです!
小鳥遊美依菜:後もう一つ、《無形の影》を両方に使うのは可?
GM:そうですね、侵食値さえ気にしないならどうぞ!
小鳥遊美依菜:はーい。
小鳥遊美依菜:んでは、管理会社に電話の方から行きましょう。
「こんにちは、わたくし、これこれこういう(支部の表向き)者なんですけど、竹露中央駅の~」

小鳥遊美依菜:という訳で《オリジン:レジェンド》からの《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》
小鳥遊美依菜:5dx+3@8
DoubleCross : (5R10+3[8]) → 10[1,4,4,7,10]+7[7]+3 → 20

GM:まったく問題無かった……!
GM:じゃあ達成値も高いし、時間的に余裕な感じで管理会社のご到着だ!
GM:ちゃちゃっと鍵が開きました。中に入っていたのは、小さなクーラーボックスです。
小鳥遊美依菜:「あ、御苦労様です~(他所行きの顔」
小鳥遊美依菜:管理会社への事後処理は美紅がしてくれるでしょう。(
夜皇 美紅:今してます(現在進行形のシーン外)
GM:管理会社の人はにこやかに去っていった。
GM:その人達とすれ違う、トラッドパンクな衣装の少女。
???:「あれっ?」
血天魔女(ブラッディウェザー):「ちょっとあんたたち、何してんの? ドロボー!」
GM:クーラーボックスを指さして訴える!
小鳥遊美依菜:「んー、何のことかな~? 流ちゃんわかる~?」
天田流人:「げ、微妙に遅かったか?」
血天魔女(ブラッディウェザー):「それよそれ! クーラーボックス! 私のもの!」
天田流人:ここは黙ってワーディングを使わざるを得ない
血天魔女(ブラッディウェザー):(ワーディングの気配を感じてひるんだ動作)「チッ……UGN!」
GM:あたりから人の波が引いて行く。人通りの多い駅の構内に、コインロッカーのあたりだけ不自然に穴が開いたようだ。
GM:周りには人の気配はなく……彼女、血天魔女に同行している者もいない。
GM:彼女の手には食べかけのクレープなんかが握られていて、完全に気を抜いていた感じだ。
小鳥遊美依菜:「んー、流ちゃん、気が早くない?」
天田流人:「うちらの弱みは、一般人に手を出せないことっスよ」
小鳥遊美依菜:「そのまま逃げようと思ったのに……まあ、良いや。で、どうしたいの、ブラッディウェザーちゃん?」にっこり満面の笑顔。
血天魔女(ブラッディウェザー):「はぁ? 耳腐ってんじゃない? そのクーラーボックスよ・こ・せ・つってんのよ!」
小鳥遊美依菜:因みに、フードを取ったであろうその顔はよーく覚えておきます。
血天魔女(ブラッディウェザー):ゾワアアアア(得体の知れない悪寒)
小鳥遊美依菜:「えー、FHの方は~UGNの人に『ください』って言われたら、素直に渡してくれるんですか~?」笑顔続行
血天魔女(ブラッディウェザー):「そりゃくれてやるわよ」
天田流人:「じゃあ、下さいっと」
血天魔女(ブラッディウェザー):「私の場合は、そう……血の雨をね!」彼女のレネゲイドが一気にふくれあがる!
GM:駅の低い天井に赤黒い雲がうずまき……血の色をした雨粒の矢が放たれる!
小鳥遊美依菜:「さて問題です。」
小鳥遊美依菜:「私が、コレ盾にしたらどうなると思う?」クーラーボックス指差し
樋浦彼方:「うーん、それは予備だから、別になくてもいいかなあ」
血天魔女(ブラッディウェザー):「!? どこから出てくるのよあんた!?」
GM:対峙する両者の間、天井から降り立つ影――〝終わった男(ジ・エンド)〟!
小鳥遊美依菜:「なるほど、情報ありがと、ジ・エンドさん」えがお
樋浦彼方:「というわけで、俺たちは帰ろうか」
小鳥遊美依菜:クーラーボックスは後ろに引っ込める
GM:スタスタと無防備な背中を晒し、樋浦は血天魔女の方へ歩いて行く。
天田流人:「──ちょっと待て、”高瀬”のおっさん!」
血天魔女(ブラッディウェザー):「高瀬?」
GM:樋浦の足が止まる。
血天魔女(ブラッディウェザー):「……ああ」
樋浦彼方:つ、と振り返る。「……調べたのか」
樋浦彼方:「確かキミは……霧香ちゃんが連れて行った子だね」
天田流人:「世間話のネットワークをなめないこった。……やっぱり知り合いだな、佐久間をどうす気だったよ?」
樋浦彼方:「別にどうも」肩をすくめ。
天田流人:「だろーよ。マジでさらうには手が抜けてすぎる」
血天魔女(ブラッディウェザー):「…………ふん」
血天魔女(ブラッディウェザー):「あんた、霧香の彼氏?」
天田流人:「そう見えるのかい。どーも調子狂うぜ」彼氏呼ばわりに
天田流人:「で、そっちのも知ってるんだな。あいつはお前らにとって何なんだ?」
血天魔女(ブラッディウェザー):(ぱく、とクレープを食べつつ)「じゃあクーラーボックス返しなさいよ」
血天魔女(ブラッディウェザー):「あんたらがそれを渡さない程度には、こっちも話す義理ないわ」
小鳥遊美依菜:「ねぇねぇ、ブラッディウェザーちゃん?」笑顔のまま、空気読まずに。
血天魔女(ブラッディウェザー):「ん?」
小鳥遊美依菜:「霧香ちゃんの事気になるの? 霧香ちゃんに逢いたいなら、UGN来れば?」
樋浦彼方:「もちろん、それは駄目だよ」
血天魔女(ブラッディウェザー):「まだ死にたくないしね」
樋浦彼方:「ウチの子にちょっかいはやめてもらおうか」
天田流人:「よく言うぜ、おっさん。……でもよ、今すぐどうこうって感じじゃねえのな」
小鳥遊美依菜:「えー、命のやりとりじゃなくて、勧誘の話なんだけど。あと、ジ・エンドさんには聞いてないんだよ、今は」
GM:血天魔女は、あっかんべーしてる。
小鳥遊美依菜:「霧香ちゃんの方は逢いたいんじゃないかなぁ? 残念」
血天魔女(ブラッディウェザー):「UGNにいたって、あの子は幸せになれない。あんたたちの理念なんかクソくらえよ」
血天魔女(ブラッディウェザー):「霧香は……私が救う!」
樋浦彼方:「キミたちUGNは、もっと裏切り者(ダブルクロス)だってことを自覚すべきだ」
樋浦彼方:「話は終わり。終わり……次に会う時は、殺し合いだよ」
GM:と、樋浦は《神出鬼没》で退場!
血天魔女(ブラッディウェザー):「……ふん」
小鳥遊美依菜:「あーあ、逃げちゃった。ブラッディウェザーちゃんはどうする?」クーラーボックスゆらゆら
GM:血天ちゃんも《瞬間退場》!
小鳥遊美依菜:「ま、要らないなら良いんだけどね」
天田流人:「予備って言ってたっけか。 それにしても、カマかけてみるもんだな」
小鳥遊美依菜:「ね。【予備】で【此処で壊しても向こうには不都合じゃない物】ってまではわかったねー」
GM:ちなみにクーラーボックスは普通に開けられます
小鳥遊美依菜:「さて、支部に帰ろっか、流ちゃん。中身も気になるしね」
天田流人:「そーだな。ここに長居する理由もねえし」
小鳥遊美依菜:街中で開けてバイオハザードとかヤメたいので支部の安全な所で開けます!
天田流人:(……どうでもいいけど、カマかけたのは佐久間の話だよな……?)
GM:ちなみに血の雨は樋浦さんが出てきた時点で止んだので、駅構内はちょっと血みどろになっただけで、あまり物とかは壊れてない。
天田流人:それ一般人視点だと軽くホラーだよ
GM:大変恐ろしいですね。何が起きたんでしょうね。血の雨とか普通に屋内で降りませんし屋外でも降りませんよね。
夜皇 美紅:シーン外にて従者がお掃除してますでしょう……。
小鳥遊美依菜:【清掃業者】呼ぶでしょ、美紅が
夜皇 美紅:てかもう掃除の為だけに出ようかマジでと思う……。
GM:緑丸清掃会社の竹露支社ががんばってくれますよ!(上級92p参照)
GM:さて、支部に戻って開けてみると、クーラーボックスの中身は注射器でした。
小鳥遊美依菜:アンプルの中身は見て判別付きそうです?
GM:中身については、専門家(霧香ちゃん)が解説しましょう!
佐久間霧香:「この注射器の中身は、一種のレネゲイドウィルスですね」
小鳥遊美依菜:じゃあ、顔をじっと見ながら解説を聞こう。
佐久間霧香:「それも……改良が加えられた、ショート・トランス・レネゲイドです」
天田流人:「改良って、嫌な予感がするんだが」
佐久間霧香:「十年前のものより安定しているので、非オーヴァードに投与された場合、高い確率で覚醒すると思われます」
佐久間霧香:「オーヴァードには毒にも薬にもならない代物ですので、安価なαトランスと言ったところでしょうか」
佐久間霧香:「しかし、なぜこれが〝注射器〟なんでしょう?」
天田流人:「注射器だと、なんか変なのか?」
佐久間霧香:「端的に言って、手間がかかります」
佐久間霧香:「さきほどαトランスを引き合いに出しましたが、これはあちらと違ってそれほど製造にコストはかからないでしょう」
佐久間霧香:「非オーヴァードに使う、一定確率で覚醒する薬物で、安価。大量にバラ撒くのなら分かりますが、この数本の注射器は少なすぎる」
天田流人:「あー。つまり、なんで爆弾にしないのかって事、か?」
佐久間霧香:「そうですね。十年前のように散布してしまう方がずっと手っ取り早く、更に改良されただけ確実です」
佐久間霧香:「三発も撃たなくても、充分ですから」
天田流人:「ま、そこは連中の考えることか。……オレからは、もうひとつだけ聞いときたい」
小鳥遊美依菜:「選んだ人にだけ使いたいから、とかは?」
佐久間霧香:「はい?」(さっきから小鳥遊さんにも見られてる気がするけど、なにかしら)
天田流人:「あ、小鳥遊の方が先でいいや。オレのは、たぶん、あまり関係ない」
GM:これをコインロッカーに入れたのはFHエージェントだし、受け取りに来たのも血天魔女だから、どちらもオーヴァードなので、撃つ意味自体はないんですな。
佐久間霧香:「選んだ人……うーん」
佐久間霧香:「オーヴァードにしたくて選んだ人で、かつあまりコストをかけたくない場合だと……多少はありえますが」
佐久間霧香:「しかし、いったい誰を……? 何の利益があって? 分かりません」
夜皇 美紅:1d10+63 OK出たので出てきます。
DoubleCross : (1D10+63) → 4[4]+63 → 67

夜皇 美紅:カチャリ、ドア開いて。いつも通りの淡々テンション「……なに、悩んでます、か? あ、それ……が、中身です、か」
佐久間霧香:「あっ、支部長さん」ぺこり
小鳥遊美依菜:「あ、しぶちょー、おつかれ~」
夜皇 美紅:ぺこり。「いや、ま、途中から聞こえては、いました、けど……」
小鳥遊美依菜:「身近な人がレネゲイド関連で死んじゃった、覚醒していない人、とか?」
夜皇 美紅:注射器見て、ちょっと黙ってから「……死を、覆すことも、できます、よ。超常者(オーヴァード)、なら、ば。私が、一例、です」
佐久間霧香:「つまり、死体にこれを注射、ですか?」
佐久間霧香:「死亡直後なら、確かに覚醒の可能性も残されてますが……」
夜皇 美紅:「一応……諸後始末は、しておき、ました……」
夜皇 美紅:「【死体】というほど、大きくなくとも……か、な……まあ、あちらの技術は、よほど進んでいるということなので、推論の域は出ませんが……」
GM:霧香は注射器を見てじっと考え込んでいる。
小鳥遊美依菜:「まあ、考えても判んないか。幾つか推測が出来たとしてもね。」
夜皇 美紅:「です」
夜皇 美紅:「(あとは、予備があるのにわざわざ……も、少し、おかしな点です、ね)」
天田流人:「あー。 ……質問が二つになったかも」
佐久間霧香:「はい? そうですね、天田さんも聞きたいことがあったのでは」
天田流人:「ひとつ。ジャーム予備軍にこれを注射したらどうなるんだ?」
佐久間霧香:「ジャームはオーヴァードと同じく、既にレネゲイドに侵された存在です。何の効果も持ちませんね」
天田流人:「じゃあ、ふたつ目だ。……佐久間の今やってる研究が、改良型のウイルスで台無しになったりはするか?」
天田流人:「つまり、改めてこれを爆弾にされたら、って事なんだが」
佐久間霧香:「いえ……詳しいことは調べないと分かりませんが、そこまで致命的なものではありません」
佐久間霧香:「基礎構造自体はかなり近いですし、対応するのも簡単でしょう。もっとも、私の実験が成功するのが前提ですが」
天田流人:「そっか。うん、オレの頭じゃこれ以上わかんねえや」
小鳥遊美依菜:「ところで霧香ちゃんさー」
佐久間霧香:「あ、はい」
小鳥遊美依菜:「ちょっと、メガネ取ってくれない?」
佐久間霧香:「?」首をかしげつつ、眼鏡を外す(立ち絵ないです)
小鳥遊美依菜:素顔見ておきたいだけです。PCが
GM:んー、知覚判定してもらおうかと思ったけど、侵食も嵩んでるし。
小鳥遊美依菜:誰かと誰かが似てるとか、その辺は判っても?
GM:目つきや顔付きが違うので、かなり印象は異なるが、目鼻立ちが誰かさんによく似てますね!
GM:ついさっきも……駅で出会った……
小鳥遊美依菜:「うん、わかった。ありがとーね霧香ちゃん」
GM:霧香は不思議そうな顔をしながら眼鏡をかけなおした。
小鳥遊美依菜:「しぶちょー、尋問部屋に霧香ちゃんつれてってみたらどうかな? パンク風なかっこさせて」
夜皇 美紅:ぇ、て顔。3・4拍位おいてから。「……グレイスレインの許可と、必ず護衛を付けて、で……」
GM:なんですってwwww
夜皇 美紅:てかガードなら自分だなあ、と思いつつ。
GM:何するか具体的に宣言してくださるならGMはOKですぜ!
GM:ただ衣装に関しては誰か調達判定をお願いしたい。
逢坂 夕:wwwww
夜皇 美紅:だいたいわかるけど、わかるけど!? 樋浦に似た感じの姿(だけどガチにはできない)の護衛従者いる?
GM:そっちも変装するんですか!?
小鳥遊美依菜:「黙ってるだけで、部屋の片隅で相槌打たせるだけで大丈夫だと思うんだ~」あとは尋問官の仕事でも良いと思う。
GM:まあ口数少なくてもあまり誰も突っ込まないでしょうね。意味ありげに微笑しつつ。
夜皇 美紅:うん、まあね。
GM:年齢と性別と身長ぐらいまでなら同じでも多分いいでしょう。
GM:それ以上の細かい目鼻立ちは適当に誤魔化す感じかな。
小鳥遊美依菜:まあ、判定難易度下げるとかくらいの期待で。
 衣装はカジュアルたくさんって書いてる人が居るんですが、そんなかから組み合わせてそれっぽくは出来ないですかね?

GM:そういえば衣装持ちだった。じゃあその中から、変装したい誰かさんのファッションセンスと合致するアイテムがあったことにしておきましょう。
小鳥遊美依菜:じゃあ、流人の前でファッションショーでもしつつ、変装を整えようか。
小鳥遊美依菜:誰かさんを見ている人が、みーなと流人であって、深い意味はありません?(
佐久間霧香:「えっ? えっ? 着替え、ですか? なぜ、ですか? しかもなぜここで!?」
小鳥遊美依菜:「流ちゃんは部屋から出て、OKって声がかかったら入ってきてね?」
天田流人:「あいよー」
夜皇 美紅:「……一応……グレイスレインに、ちゃんと何をするかの、説明を……補助がいるなら、こちらも準備しますから……」
小鳥遊美依菜:まあ、その辺の説明はしたという事で、お着替えを何度かしましょう! 意図的に何度か!
佐久間霧香:「うう……着物以外の服は、あまり着方が……」
小鳥遊美依菜:まあ、そんな訳で、霧香変装させて尋問したいんですけど、どうでしょうか?>GM
GM:びっくりしましたが、OKです
GM:えーと。つまり霧香に血天魔女の変装をさせ、脅し、尋問を成功させる、という感じですね?
小鳥遊美依菜:そうですね。変装霧香に、話して良いよ的な相槌を打たせる感じで。
GM:うーん……凄く良いアイデアですが、これで目標値14が一発成功というのも悩ましいですな
GM:霧香の変装が見破られないか、FHエージェントと誰かが対決判定する、とかどうでしょう
小鳥遊美依菜:じゃあそれで。
GM:では【精神】の対決判定としましょう。振る方が霧香ちゃんに演技指導とか担当する感じで。
GM:どなたが行いますか?(従者も可ですぜ)
小鳥遊美依菜:一応、変装は何度か調整しますよ?(フェイク入れて遊んだりもするけど
GM:こいつ確か戦闘だとトループ扱いなので、そんなステは高くないはずなんですよね。データどっかにあったはず(ごそり
夜皇 美紅:トループのステは高いぞ!?
小鳥遊美依菜:調整:みーなと流人の二人でこうだったあーだったと話をする。
GM:今見たら【精神】3でした。
GM:で、侵食ボーナスが+3Dだときついな……
GM:前シーンの支援ルールを採用しますか?
GM:……このダイス数で対決したら、普通に振っても厳しいな……
GM:変装だからせめて侵食ボーナスなしとして、3D!
小鳥遊美依菜:【精神】で支援してもらってって感じでOK?
GM:そうですね
小鳥遊美依菜:じゃあ、流人に支援してもらって、みーなが判定かな。変装のコツとかを従者に支援してもらうのも有りか。
小鳥遊美依菜:その辺どう思います?>GM
GM:ステだと従者が高い感じですが、小鳥遊さんで素振りですかね
GM:エフェクトは噛まします? もう80に届きそうですが……
夜皇 美紅:いや、みーちゃんだと侵食あげればCriあるから……。
小鳥遊美依菜:エフェクト使うよ?
夜皇 美紅:あと従者がやるよりロール的にもミーちゃんがあれこれ言ったほうがあうし。
GM:ひぃぃ大盤振る舞い。ロール的には同意見です
夜皇 美紅:ねこ従者も出します(=血の絆なし、1シーンで飛ぶ従者呼び出し)、これで4支援Okですか?
GM:では天田くんは上記で異存ありませんか?
天田流人:ないっすw
小鳥遊美依菜:んじゃ、支援頼んだ。でも、ねこまでは要らないと思う。
夜皇 美紅:じゃあねこはやめておきましょうか、けしけし。
GM:ではそれで作戦はおきまりですかね。
小鳥遊美依菜:という訳で、支援判定頼んだ!
天田流人:ふぉい
天田流人:3dx 精神素振りでいいんだよね
DoubleCross : (3R10[10]) → 6[2,4,6] → 6

夜皇 美紅:3dx 美紅自身の支援。5+1-3です。
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[2,5,8] → 8

夜皇 美紅:8dx 従者がいそいそ。
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[2,3,4,5,6,7,8,10]+1[1] → 11

夜皇 美紅:8dx もう一人いそいそ。
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[3,4,4,7,7,8,9,10]+1[1] → 11

GM:支援判定が前シーンのルール通りだと目標値8かな
夜皇 美紅:3d10 3人成功なのでひとまとめ。
DoubleCross : (3D10) → 12[3,7,2] → 12

GM:支援効果+12! これは強い
小鳥遊美依菜:んー、侵蝕ボーナスは無しなんで?
GM:PCが入れる分にはOKです
夜皇 美紅:(美紅と従者は入っているけど天田君が入ってないかな、侵蝕ボーナス)
天田流人:60に届いてなかった(´・ω・`)
夜皇 美紅:なるほど。
GM:惜しい
夜皇 美紅:女の子のお着替えなので結構ちゃんとしたみたいです、そんな補助支援。
小鳥遊美依菜:ではまあ、流人はファッションショーを楽しんだだけということで。
小鳥遊美依菜:まあ、メインの判定行きますかな。
GM:霧香ちゃんは鏡とか見て「これが……私!?」って新しい世界を垣間見た感じになっている。
小鳥遊美依菜:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》を宣言して変装させる。都合+14のCR8
小鳥遊美依菜:5dx+14@8
DoubleCross : (5R10+14[8]) → 10[1,3,6,10,10]+10[2,9]+1[1]+14 → 35

GM:ぐふっ
GM:ではFHエージェントの対抗だ
小鳥遊美依菜:侵蝕率79→85
FHエージェントB:「へ? ぶ、ブラッディウェザー? なぜここに……!?」
FHエージェントB:3Dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 6[3,4,6] → 6

FHエージェントB:Oh……
小鳥遊美依菜:完全勝利
FHエージェントB:「え? はぁ……なんか……計画変わったんすかね……分かりました。後で嘘とか言わんでくださいよ? ね! ね、ジ・エンドも聞いてましたよね!」(すみっこの従者に)
ジ・エンド(従者):こくり、首を縦にゆっくり。
GM:というわけで、以下の情報を吐き出しました。
GM:■奪われたジャームの行方について(1/3)
 FHエージェントBの証言から、市内に隠されていたジャームの保管所が複数発見される。
 遠隔装置付きの冷凍睡眠装置に入れられており、タイミングを見計らって解放するつもりだったようだ。
 ただし、その総数は奪われたジャームのうち1/3に過ぎない。残りはこのFHエージェントも知らないらしい。
 ()内の数字にあるように、あと二回開示しないと、全てのジャームは発見出来ない。

FHエージェントB:(俺、生きてていいのかな……)ボー
小鳥遊美依菜:じゃあ、FHエージェントは適当に誤魔化して尋問は終わらせて
小鳥遊美依菜:情報収集をしましょうか?
GM:はい、情報判定&購入ですね
夜皇 美紅:尋問班に解散の旨伝えて……と。
GM:以下の項目が新たに追加されます
GM:■奪われたジャームの行方について(2/3) 〈情報;:UGN〉〈情報:裏社会〉〈情報:噂話〉 目標値16
 ■奪われたジャームの行方について(3/3) 〈情報;:UGN〉〈情報:裏社会〉〈情報:噂話〉 目標値18

GM:新たな項目は情報開示ではなく、市内に隠されたジャームトラップを潰す進捗度です
小鳥遊美依菜:ところでですね。
 ■血天魔女(ブラッディウェザー)について(再調査)
ってこのシーンの行動で難易度下がったりしません?

GM:あっ、そうですね
GM:うーん、内容は一応目新しいけれど些末な情報だから、重要度が下がってるな、これは
GM:血天魔女について(再調査)目標値10まで下げました。ごそっと!
GM:いや待てよ……それでもそんな大層な内容ではないし……8で!
GM:ジャームの行方に関しては、開示出来ないと後で町の被害が大きくなりますが、まあこれは一目瞭然ですね。
GM:そして……皆さんがまだ気づいてない真実があるのです……ふふふ
夜皇 美紅:とりあえず情報収集行きます。
GM:どうぞー
夜皇 美紅:美紅:惨劇の実態:知識レネゲイド。
夜皇 美紅:3dx えーい、いけるかなっ?
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[3,6,8] → 8

GM:くっ惜しい
夜皇 美紅:まあ、美紅は、キオクしてないから……ダメ元だったし……。
夜皇 美紅:従者1:同じく惨劇の実態:裏社会。
夜皇 美紅:9dx こっちは本命、レポート併用。
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[1,2,2,5,6,7,7,9,10]+3[3] → 13

GM:では、以下の情報が開示されます。
GM:■惨劇の実態 〈情報:竹露市〉〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉〈知識:レネゲイド〉 目標値10
 高瀬未来含む複数のUGNエージェント・イリーガルが奮闘した結果、ミサイルは一発しか炸裂しなかったが、それがかえって散布済みレネゲイドの安定を欠いてしまう。
 三つの爆弾は三すくみのような形で、それぞれがそれぞれの安定剤代わりにもなっており、三つセットで全て打ち上げなくてはならない代物だった。高瀬はそれを止めてしまったのだ。
 散布量が少なかったため、竹露市全域とはいかなかったものの、人口の三割がジャーム化。その破壊活動と、残りレネゲイドが鎮静化したのは、一週間後のことだった。
 爆弾は全て炸裂させなくてはならなかった、と分かったのは事件から半年後のことである。
 この仕様は、万一失敗してもいいようにというFH側の策略であった(FHにとって、オーヴァードが大量発生するのも、ジャームの大量発生でも歓迎出来たというわけだ)。

夜皇 美紅:「……」
夜皇 美紅:「……ぁぁ、だから……」みょーに、得心。
GM:得心、というか。支部長さんの記憶に、何か触れるものがあったのか。さて、はて。
夜皇 美紅:まあそれはそれとして。通常従者+猫の手残ってます、が、先しちゃいます?
小鳥遊美依菜:情報項目増えたりします?
GM:ここでは増えませんね
小鳥遊美依菜:んでは、次は流人にお願いしたい、かな。
GM:GoGO
天田流人:■血天魔女(ブラッディウェザー)について(再調査) 〈情報:裏社会〉 で
天田流人:1dx+1 SR分1d ダメモトというやつだ
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 6[6]+1 → 7

天田流人:ダメなものはダメであった
GM:なんということだ……では次の方どうぞ
小鳥遊美依菜:残念。では、従者に御願い。
夜皇 美紅::■血天魔女(ブラッディウェザー)について(再調査) 〈情報:裏社会〉
夜皇 美紅:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[3,4,5,6,7,8,9,10,10]+9[8,9] → 19

GM:ワオ!
GM:■血天魔女(ブラッディウェザー)について(再調査) 目標値15→8
 竹露市には、九年ほど前「血の雨が降って、一家が行方不明になった」という怪談が伝わる土地がある。
 ただの噂と思われていたが、血天魔女の出現により、これは彼女の仕業ではないかとUGNは睨んでいる。
 血の雨が降った場所はさびれた住宅街で、とある廃屋が雨の中心だったようだ。
 その廃屋には『右天(うてん)』という表札が残されている。

GM:これに伴い、新しく ■佐久間霧香について(再調査) 〈情報:UGN〉 目標値10 という項目が追加されます。
GM:また、このシーンでの行動から、開示後の中身もいまいち重要度が下がっているので、目標値は10から8へ下がります。
GM:これにより本シナリオの情報項目が全て出そろいました!
小鳥遊美依菜:OK、そっちは次のシーンで誰か開けて頂戴。
GM:せっかく創意工夫でエージェントに吐かせてくれたので、重要度の低い情報で拘泥されても申し訳ないなと
天田流人:ジャームトラップに走るしかないぜ
夜皇 美紅:ねこ出そう、ジャームトラップはちとまずいので意地でも開けたい。ねこというか、このシーンで樋浦に化けてくれてた従者というか。
小鳥遊美依菜:ねこの手使うとして、2/3と3/3どっちやらせます?
夜皇 美紅:どっちもあまり変わらん気がしますYO! 簡単なところからだけでもやっちゃうかなですかねー。
小鳥遊美依菜:じゃあ、先に御願いします。
夜皇 美紅:あ、一時従者Onで侵蝕+5です。
夜皇 美紅:9dx がんばれ探せ! 2/3しらべ!
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[4,6,6,7,7,9,10,10,10]+10[2,6,10]+4[4] → 24

GM:ワーオ! えーとこれは2/3のほうですか?
夜皇 美紅:樋浦に化けてた分よく見つけられた様です(…)
GM:変装は継続していたんだw
夜皇 美紅:はい、ちゃんとそこは宣言するから! 3のがよかったけどそこはそれ!
夜皇 美紅:(宣言的には前後しちゃいますけどね、そうなるかなーていう、ね?)
GM:あっとそうでした(抜けてるなあポンコツGM)
小鳥遊美依菜:じゃあ、此方は3/3を
GM:ドキドキだねェー
小鳥遊美依菜:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》 情報:UGNで
小鳥遊美依菜:7dx+3@8
DoubleCross : (7R10+3[8]) → 10[2,3,3,6,8,9,9]+7[4,5,7]+3 → 20

GM:ヒャッハー! 開いた!
小鳥遊美依菜:割りとギリやな。
小鳥遊美依菜:侵蝕率85→91
夜皇 美紅:侵蝕率もマッハコース……。
逢坂 夕:なんとw
GM:残った項目は霧香ちゃんの第二段階
夜皇 美紅:とりあえず遠隔操作の装置をあれやこれやして、動かないようにして折り見て収容ですかねこれ。
小鳥遊美依菜:もうそれは他に任せる。
GM:そのへんは支部の面々が片してくれるということで>奪われたジャームズ
夜皇 美紅:じゃあカタしてもらえた、てことで。合間に調達しますね。
GM:はい、どうぞ
夜皇 美紅:(ちら)ユウちゃん、みーちゃん、UGNボディアーマーでいいです、か?
逢坂 夕:(いただけるならー)
夜皇 美紅:(渡す気なので、どの服がいい? な感じですね)
小鳥遊美依菜:あ、シューターズジャケットがいいです。
小鳥遊美依菜:目標値13
小鳥遊美依菜:ルルブ2の189
夜皇 美紅:(3回やるのでシューターもやれると踏みます、まずは順番で!)
夜皇 美紅:じゃあまずユウちゃん分で。UGNボディアーマー:12。
夜皇 美紅:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[1,2,4,4,5,6,7,7,10]+7[7] → 17

GM:おめでたうございます
夜皇 美紅:ボディアーマー確保。ユウちゃんは……(きょろきょろ)……とりあえず、もっておきま、す(私は装備しない)
夜皇 美紅:9dx シューターズジャケット:13
DoubleCross : (9R10[10]) → 9[1,2,3,3,3,4,8,9,9] → 9

夜皇 美紅:9dx もう一度,ばけらったねこがシュータージャケット:13
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[1,3,5,5,7,8,9,9,10]+8[8] → 18

GM:ぱちぱちぱち
夜皇 美紅:ばけらったねこ、が、シューターズジャケットをくわえて、みーちゃんのほうをみあげています。
受け取りますか? Y/N。

小鳥遊美依菜:Y
夜皇 美紅:(ぱく、口はなし。渡しました)
小鳥遊美依菜:ボルトアクションライフル(15)を購入チャレンジ。エフェクトは使わず、手配師(使用2度目)を使用。
小鳥遊美依菜:6dx+2
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 10[1,3,6,8,10,10]+10[8,10]+9[9]+2 → 31

小鳥遊美依菜:……おーい
逢坂 夕:おーいwww
夜皇 美紅:まあいいところってこと、で!
小鳥遊美依菜:まあ、いいや。シューターズジャケットとボルトアクションライフルをウェポンケースに収納してターンエンド!
夜皇 美紅:後開いてないのが10年前~の後半と、ポップしたやつ、ですねえ……。
GM:十年前後半は開いて、あとは霧香第二段階だけですよ>残り情報
天田流人:っと、うちは購入判定パスで
GM:応急セットとかいらんので?
天田流人:ダメモトの応急セット欲しいひといます?
夜皇 美紅:ユウちゃんに(あと一緒に護衛するであろう子たちに(これから怪我をする予定。従者も含む)
小鳥遊美依菜:応急セットはこれから使う事になろうかと。
天田流人:hm
天田流人:じゃ、買えればラッキー程度にトライしてみますかねい
天田流人:購入いきます。応急手当キット、難易度8で
GM:目標値高くないから、とりあえず買っておく方が良いですよ(4シーン目で言うのも遅いが)
天田流人:1dx+0 出る気がしなーい
DoubleCross : (1R10+0[10]) → 8[8] → 8

天田流人:出た……だと
小鳥遊美依菜:キッカリ成功。
GM:あって嬉しい応急セット
天田流人:じゃあ舞台裏で逢坂さんに渡す用にとっとこう
小鳥遊美依菜:では、シーンエンドですかな?
GM:はいな。
GM:シーンエンド。
GM: 
GM:◆シーン6◆
GM:シーンプレイヤー:なし。全員登場可。
GM: 
GM:さて、誰と誰が出てどこで何をしましょうか、と。
天田流人:せっかく噂話でいけることになったので、佐久間霧香について更に聞き込みたい
GM:了解です。
天田流人:1d10+56
DoubleCross : (1D10+56) → 6[6]+56 → 62

GM:やっとダイスボーナスが!
GM:とりあえず今は天田さん一人ですね。後から誰か来るかもしれませんが、何なさいます(情報判定以外で)。
天田流人:んーと
天田流人:せっかくだ、血の雨が降った廃屋を見に行くかな
GM:はい。行く分には特に問題無いですね、地図とかで普通に行ける。
GM:電車で移動して、徒歩でとてとてとてと。
GM:コインロッカーの段階で既に夕方だったので、あたりはそろそろ暗いです。
GM:例の廃屋周辺は、空き屋だらけのさびれた住宅街だ。
天田流人:「……どーも、こういうのは。やましい気分になるね」 表札をチェックしながら歩くよ
GM:ところどころは更地になって「売り地」の立て札があったりして、家屋さえまばらである。
天田流人:ひとまず目的の右天邸を探すのだ
GM:では到着ぅー!
GM:幸い、キミの目的地は取り壊されず残っていた。
GM:見た目はよくある一軒家だが、裏手のあたりには大穴が開いている。
GM:敷地は柵が設けられ、有刺鉄線が張り巡らされてるが、キミが飛び越えて侵入するには問題ないだろう。
天田流人:穴というと、地面に?
GM:裏側の屋根と壁がずばーんと吹っ飛んでます。
GM:敷地内にさえ入れば、そこから屋内に侵入できてしまう。
天田流人:ほう
GM:あともう暗いから、懐中電灯とか所持してることにしてもOKです。支部出る時に借りてくるとかするでしょう。
天田流人:ひとまず、人目を気にしながら有刺鉄線ジャンプ
天田流人:電灯は屋内に入るまで消しとくかな
GM:近所の方に見られないための配慮ですね(おまわりさんのお世話になっても厄介だろうし)
天田流人:(ですよねー)
天田流人:「ただでさえ、こーいうヒトの家を探すのって、なんか悪いことしてる気分だしな……」ひとりごと
GM:さてもう敷地内ですね。裏手に回ると、家屋に開けられた穴の形がよく分かる。
天田流人:どんな形です?
GM:一度にまとめて吹っ飛んだというよりは、散弾というか、細かな穴が大量に開けられて吹っ飛んでしまった感じだ。
GM:残ってる縁の傷がそんな形してる。ギザギザボコボコと。
天田流人:「蜂の巣かスイスチーズってとこかな。……よっと」決断的に屋内にエントリーだ!
GM:キミの足の下で、砕かれた屋根やら壁やらの破片が軋む……。周囲は真っ暗な闇。
天田流人:では懐中電灯をつけて辺りをぐーるぐると見てみる
GM:では、キミは事前に情報を得ているので分かるが、ホコリやらゴミやらいっぱい積もった床には、血痕がある。
GM:それも人間一人から絞ってもまだ足りないだろう、というぐらいのおびただしい血痕。バケツで血糊をブチ撒けたらこうなるかもしれない。
GM:(まあブラム=ストーカーだしね)
天田流人:「あまり長居はしたくねーな。……いけるか?」GMー、《氷炎の剣》をたいまつ代わりに点けてもいいすか?
GM:ぬ、懐中電灯でも灯りは足りるかなと思いましたが、それを使う意味とはなんでしゃう。
天田流人:ああ、単に懐中電灯でスポット照らすよりか早いかなってだけです
GM:ああ、全体的に明るくする感じですね。了解
天田流人:侵食を62→65と。何か他に変わったものは見えます?
GM:キミが侵入したのは寝室のようだ。ベッドとかクローゼットがある。
GM:ベッドの横にある、サイドテーブルだっけ? そこに埃だらけのランプや写真立てが
GM:載ってたり周りに転がってたりします。
天田流人:写真立てを拾ってみる
GM:そこには男性と女性、幼稚園生ぐらいのよく似た二人の女の子が写ってます。家族写真でしょう。
天田流人:二人の女の子は双子っぽい?
GM:これで双子ちゃいますと言われたら、ハリセンで殴って良いぐらい似てる。
GM:ちなみに日付が表示されてるが、2000.12.24.だ。クリスマスパーティらしい。
GM:(※本シナリオは現実世界の年代と同じだと思って下さい)
天田流人:んーと、14年前って考えていいのね
GM:いぇーす
天田流人:「……ビンゴ」 写真をポケットに突っ込んでおくよ
GM:写真立てフレームから外して?>ポッケ
天田流人:フレームごとだと荷物になるかな
GM:普通ポケットには入らん感じですね。あと表面のガラスとか割れてて危ない。
天田流人:割れてるならフレームは排除しましょ
GM:OK。ではフレームを外すと、写真の裏に「きりか はるか メリークリスマス!」という文字が。
天田流人:「わお。ダブルビンゴ?」改めてポケットへ
GM:他に何か探しますか?
天田流人:これでイイカナー。さっさと退散して、帰り際に噂好きの友人をとっつかまえとこう
GM:では情報判定ですね?
天田流人:うい
GM:どうぞどうぞ
天田流人:■佐久間霧香について(再調査) 〈情報:噂話〉で
天田流人:サラウンドレポート使っていいです?
天田流人:5dx+2 社会1+コネ2+SR1+侵食率で1の計5dでっ
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 9[2,5,7,9,9]+2 → 11

GM:OKOK
GM:■佐久間霧香について(再調査) 〈情報:UGN〉 
 霧香の「佐久間」姓は、彼女を引き取ったUGN職員のものである。元々の姓は「右天(うてん)」。
 父親は惨劇の半年後にジャーム化、母親は更に半年後に行方不明のち死亡確認。妹も母親と同時期に行方不明になっている。
 母親失踪後にUGNの関係施設に一般人として保護されたが、しばらくしてオーヴァードであることが確認された。
 その後の調べでは、保護以前から家族からその能力を疎まれ、辛く当たられていたようである。
 妹の名前は「晴香(はるか)」。彼女の証言では、同じくオーヴァードである。

GM:というわけで、情報項目コンプリート。おめでとうございます。
天田流人:さてさて。情報はかくしかで共有するとして
天田流人:写真どーするかな……
GM:写真は情報項目とは別なんで、共有しようとしない限りは他の方に共有されません。
天田流人:当事者抜きでかくしかするのもアレだな。一旦手元においとこ。
GM:あとお買い物とかいかがっすかー
天田流人:前回に引き続き、応急手当キットを
GM:どうぞ!
天田流人:2dx+0 調達!
DoubleCross : (2R10+0[10]) → 9[2,9] → 9

GM:おおー
天田流人:よし。
GM:ではシーンカットとなります。
GM: 
GM:◆ミドルフェイズ 終了◆
GM:--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
GM:◆トリガーイベント◆
GM
GM:◆マスターシーン◆
GM:シーンプレイヤー:なし。PCは登場できません。
GM
右天晴香:「あいた。痛たたた、痛い痛い」
樋浦彼方:「最後の一本だから、我慢してね」
GM:抑揚無く言う樋浦の手には、注射器。
GM:小鳥遊らが駅のコインロッカーで発見したものと同一のタイプだ。
右天晴香:「はい、はい……どうせ言い出しっぺは私だしね」
GM:竹露市繁華街の、とあるホテルの一室。樋浦は手早く、晴香の〝処置〟を終えた。注射痕だらけの腕を、彼女は素早く袖をまくって隠す。
右天晴香:「〝チェインアンブレラ〟が余計なことしでかさなきゃ、こんな苦労しなくて良かったのよ」
樋浦彼方:「そうだね。まあ、終わったことだけれど」答える樋浦の表情は、死体のように何の感情もうかがえない。
右天晴香:「あんたのその顔、気に喰わない」
樋浦彼方:「一応上司なんだけどな、俺」ははは、と虚ろに笑う。
右天晴香:「ま、同類同士、仲良くしましょ。あんたも私も〝親殺し〟でしょ?」
樋浦彼方:「……そうだね」その手は、固くジッポーライターを握り締めていた。
GM:二人は、仮の住まいだったホテルを後にする。彼らが建物を出た十分後、その部屋が爆発した。
GM:立ち上る黒煙と炎が、夜更けの空を焦がしていく。それは、まさしく彼らが上げた開戦ののろしだった。
血天魔女(ブラッディウェザー):「始めましょ、ジ・エンド。誰も彼も、私の血天(ソラ)に落としてやる。一人たりとも許さない」
終わった男(ジ・エンド):「終わらせようか、ブラッディウェザー。今も、昔も、未来(これから)も」
二人:「「なにもかも」」
GM: 
GM:◆マスターシーン 終わり◆
GM: 
GM:◆トリガーイベント◆
GM:シーンプレイヤー:PC全員登場。
GM: 
逢坂 夕:1d10+72
DoubleCross : (1D10+72) → 3[3]+72 → 75

天田流人:1d10+65
DoubleCross : (1D10+65) → 4[4]+65 → 69

夜皇 美紅:1d10+72
DoubleCross : (1D10+72) → 7[7]+72 → 79

小鳥遊美依菜:1d10+91
DoubleCross : (1D10+91) → 1[1]+91 → 92

GM:深夜三時……予定通り作戦は決行された。
GM:雨月総合病院地下から、検体として選ばれたジャームと、ジャーム予備軍の患者が、速やかに護送車へ搬入されていく。
GM:というわけで、皆さんどんな感じに分乗します? 同じ車両に乗るのでも可ですが。
逢坂 夕:同じもので!
小鳥遊美依菜:んーまあ、皆と同じ車で良いんじゃないかな。
夜皇 美紅:まあ、無理に分散しなくても、かな……1車両でぎゅうぎゅうづめなら2・3に分割。
GM:車両自体は広さが充分にあるので大丈夫です
天田流人:余裕があるなら1車両でいいかなー
夜皇 美紅:うん。
GM:えーと、では支部長がいるので、指揮車両に全員乗る感じですね。
夜皇 美紅:あ、あとGM。ねこ、出しといていいですか? 一時従者。
GM:はいーOKです
GM:従者はこれで全員かな?
夜皇 美紅:ですよ、3人フル。気に掛かりそうならNPCの護衛者に一人くらいつかせます。汎用ガーディアン。
GM:まあPCの他にはエキストラのエージェントたちと、寝てるジャームぐらいしか居ませんよ
GM:霧香ちゃんは、先に研究所の方へ行って、実験の準備をしながら皆を待っています。
夜皇 美紅:(データ的にはエキストラだけど、ロール的には同じ子供たちだから、だからっ!)
GM:(うむ、そういうフレーバーとロール大事)
夜皇 美紅:なのでエキストラの方に一人、つかせといてください、にゃーん。
GM:そんな感じで君たちの護送任務は開始された!
GM:竹露サンブリッジタワー、竹露大学、繁華街を抜け、更に竹露駅、工場地区と車列は順調に進み、ついに市街地を完全に抜けて山間に入る。
GM:えーと、みなさんおしゃべりせず黙々と乗っている感じですかね……?
小鳥遊美依菜:「ふんふん。ボチボチ警戒を強めよっかー」
夜皇 美紅:「……」(基本的に口数が少ない)
小鳥遊美依菜:《オリジン:レジェンド》をつかって置いて構わないです?>GM
GM:どうぞー
小鳥遊美依菜:では使った。侵蝕率92→94
夜皇 美紅:ときどき別車両の護衛につけた従者の視点に切り替えて様子見たり、こっち確認したり、そんな感じで黙々と。
GM:準備万端であるなあ(精神二倍ー
逢坂 夕:精神統一とまではいかないにしても緊張してるのかなーとw
夜皇 美紅:「……」ああ、そうだ。「グングニル、そのケガ、は……?」
夜皇 美紅:「あと、万全を期すなら……ふたりとも、武器は手元のが、良い、かも……」
 ※意訳:武器作成系列やっても大丈夫なら、やっててほしいかな!

逢坂 夕:「え? あぁ……ちょっとまずっちゃいまして、大したことは」
GM:戦闘入る前に作っちゃおうということですな! どうぞ。
GM:敵襲を予想して(つーか迎撃態勢整えて)乗っているんだから、武器作成しててもまったく不自然はない……
夜皇 美紅:護衛なので武器を先だって作ってても不思議じゃないな、で、で!
逢坂 夕:では!
天田流人:「ああ、了解っス」では《氷炎の剣》を作成
夜皇 美紅:「……」ひと拍「どこかに……応急処置品あったかな……」きょろ、きょろ。
天田流人:「はい支部長」ひょいと応急手当キットを手渡し
夜皇 美紅:そっと見て、逢坂さんへとアイコンタクト(使ってあげてっ)。
GM:あ! そういえば逢坂さんHPごっそり減ったままだった!(※ジャーム戦でリザった)
GM:どうぞ回復してください。さ、さ。
小鳥遊美依菜:(まあ、ミドル戦闘終わってから使うのも手ではある。
天田流人:都合2個調達したうち、1個は温存しとこうか
GM:まあクライマックス終わったら使いどころはないし、ミドルでもどうせ誰かが1回ぐらいは死にますしね。
夜皇 美紅:(システムで言えばその通りで。ロールだと怪我してるから万全しといて、な感じですね)
GM:リザれるだけクライマックス前の方が使いどころが良いか……?
夜皇 美紅:支部長は振った、実際使うかはまかす! 使えるいとまがあるかも(少なくともキャラは)わからないし!
逢坂 夕:うーんRP的には使っててもいいですねー どうしましょう
GM:アイテムを消費せずに手当てロールだけ、というのもアリでは
GM:元気の出る水だって別にHPは回復しないわけですし(ソラリスに確かそんなイージーが)
小鳥遊美依菜:1個使ってしまうのは良いと思う。
逢坂 夕:消費しときましょうかねw
GM:了解
逢坂 夕:2d10
DoubleCross : (2D10) → 13[4,9] → 13

GM:18点まで回復、おめでたうございます
GM:あと今のタイミングでは使えませんが、別に戦闘不能にならなくても、シーン終了時ならリザレクトでHP回復する、という手もありましたね
GM:100%超えてなければですけど。
逢坂 夕:「……あ、申し訳ないです」と///な感じで
小鳥遊美依菜:(調達したのは流人
GM:(高まる百合密度)
GM:というか、エキストラを無視すると野郎が天田くんしかいないなこの車内
小鳥遊美依菜:「それにしても、暇だね~。別になにか起こって欲しいという事はないんだけどね~」
夜皇 美紅:「こともなく、済めばそれに、こしたこともなく」
GM:――その時!
GM
GM:ズドォン!!
GM
GM:前を走る車両の一つが、地雷のようなもので吹っ飛び、爆発炎上!
GM:闇を舐め尽くす炎の向こうから、複数の人影がぞろぞろと現れる。車列の最後尾では、既に銃撃戦が開始!
GM:その中の一人は、君たちも当然よく知っている、彼。
小鳥遊美依菜:「しぶちょー、囲まれてる?」
樋浦彼方:「やあこんばんは、眠いから早く終わらせようか」
夜皇 美紅:「……」ひと拍「こんばんは、はじめまして?」
FHエージェントA:「まあ、どうぜ徹夜仕事なんスけどね!」
FHエージェントC:「だが早く片付けることには意味がある」
夜皇 美紅:「……できれば、護送のおじゃまは、してほしくなかったのですが……」ちょっと空気読んでないかもしれない淡々さ。
樋浦彼方:「どうも、毎度お馴染みパブリック・エネミーです」
小鳥遊美依菜:「ブラッディウェザーちゃんは~?」
GM:樋浦はスルー! 見る限り彼女は姿も形も無い。
逢坂 夕:「! ……また会いましたね、ジ・エンド」
樋浦彼方:「や、先日のお嬢さん」
小鳥遊美依菜:「ふーん。活動に限りでもあるのかな? 出し惜しみする場面じゃないよね?」
夜皇 美紅:「……研究所に、先行かれてると、面倒かもですね……」
樋浦彼方:「さあ?」小鳥遊に向かって肩をすくめ。「最近の子は気まぐれだから」
夜皇 美紅:「おなじみは、おなじみ、なんですが。敵対しなければならない理由がなければ、殺しあう意味もないのです、よね……」ぽつり。正直精力的に殺しあいたいわけじゃない。
樋浦彼方:「俺たちとキミたちは、不倶戴天の敵のはずだけど?」
天田流人:「敵に”なった”んじゃねーだろな、高瀬のおっさん!」
夜皇 美紅:「支部長を仮にも預かってるものが言うことじゃないかもですが」ひと呼吸「別にそれ、絶対じゃないですよね。うちからそちらに行く方もいれば、ゼノスから預かり子に来られる方もいますし」
GM:小鳥遊さんがそうだったね>預かり子
夜皇 美紅:なのです。なので組織がどうとか割とフランク。うちきたけりゃいいジャン生きたいなら生きればいいよと。来るとこないならいらっしゃい的。
逢坂 夕:「個人的には別に私は組織間のことなどどうでもいい、ただあなた達は復讐の対象だから、ただそれだけ」
樋浦彼方:「霊園のお嬢さんは正直者だね。それが一番良いよ、キミたちUGNの戯れ言よりは」
樋浦彼方:「一つ言っておくよ。FH〝入る〟ものじゃない、〝なる〟べくしてなるものなんだ。選んで入ってこれるヤツは、運が良い」
樋浦彼方:「俺たちも俺自身も、キミたちの――裏切り者(ダブルクロス)の理念は、決して相容れない」
天田流人:「そりゃーアンタの親父に対しても同じかい?」
GM:樋浦はジッポーライターを取りだす。パチン、と蓋を開け。
樋浦彼方:「もう調べはついてるみたいだね」パチン、と蓋を閉じ。
樋浦彼方:「〝チェインアンブレラ〟は、俺が殺した」
天田流人:「FHだから、UGNのチェインアンブレラを殺した、のか?」
樋浦彼方:「違うね」ぎゅっとライターを握り締め。
樋浦彼方:「あいつは俺と妹を見捨てた」
樋浦彼方:「人質にされた俺たちを前に、あいつは『すまない、死んでくれ』『ここでFHに屈せば、大勢の人が死ぬ』そう言い捨てた」
樋浦彼方:「……その後、やつは戦って戦って……やがて暴走した。衝動に飲み込まれ、俺をかばったひなたを、刺し殺した」
GM:弾けるようにジッポーライターの蓋が開き、炎が噴き出した。
GM:蛇のようにうねりながら闇を舞う。明らかにサラマンダーの力がかかっていた。
樋浦彼方:「自分の子どもを見捨ててまでFHの計画を止めた結果があれだ。笑い話にもならない……」
樋浦彼方:「理性的な判断で犠牲を選び、レネゲイドの衝動に飲まれて足元を見失う。それがキミたちが隠し通す欺瞞だ」
小鳥遊美依菜:「そんなのは嫌だから、その犠牲を強いる側になる。面白い思考してるね、ジ・エンド?」
逢坂 夕:「もういいよ。どっちが正しいとか判断がどうとかあまり関係ないよ」
逢坂 夕:「私たちはオーヴァード。戦うための武器にしかなりえない存在になってしまった」
逢坂 夕:「自分の望みや夢、理想のために力を振るう。すでにもうみんな道を外れてる」
逢坂 夕:「なにが間違ってて何が正しいかなんて決めるのは私たちじゃない。歴史よ」
逢坂 夕:「私たちは戦うことでしか表現できない。だから私はみんながこんなのになってほしくないから。今戦ってる」
逢坂 夕:「人の思いなんてその人にしか分からない。あなたも過去いろいろあったみたいだけども」
逢坂 夕:「あなたの思い一つで、周りの何も関係のないたくさんの人間をこっち側(オ−ヴァード)に連れてきたことを忘れてるわ」
夜皇 美紅:はあ、とため息。
夜皇 美紅:「つまり、ジ・エンドは、自らの目の前でおきたことが結果、とても悪かったから、ヒネてFHを名乗るようになった……の、かな……なんだか、いわゆる不良、みたい……」と、ぽつり。
夜皇 美紅:「拒絶して、自らを卑下して、悪と傾けば、それが一番楽な逃げ道です。自分がそう断じればいいですから。相容れないか・できないか、それを決め諦めるのは自分であって、相手ではない」
夜皇 美紅:「グングニルも、ジ・エンドも、たがいに相手に復讐をしたいというところまでは否定はしませんよ。ともかくこちらは護送したいので、邪魔をするならはじきます。出来れば寝るか引いてほしいところです」
夜皇 美紅:「……なおグングニル、チカラに溺れてズレた対象にまで虐殺に走るようなら、ちょっと、お説教です」ちょっと珍しく、感情が入ったような、気が、しました。
FHエージェントA:「FHは不良の集団じゃねーし!」
FHエージェントC:「UGNの言うことにいちいち反論しても不毛なだけよ。我らが語るに言葉は不要」
夜皇 美紅:「ああいえ。ジ・エンドの動きが不良という感じ?」素で返しましょう。
樋浦彼方:「まあ、〝話しても無駄〟はお互いサマということで」
逢坂 夕:「私は任務は守りますから。」
天田流人:「地雷だの鉄砲だの持ち出してよ。挙げた拳の落としどころが見つからないって、あるよな」
天田流人:「話して無駄なら、やることやるだけだぜ」
樋浦彼方:「じゃ、始めようか」
GM
GM:◆戦闘開始◆
GM
GM:エンゲージ図:(PCたち)——10m——(エネミー)
GM:武器はシーン中に作成されているので、マイナーで移動とかエンゲージとかしよう!(このチームはファンアウトあるけどな)
夜皇 美紅:まあ、ファンアウト、ほしいかにもよりますよね……一応作ってある、け、ど。けどだし。
GM:セットアップ!
夜皇 美紅:ふぅ……長い溜息を、つきます。
夜皇 美紅:「……パンドラより、2つ。そして……もうひとつ。全部で3つの、提案があります」
夜皇 美紅:「1つ。彼らのコトバの通り、正面突破で彼らを討つこと」
夜皇 美紅:「1つ。私たちの仕事は“護送”です。無闇な闘いを避け、トレーラーを動かし、彼らを撒くこと」
夜皇 美紅:「そして、もうひとつ――」というと、ちょっと、言いよどみます。
小鳥遊美依菜:「霧香ちゃんが心配だもんね~。先を急ごう!」前の敵が眼中にない。
逢坂 夕:「でしたら、トレーラーを動かすことからですね。相手の足止めはどうしますか?」
夜皇 美紅:「私が、やります」
天田流人:「えっ、ちょっ、支部長!? マジで言ってます?」
夜皇 美紅:「――もうひとつ。2つ目の提案に近いです。あなた達3人は、トレーラーを動かし撒いて、護送し、先に行ってください」
夜皇 美紅:「私は少々、清算をせねばなりません。ここに残り、彼――ジ・エンドと対峙させてください。死を覆し、高瀬かなたを、助けます」
夜皇 美紅:ちょう、まじで、いってます。
逢坂 夕:「お一人で?」目をぱちくり
天田流人:(マジなんだー……)
夜皇 美紅:「ひとり、で」
逢坂 夕:「助ける?」
夜皇 美紅:首を縦に振りますか。
逢坂 夕:「過去に何があろうと、今あそこに立っているのなら打ち倒すしかないのでは」
夜皇 美紅:「それが、真意かつ本意でないならば?」
夜皇 美紅:「懸念は言うまでもないですよ、自分で言ってて“ああばかだなあ”って思ってます」
夜皇 美紅:「FHエージェントがひとり“ジ・エンド”に私はあったことはない。10年支部に引きこもりでしたしね」
夜皇 美紅:「書類の上ではバケモノなみの能力者と、精気なき覇気なき人柄、ジャームである」
夜皇 美紅:「――会って、聞いてて、動きを見て、違和感しかないんですよ」
夜皇 美紅:「本当に不倶戴天の敵であり、ジャームであり、FHに心酔かつ洗脳されてるなら、自分の弱点になるようなことを、そんな敵に言うはずがない」
夜皇 美紅:「私が“組織はよく分からない、変わったものもいる”って言った時の切りかえしが。『FHは入るモノではない、なるもの。選んではいったモノは運がいい……』でしたね」
夜皇 美紅:「おのずから、運がいいなんていいますか。――たぶん、浚われてから、選択の余地なく、FHに繋がれてる」
天田流人:「確かに、まあ、仕方なく”なった”の方に聞こえたな……」
逢坂 夕:「だとしても、自分の意志で立っていないなら動くべきです。それをあの人はしなかった。臆病者だ」
夜皇 美紅:「臆病者……まあ、否定はできないかも、です、ね」と、ちょっとからっぽの笑みを浮かべます。
逢坂 夕:「分かりました。説得するのであれば私も残ります。それに応じなかった場合これだけの相手です。いくら支部長といえどただでは済まないですよ」
夜皇 美紅:“残る”と言われると、少し困った顔。「――護送、そちらのが、優先です……」
夜皇 美紅:「ただでは済まないどころか、あの子がその気になれば、即死――でしょうね」
夜皇 美紅:「私は、それでもいいのですよ。私自身はそこまで生に頓着はしていない。それに――」
夜皇 美紅:「――高瀬かなたは、私を殺す正当な、理由があるでしょうから」
逢坂 夕:「任務優先、分かってはいます。それに支部長相手を救う前に自身の命の重みを理解してください」
逢坂 夕:「あなたを今そう変えたのも10年前ですか? あなたも同じだ。10年前のことでみんな心を食われてる……」
逢坂 夕:「囚われ続けてますよ……みんな。もう終わりにしましょうよ」
逢坂 夕:「みんな足が止まってますよ。一歩前に、また一歩前に進まなきゃ何も変わらないですよ」
夜皇 美紅:「ん……まあ、そう、です、ね。10年前のあのとき、私たちは……いえ、私は立ち向かうも、力及ばず、死にましたから」
夜皇 美紅:「あの頃の竹露はもう戻らない。10万からの人を喰らい、それ以上の人の未来を閉ざし、呪われた街と化した」
夜皇 美紅:「だから、せめて、救命信号をあげてる人は、まだ助かるかもしれない人は、助けたいんですよ。ひとつひとつ。せめて。眼に入ったならば」
天田流人:「オレからも、ちょっといいかな」
夜皇 美紅:促すしぐさ。
天田流人:「オレは、ぶっちゃけ高瀬のおっさんが樋浦になろうとFHになろうと、そんなん知ったことじゃねえしさ」
天田流人:「直接関係のあるのは、佐久間の研究ぐらいでさ。それさえ成功するなら、他はどうでもいいと思ってるけどさ」
天田流人:「でも、おっさんを放っとけば、今やり過ごしたって近いうちにまた揉めるよな」
天田流人:「……だからよ」
天田流人:「説得する気なら、何が何でもで頼むよ。殺されてもいいような捨て鉢じゃなくてさ」
夜皇 美紅:ふぅ……長い溜息をもうひとつ。少し救われたような、そんな笑みを浮かべる。
夜皇 美紅:「オーライ、分かりました。“死を覆したもの(LivingDead)”たる過去に恥じぬよう、精一杯やらせていただきます」
夜皇 美紅:で、ちょっとシステム的に。ここでロイスとらせてください。
GM:どうぞ!
夜皇 美紅:ひとつは概念的なものなんです、が。“終幕(TheEnd)”:幸福感/【憎悪】。
夜皇 美紅:要するに、終わり、とか、幕引き、とか、あきらめに憎悪、てこと。
GM:はいな
夜皇 美紅:もうひとつはSロイス。高瀬かなた:懐旧/【悔悟】。覚悟決めたよ捨て鉢じゃなくてやりますよ!
GM:ここでSロイス! 了解です!
逢坂 夕:「ふぅ……分かりました。支部長の想いがそこにあるなら、そこにとやかく言う気はありません」
逢坂 夕:「でも、死ぬのだけはやめてくださいね」
夜皇 美紅: ひらひら、手を振りまして。
夜皇 美紅: 「私は自分の生にはあまり頓着してませんが、いのちを無駄に散らす趣味はありませんよ。それは、誰のものも、ね。では、Good luck」
夜皇 美紅: ≪ファンアウト≫、発動させます。システム的に:ねこ従者中心で発動させます。行動18的に。
GM:どうぞ!
夜皇 美紅:で、夜皇は無防備に前進。敵とエンゲージ(他のみんなはいきなさーい!)
夜皇 美紅:(※ファンアウトブッパで侵蝕84→88、と)
小鳥遊美依菜:先を見据えて、手を振り返す。
小鳥遊美依菜:「しぶちょー、全部は掴めないよ、普通ならね」
小鳥遊美依菜:美紅の方は見ずに、言葉を残す。
小鳥遊美依菜:「でもまあ、信じて待ってるよ、――ちゃん」
小鳥遊美依菜:誰にも聞こえないように、誰かの名前を呼んだ。
小鳥遊美依菜:で、ファンアウトの効果で離脱を図ります
逢坂 夕:同じく
天田流人:同じく離脱を(ファンアウト貰ったから動かなきゃって使命感)
GM:トレーラー立て直しは演出ですね?
小鳥遊美依菜:それで行けるならお願いします。
逢坂 夕:はい! いけるなら
GM:演出了解。離脱は、エネミーとのエンゲージはしてないので、離脱というか移動かな?(「逃走」は全力移動)
GM:ん。確認しましたが、ファンアウトは「戦闘移動」ですので、エネミーから離れる方向へ戦闘移動でよろしいですか
天田流人:うちはOKです<離れる方向
GM:エンゲージ図:(PCたち)——20m——(夜皇さん・エネミー)こんな感じ?
逢坂 夕:そうですね。
GM:ではその状態で、各自メジャーアクションに逃走を宣言→全力移動をお願いします。
GM:逢坂さんはトレーラー立て直しの演出もどうぞ
夜皇 美紅:ガッツリロールしたし、そもそもの役割的にも、夜皇は“待機”です。
夜皇 美紅:従者も待機かな……子どもたちが逃げたらあらためてダッシュ、しんがり勤めてね!
小鳥遊美依菜:絆従者がついてくるって話だったから、行動値18で車ごと離脱してもらうのはどうかな?(GM次第
GM:絆従者って一体だけでしたっけ? なら一体は一緒に逃走して、残り二体は夜皇さんと一緒にエネミーとエンゲージ?
夜皇 美紅:2人。なので基本2人が一緒に逃走かな。残すなら、ねこだけお残り。
GM:では残るのは一体ですか。きついなあ。エネミーはトループ込みで三体いますしね
夜皇 美紅:(だからそもそも腕っぷしでだったら勝てないって、て)
GM:(うん……)
夜皇 美紅:ああ、エフェクト使うならあんまり関係ないですね、何人で封鎖しても。
夜皇 美紅:足止め掛けるならねこが離脱判定をトループから勝てばいい。
GM:サラマンダーに封鎖エフェクトあったけど樋浦さんは積んでないんですわ
GM:他のトループもそんな余裕ないので、逃げる人たちを追いかけるのは難しいし、殺す方を選択する感じですね
逢坂 夕:では、イージーエフェクト<偏差把握>を使用し把握したのちに、ノイマン的頭で皆に指示をば! で離脱でよいのですかな?
GM:従者はついていくけれど、先に逢坂さんにトレーラー起こしてもらわないと、車ごと離脱は難しそうですね
GM:行動値としては従者が最初なんですけれど、そっちもエンゲージしただけで待機ですか?>夜皇さん
GM:三体とも(あ、うち二体は移動して離脱の方向ですが)
夜皇 美紅:エンゲのみ待機ですねえ、夜皇は。データ的には。従者も似た感じ。
夜皇 美紅:夜皇は手を出さない、従者はしんがり勤める関係。
GM:はい。では夜皇さん動かないなら……樋浦さんなんですよねえ、行動は。
夜皇 美紅:ですよー。
樋浦彼方:「……護送を優先するか。仕事熱心なことだね」
夜皇 美紅:「意味無いいのちの取り合いは、好きじゃないんですよ」口の端をあげて、彼を見据えます。
GM:(PC三人・従者二体)――10m・従者一体・10m――(夜皇・エネミー)
GM:さてと、目の前にいることだし、夜皇さん一人に向けて撃っておきましょう(ジャイアントグロウスはダメージも増えるし)
樋浦彼方:「邪魔だよ」まずは片付ける!
夜皇 美紅:かまん、ていうか本人Onlyなら“リアクション放棄”宣言。
GM:さすがに一発ぐらいは殴られていただく。慈悲は無い。
樋浦彼方:17Dx@7+10 コンセ+炎神の怒り+命の剣+ジャイアントグロウス
DoubleCross : (17R10+10[7]) → 10[1,2,2,2,2,2,4,5,6,6,7,7,7,8,9,10,10]+10[3,3,4,6,6,6,10]+3[3]+10 → 33

夜皇 美紅:むしろ5発までは覚悟してたんですがねえ。
GM:リアクション放棄と言うことでダメージ出しますよ!
樋浦彼方:6D10+22
DoubleCross : (6D10+22) → 31[4,7,7,4,1,8]+22 → 53

GM:装甲有効!
夜皇 美紅:2d10 でもシステム的にこれは出るんだった。リビデの軽減ダメージ。
DoubleCross : (2D10) → 17[7,10] → 17

夜皇 美紅:53-17:36,余裕ですね。≪リザレクト≫
夜皇 美紅:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

夜皇 美紅:(88→92)
GM:樋浦の取り出したライターから炎が踊り、巨大な腕を形成、周りの木々や車両ごと、夜皇の体をなぎ払う!
GM:赤く染まる夜空の下――いまだくすぶる炎の中、ゆらりと立ち上がる、白髪の女の影。
夜皇 美紅:(いっそ髪や肌がぱちぱち燃えててもいいかもしれない。火だし)
GM:(ほどよく焦げてそうですよね)
夜皇 美紅:(ほどよくこげますね)
樋浦彼方:「そのまま寝ていた方が楽だよ?」
夜皇 美紅:「お断りします。寝ていたら、死んでしまったら。確かにそれは安寧で、幸福で、もう動かなくてよくて、楽です」
夜皇 美紅:「でもね、そうしたら――助けられるものも、助けられないじゃないですか。私は、最期のひと時まで、あがきますよ」
樋浦彼方:はぁ、と溜め息をつき。
樋浦彼方:「――灰になってしまえ」ぼそり、と小さくつぶやいた。
GM:樋浦の手番は以上! 小鳥遊さんどうぞ!
小鳥遊美依菜:夕のトレーラー起こしの指示待ちかな? 多分。待機で良いと思う。
GM:ではFHエージェントだ
FHエージェント:9Dx+2 マイナーで《破壊の爪》,そして夜皇に《音速攻撃》!
DoubleCross : (9R10+2[10]) → 9[2,3,3,6,7,7,7,9,9]+2 → 11

FHエージェントA:「そこをどけーっ!」
夜皇 美紅:両手を広げて立ちふさがりますよ。“リアクション放棄”
夜皇 美紅:2d10 リビデ判定。
DoubleCross : (2D10) → 12[3,9] → 12

FHエージェントA:2D10+10 装甲有効
DoubleCross : (2D10+10) → 13[5,8]+10 → 23

夜皇 美紅:23-12:9,≪リザレクト≫
夜皇 美紅:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3

夜皇 美紅:冷静ですねこのひと、あいかわらず。普段が普段だからなあ……。
夜皇 美紅:(92→95)
GM:恐るべし
GM:さてトループ一体はこれで終了、お次はいよいよ逢坂さんだ!
GM:って、いかん、トループ一体目より逢坂さんが先だったんじゃないか!
GM:ごめんなさいー
逢坂 夕:あ、そうでしたねw
逢坂 夕:では
逢坂 夕:先ほど言った通りの指示を皆に
夜皇 美紅:「どきません。引きません。こんな私でも、元凶だと知った後でも、子どもたちは信じてくれたから。だから、引くわけには、行きません」
樋浦彼方:「……元凶、ね」かちかちと落ち着き無く、ジッポーライターの蓋を開け閉めしている。
小鳥遊美依菜:(背景で、皆でトレーラーを起こしてる
GM:それではトループ二体目。
樋浦彼方:(未行動トループに目配せ)
GM:それを受けて、FHエージェントCは全力移動! このエンゲージから離脱を計ります。
FHエージェントC:「おめおめと逃がすものか!」
夜皇 美紅:どっちへ?(バックか前進か)
GM:夜皇さんとのエンゲージを切り、PC側へ。ただ、途中に猫従者がいるから、そちらとエンゲージしてしまいますね。
夜皇 美紅:10mのところでね!
GM:全力移動なので、彼はこれで行動終了。
夜皇 美紅:ダッシュに来たところに猫がにゅ。「にゃーん」。ひとこえ、ないている。
FHエージェントC:「チッ、式神か……こしゃくな!」
GM:天田くんどうぞ!
天田流人:トレーラーを押すよ。
GM:小鳥遊さんも上で演出入れたから行動済みですね?
GM:クリンナップ! 逃走を選択したPC三名と従者二体はこれにてこのシーンから退場できるものとします。
小鳥遊美依菜:そんな感じですね。という訳で逃走。
逢坂 夕:同じく
天田流人:退場します
GM:では戦場に残ったのは、樋浦彼方・夜皇美紅・FHエージェントA・FHエージェントC・従者一体の五名だ(トループは実際は集団だけど)
GM:◆2ラウンド目◆
GM:セットアップ! こちらは何もなし
夜皇 美紅:データ的には何もなしです、てことでロールかな。
GM:どうぞ
夜皇 美紅:「……なぜ、追いませんでしたか?」
夜皇 美紅:「あなたは“神出鬼没”と聞き及んでます。私なぞ構わず、戦わず、逃げたこたちを討ちに行けば、それでしまいじゃありませんでしたか」
夜皇 美紅:「“灰にする”、そうこぼした」
夜皇 美紅:「私は高瀬かなたではありませんから、その意味は意義の真意までは汲み取れません。イラつく理由までは察しはきれません。10年、FHでどこまでなにがあったかも察しはきれません」
夜皇 美紅:「もう遅い、終わった、誰も助けてはくれない、選択の余地なんてない。そう諦めて自分を殺して、そこにあらねばならなかった、苦しみ全部は察せません」
夜皇 美紅:「【未来は狂いて血に染まり、ひなたは翳り喪われ、かなたの果てまで死が満ちて、須く闇に屠られた】」
夜皇 美紅:「救えぬ脚本(シナリオ)の結末ならば、“これで終わり(TheEnd)”――なのでしょう」
夜皇 美紅:「でも、10年、囚われてもあなたは生きてきた。選択の余地なかろうとも、自死を選ばず、生きてきた」
夜皇 美紅:「それは、なんらかの“希望”があったからでは、ないのですか」
樋浦彼方:「なにを……」
樋浦彼方:「……言ってるのかな、キミは」長い、嘆息のような声。
樋浦彼方:「なるほど? 高瀬一家に何が起きたか知って、その上で同情か、それはどうも、どうも」
樋浦彼方:「ははは」
GM:白々しい空虚な笑いだ。
夜皇 美紅:「同情なんて、チャチで上から目線なものじゃないですよ」
FHエージェントA:「うるせーぞUGN! ジ・エンド、とっととぶっころがしてやりましょ!」
樋浦彼方:「黙れ」
FHエージェントA:「ひぇっ!?」
GM:冷たい声を振らされ、エージェンとたちが沈黙する。
樋浦彼方:「全て終わった話だ、希望も何もない」
樋浦彼方:「終わりたくても終われない、そういう人生もあるさ」
樋浦彼方:「だから……ッ」何かを言いかけて、やめた。
GM:さて、手番は従者からですね。
猫従者:“待機”、にゃーん。
夜皇 美紅:夜皇も待機ですよ。データ的には。さあ続けようか。
GM:では樋浦さんの手番ですか
夜皇 美紅:はーい。ロール作ってるんで適度に。ぶん殴ってもらっても。
GM:それでは、樋浦は再びジッポーライターから炎を出す。轟、と唸りを上げるそれは、地獄の業火のごとし。
GM:炎は、一瞬だけ「傘と鎖」の形を取り……
GM:蛇のように形を変えて、彼の周りを漂う。力を張りつめて。
樋浦彼方:「キミは四回死んでも生き返るかい?」
樋浦彼方:17Dx@7+10 コンセ+炎神の怒り+命の剣+ジャイアントグロウス
DoubleCross : (17R10+10[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,4,4,5,5,7,7,7,7,7,10]+10[3,3,5,7,8,9]+10[3,5,10]+1[1]+10 → 41

GM:対象はもちろん夜皇さん!
夜皇 美紅:リアクション放棄。
夜皇 美紅:2d10 先んじてのリビングデッド。
DoubleCross : (2D10) → 17[9,8] → 17

樋浦彼方:7D10+21
DoubleCross : (7D10+21) → 49[1,10,9,5,10,6,8]+21 → 70

GM:まあ死ぬよね。リザレクトもそろそろ尽きるのでは。
夜皇 美紅:70-14:56、≪リザレクト≫。
夜皇 美紅:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

夜皇 美紅:よし、尽きた。
夜皇 美紅:「4度、ですか……今、3度死にましたかね。まだ4・5回ならば……で、しょうか」
FHエージェントA:「げぇ……ジ・エンドのあれ何発もくらって……何で生きてんだよ、こいつ……」
FHエージェントC:「屍人なるものの噂は聞いたことがあるが……それにしても、これは異常だ……」
FHエージェントC:「こやつ、UGNのくせしてジャームなのでは?」
夜皇 美紅:「ここで“死んでも、まあいっか”とかいっちゃえば、気も楽なんですけどね」ははは、と笑い。「あの子たちとの約束もありますし、そうも言えません」
GM:徐々にだが、トループ集団にも動揺が広がり、ざわついている。
樋浦彼方:「……本当に面倒臭いな、キミは。こっちは早く終わらせたいんだけど」
夜皇 美紅:彼の方を見たまま、エージェントたちに。
夜皇 美紅:「ジャーム……ああ、ジャーム、かもしれませんね。そう断じてしまえば、殺す大義名分は立つ」
夜皇 美紅:「どかない、引かない、話を聞かない。それが確かジャーム、でしたっけ」
夜皇 美紅:くすり、と、わらい。
夜皇 美紅:「……お話、聞いてくださってるじゃありませんか。高瀬さん」
夜皇 美紅:「あなたは、ジャームでは、ない。閉塞もしてない。終わっても、いない」
樋浦彼方:「……その名前で呼ぶな」ぎり、と、ライターを握り締める。
夜皇 美紅:「“希望”や“救い”は、抱いてはいけないなどと、誰が決めましたか」
夜皇 美紅:「もちろん、UGNの理念、そのすべてを信じろとかいう気はないです。そもそも私だってそのことばすべては信じられない」
夜皇 美紅:「あなたは強い、動こうと思えばいくらでも動ける。囚われたまま、行き場もないまま、ただ慟哭をあげつづけて、そんなに無理をなさる必要はないじゃないですか」
夜皇 美紅:「……火、あまり痛くないんですよね」
夜皇 美紅:「痛い、というよりは、むせび泣き続けてる、そんな感じがする」
夜皇 美紅:男性に対し言っていいことばかどうかは……かなり問題があるとは思いつつも……。
樋浦彼方:(何度目かの盛大な溜め息)
GM:樋浦は苛立たしげに、頭を掻いている。
夜皇 美紅:「10年、様々に変わります。プランナーも変わった、イスカリオテも変わった、UGNも変わった」
夜皇 美紅:「UGNに来い、とまでは言いません、言えません。でも、さらわれてしまったひとを助けることくらいはできる」
樋浦彼方:「さらわれた? 誰の話かな?」
夜皇 美紅:「もちろん、目の前の方のお話です」
夜皇 美紅:「真っ暗な中行き場ないものを庇護する、傘くらいにはなれますよ」
樋浦彼方:「傘は――嫌いでね」
GM:樋浦の目配せを受けて、もう一つのトループ集団も動きます。逃走した他のPC集団を追いかける!
GM:もちろん、猫に出会って足止めを受けるわけですが。次はFHエージェントCの行動です。
FHエージェント:7Dx+2 《死神の針》+《滅びの一矢》 対象は従者!
DoubleCross : (7R10+2[10]) → 8[2,2,2,3,4,7,8]+2 → 10

夜皇 美紅:従者であるなら“ガード”、どうぞダメージ。
FHエージェント:2D10+4
DoubleCross : (2D10+4) → 13[6,7]+4 → 17

FHエージェントC:「そこをどけぃ!」と手裏剣を投げる!
夜皇 美紅:それ、固定値ではじきますね。
FHエージェントC:「ぐぬーっ! 猫の癖にこしゃくな!」
夜皇 美紅:カキカキカキ。ねこが危なくないよう押さえてます。
FHエージェントA:「ケーッ! 本体も本体なら従者もうっとうしいなァーッ!」
猫従者:「みー」
夜皇 美紅:「手を出さない。抑えてて、とは言いますけどね」
猫従者:「みー」
FHエージェントA:「なんなんだよ、お前はよぉおお!」
FHエージェントA:「てめぇUGNだろ! わざわざFHの過去ほじくり返して説得? ナニソレ!」
FHエージェントA:「俺らはねえ、し・ご・と! 仕事で竹露に来てんの! ジャーム……はてめぇらが片付けちまったけどよ」
FHエージェントA:「戦うのが目的じゃねーなら黙って寝てろよもおおおお!」
FHエージェントA:(地団駄)
猫従者:「みー」
FHエージェントC:「そこな女の行動原理は皆目見当がつかんが」
FHエージェントC:「何やら必死なのだな……狂おしいほどに」
FHエージェントC:「狂った者に、言葉は通じぬ。ジ・エンド、ゆめゆめ惑わされぬようにな」
樋浦彼方:「分かっているさ。お互いに、と言いたい所なんだけどね」
GM:クリンナップ!
GM:もちろんこちらは何もない
夜皇 美紅:行動放棄選択ですね。ルール上は残ってるから→放棄したよ、宣言。
GM:◆3ラウンド◆
GM:セットアップ!
夜皇 美紅:データ上はなし!
GM:ではイニシアチブ、従者からですが、こちらも行動放棄で?
夜皇 美紅:放棄というか一応待機かな。
GM:OK
夜皇 美紅:データ上は、夜皇は“待機”なんですよ、ワンチャンやらないといけないことがある。
GM:では樋浦さんの手番
樋浦彼方:17Dx@7+10 コンセ+炎神の怒り+命の剣+憎悪の炎+ジャイアントグロウス
DoubleCross : (17R10+10[7]) → 10[1,1,2,2,2,2,3,3,3,4,4,6,6,6,6,10,10]+2[1,2]+10 → 22

夜皇 美紅:“リアクション放棄”。
夜皇 美紅:2d10 まあ念のためのリビデッド。
DoubleCross : (2D10) → 17[9,8] → 17

GM:もはや無言で炎の腕を揮う!
樋浦彼方:5D10+21 装甲有効
DoubleCross : (5D10+21) → 31[5,8,5,5,8]+21 → 52

GM:巨大な炎の手が夜皇の体を掴み、握り締める。
GM:指と指の間から煙が噴き出した!
夜皇 美紅:「ええ、必死……必死ですよ。私はかなり欲深ですから」
夜皇 美紅:「仕事は達成する、助けると決めたものは救う、子どもは護る。眠りに幸福なぞ求めない、諦めなぞくそくらえです。“終焉(TheEnd)”なぞ知ったことか!」
夜皇 美紅:「FHがなんだ! UGNがなんだ! ゼノスがなんだ! ひととオーヴァードと暮らしゆくならそんな諍いくそくらえですよ!」
夜皇 美紅:「理念じゃなくて行動を、必死であがく人を助けようとして何が悪い!」
夜皇 美紅:「テーブルの上、ただ見放そうとする幹部なぞしらない、今この場で起きてるのが真ですよ!」
夜皇 美紅:ロイス昇華:戦闘不能からの復活:霧谷雄吾。
GM:炎がかき消え、あちこち焦げた夜皇が、現れる。
樋浦彼方:「なら、かかってこいよ、UGN」
樋浦彼方:「さっきからおとなしく殴られて、聖人にでもなったつもりかッ!」
樋浦彼方:「貴様は立ち上がり続ける限り、殺してやる!!」
GM:死人のような顔、生気も覇気もない顔に、赤みが差す――怒気の血色が。
GM:夜皇さんにはバッドステータス「憎悪:樋浦彼方」が乗ります。
GM:次の行動(待機なので未行動ですね)では、必ず樋浦か、樋浦を対象に含んだ攻撃を行って下さい。
夜皇 美紅:はーあい。
夜皇 美紅:「聖人? 聖人ていうのは、死んだ人をさすのですよ。死んで、キセキを起こして、崇められる。そういうひとたちですよ」
夜皇 美紅:「生きてるなら業はある、他を喰らって生きている。強さ弱さはともかく欲望(ねがい)がある。グングニルが言いましたが正しいなんて後で決まる!」
夜皇 美紅:平手振りかぶって――。
夜皇 美紅:振りかぶった腕を、ナイフで刺します。
夜皇 美紅:ロイス昇華:憎悪解消:小鳥遊さん。
GM:くっ
夜皇 美紅:歯を食いしばり、血が流れる。
夜皇 美紅:「無茶だって、無謀だって分かってて、それでも、信じてくれたのですから。最期まで、貫くの、です」
樋浦彼方:「本当に、話に……ならない、な。キミは」
樋浦彼方:「俺にFHを辞めさせるのに、何の得が? キミの気が済まないからか?」
樋浦彼方:「キミはUGNだろう、〝元凶〟と、そう言った。十年前、任務に失敗した、その償いのつもりか?」
樋浦彼方:「償うには、何もかも遅すぎる。遅すぎるんだよ……!」
樋浦彼方:「〝チェインアンブレラ〟を殺し、無辜の人々を殺して来た。それでのうのうと生きている。俺を止めたければ、殺してみせろよ」
樋浦彼方:「さもなくば、殺すだけだ」
夜皇 美紅:薄く、笑みを浮かべます。
夜皇 美紅:「得も損もありませんよ。気のすむ済まないの問題ですらない」
夜皇 美紅:「謝ったところで、なにも戻ってくるものじゃない。だから、ひとつづつ、ひとつづつ、救えるものを拾って、少しづつ」
夜皇 美紅:「FHの居心地が良くて、そこで生きると決めて、なにも問題がない、行き詰っていないなら、それこそ私を嬲り殺せば、それが面倒ならさっさとここから消えればいい。少し死ににくいだけのモノなど、ひとひねりでしょう、あなたは」
夜皇 美紅:「罪って、“それがワルイコト”と、そう認識して悔悟しなければ、口に出るコトバじゃありません。ならば、灌がれるもの・赦されるものじゃないですか。裁くだけでなく、赦すのが人間です」
夜皇 美紅:「もっとも、その人にその気があれば――ではありますけれどね」
夜皇 美紅:「殺す――いや壊しますよ。終幕(TheEnd)は」
GM:では、FHエージェントの手番です。従者もどのみち待機なら、立て続けに攻撃しちゃいますね。対象猫!
夜皇 美紅:はいなはいな。
FHエージェント:9Dx+2 《音速攻撃》 [まずはこの猫っぴきからだぜー!]
DoubleCross : (9R10+2[10]) → 10[1,3,4,4,7,7,7,9,10]+6[6]+2 → 18

夜皇 美紅:ガード。
GM:当たっても通る気がしない
夜皇 美紅:(一応ディフェンダーですからねえ)
FHエージェント:2D10+10
DoubleCross : (2D10+10) → 14[5,9]+10 → 24

夜皇 美紅:お。リビデ判定がいる。
夜皇 美紅:2d10+18 リビデ+ガード+装甲フルでいくつカット?
DoubleCross : (2D10+18) → 14[4,10]+18 → 32

猫従者:かっきーん。
FHエージェントA:「グワーッ、ほんとかったい! グワーッ!」
樋浦彼方:「役に立たないなあ……」
FHエージェントA:「ひぃっ」
FHエージェントC:「ぬう……早く追いかけねばならんというのに」
GM:ここでFHエージェントC、攻撃を放棄! メジャーアクションで全力移動し、猫従者とのエンゲージを切ります!
GM:そのまま退場!
夜皇 美紅:あ、逃げた。
FHエージェントA:「あーちょっと! 置いてかんといてーな!」
GM:……ではクリンナップOK?
夜皇 美紅:OK
GM:◆4ラウンド目◆
GM:セットアップ!
樋浦彼方:「……すっかり道草しちゃったなあ」少しクールダウンしたように、ジッポーライターの蓋を閉じる。
樋浦彼方:「いつまでもキミの相手をしている場合じゃない。退却だ」オートアクション《神出鬼没》で退場!
FHエージェントA:「ええ!? 俺だけマジ置いてけぼり!?」
GM:トループもあたふたと後を追う!
GM:後に残されたのは、夜皇さんと従者一体のみ
GM:◆戦闘終了◆
夜皇 美紅:ちょっとてふ、と座り込んで「あいたたた……んー……」ねこちゃんちょんちょん。こっち来いをして。
夜皇 美紅:さっと電話、後始末を依頼して。「……さて、おいかけます、か、ね」間に合わないとはわかるけど、それでも、ね。
夜皇 美紅:ねこがヒョウ程度の大きさになって、夜皇はその背中に乗り掴まり。夜闇の山を最短距離で駆け降りる。
夜皇 美紅:「……だったら、なぜ多数で囲んで殺さずに。エージェントたちに攻撃命令を出さずに、ここまでの時間、聞く気になったのですかね」
夜皇 美紅:「……ほんっと、あまいというか、なんと、いうか」
GM:-------------------------------------------------------
GM:時は少し、遡り。
小鳥遊美依菜:「霧香ちゃんに連絡するけど、流ちゃん、どうする?」電話出しつつ。
GM:護送車内部、器用に見つけてきた通信機。
天田流人:「どうってもなー……起こったことを話すぐらいしか、俺から言えることはないぜ」
小鳥遊美依菜:「ならいいや。伝える事先に伝えるから、その後代わって、通信維持ね? 安心させてあげて」
天田流人:「アイ、アイ」
小鳥遊美依菜:という訳で、霧香に連絡とるけど、まず、繋がります?
GM:問題ないです
小鳥遊美依菜:「霧香ちゃん、まだ無事? 此方は襲撃受けたから急いでそっちに向かってる感じ。 もしFHに会っても刺激しちゃダメよ?」
佐久間霧香:『あっ小鳥遊さん? はい、こちらは順調ですよー』
佐久間霧香:『昼間たっぷり睡眠取ったからまだまだ元気ですしね! ……って、ええっ、襲撃!?』
GM:一瞬びっくりしたようだが、霧香はすぐ落ち着きを取り戻した。
佐久間霧香:『やはり来ましたか……こちらには警備の方もいますし、大丈夫だと思います。みなさんも、お気を付けて!』
小鳥遊美依菜:「呑気ね。まあ、そんな感じだから、多分そっちにも誰かが行くと思う。もし万が一、霧香ちゃんのみになったら、一旦降伏しちゃって? 必ず救いだすから」
佐久間霧香:『……はいっ』
小鳥遊美依菜:其処まで言うと、流人と夕の顔を見るけど、何か伝えます?
小鳥遊美依菜:「じゃあ、流ちゃん、ぱす!」
天田流人:「あいよ。 ……あー。もしもし。オレ」
佐久間霧香:『あっ、りゅ……天田さん!』
天田流人:「おう。天田流人だ。オレオレ詐欺に気をつけろよ、佐久間~」
佐久間霧香:ぷっとふきだす。『こんな時に何言ってるんですか、もう!』
天田流人:「悪い悪い、でもマジで気をつけてくれよな。 ……生き別れの妹です、とかよ」
小鳥遊美依菜:「とりあえず、それ維持させといてね~ お互いの状況知りたいから」と言いながらトレーラーの中、漁るですよ。
佐久間霧香:『えっ……』
天田流人:「いや、たとえばの話。なんでもねえ」
佐久間霧香:『は、はい』
天田流人:「まあその、なんだ。オレらが到着するまでは安全第一、っつーのかな」
GM:小鳥遊さんは何をお探しで?
小鳥遊美依菜:いや、使える物があれば、的な。具体的には武器とか?(無いならないでスルーしてください。
GM:ではマスターシーンの前に、購入判定といきますか(※夜部はこのタイミングで購入無しでしたが、昼部はM1で購入無かったからトントンということで)。
GM:従者が同乗してるから、夜皇さんも判定出来ますよん
GM:医療トランクとか応急手当とか夜皇さん入り用になるでしょうし
小鳥遊美依菜:許可感謝。まあ、やりたい事は終わった感じです。
夜皇 美紅:みょ。じゃあ応急手当くらいは従者がしときますかね。
小鳥遊美依菜:流人と霧香の会話が終わっていいなら、購入判定します。
天田流人:こちらからはOKっす
GM:まあ霧香は天田くんと他愛もないこと話し続けてる感じですね(通信はたもっておく)
小鳥遊美依菜:じゃあ、そんな中で備え付きの火炎放射器を外そうとします。(目標値22
小鳥遊美依菜:9dx+4@10 無形の影と手配師,使用で。
DoubleCross : (9R10+4[10]) → 10[1,1,2,3,4,4,8,10,10]+9[1,9]+4 → 23

GM:すげぇ!
夜皇 美紅:10dx 応急きっと、1コ目。
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[2,3,4,4,5,5,8,9,10,10]+9[2,9] → 19

小鳥遊美依菜:侵蝕率94→98
夜皇 美紅:ここで問題。アイテム、従者持てないんですよ、ねー……なの、で。
GM:誰か受け取ってあげてくださいw
夜皇 美紅:持ってきた応急キットを、逢坂さんに渡します。ケガ、してるんで。
小鳥遊美依菜:落としていくとか? 従者が何処に置いたか把握できるだろうし。
夜皇 美紅:まあ、それでも!
小鳥遊美依菜:あと、元々、応急キットは1つ残ってるはず。
夜皇 美紅:(基本自身にしか使えないしね)
夜皇 美紅:まあそれはそれと、して。なんかもう一つ欲しいもの、って、有ります?
天田流人:特にないっす
小鳥遊美依菜:多分平気だから、もう一つ買って、落としておけば?
夜皇 美紅:はーい、じゃあ置いとこう。で応急きっと。
夜皇 美紅:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[2,4,5,5,6,6,7,8,9,10]+9[9] → 19

夜皇 美紅:2つほど、ころっとな。
小鳥遊美依菜:で、夕は残ってる応急キット使ってしまう感じでしょうかね?
GM:(ここで一旦シーンカット)
GM
GM:◆トリガーイベント 終了◆
GM
GM:◆クライマックスフェイズ◆
GM:シーンプレイヤー:天田流人
GM
GM:竹露市郊外の山中に、人目を避けるように建てられた白亜の箱がある。UGNの秘密研究所、その奥は佐久間霧香のために用意された、実験場だ。
GM:明日の準備を終えた後も入念にチェックを繰り返し、佐久間霧香はジャーム護送部隊の到着をじっと待っていた。
GM:(※天田さんは電話のみですが先に登場をお願いします)
佐久間霧香:「ふぅ……ドキドキしますね」
佐久間霧香:「夜皇さんは大丈夫なんでしょうか?」
天田流人:1d10+72
DoubleCross : (1D10+72) → 8[8]+72 → 80

天田流人:電話越しに『んー。釘は刺してきたけど、割と無茶しそうだよなー、あの人』
佐久間霧香:「あの人、時々凄く頑固ですから……」
GM:と、話していると……
GM:霧香の背後、扉がキィ…と開く。研究員の誰かだろうか。
右天晴香:「はぁい」
佐久間霧香:「……ッ」
右天晴香:「霧香、覚えてる? 晴香よ。迎えに来たの」
右天晴香:「あなたがUGNだなんてね、ドラマチックぅ……ふふ、でも私たち、姉妹だもの。そんなの関係ないでしょ?」
GM:晴香はすたすたと距離を詰めると、姉妹に手を伸ばしかけて、止まった。
右天晴香:「……なに、そんなに怖い顔して」
右天晴香:つ、と視線をずらす。「誰と話してるの? 霧香」
天田流人:『──佐久間? おーい? そこに誰か来てるのか?』
佐久間霧香:「来ました、よ」
佐久間霧香:「……生き別れの、妹というものが」
右天晴香:「なんだ! ちゃんと私のこと覚えてるんじゃない!」
右天晴香:ウキウキと。「ねっ、晴香、こんな夜中になんだけどさ。私と一緒に来て!」
右天晴香:「明日はきっと――良い日になるから!」
天田流人:ぞわっ、と悪寒に襲われる『……おいおいおいおいおい、ちょっと待て!』
佐久間霧香:「それは、いけません」
右天晴香:「は?」
佐久間霧香:「私はUGNの〝グレイスレイン〟。そして、あなたの姉妹。忘れたことなんかない」
佐久間霧香:「……お母さんと一緒にあなたが消えた日から。どこかでジャームになっていないか、ずっと、心配だった。助けたかった。だからこの研究を始めた」
右天晴香:「助ける?」きょとんとした顔で。
右天晴香:「それは私も同じよ。ジャームなんて、大した問題じゃない。私は、あんたと生きていける世界を作りたかった」
佐久間霧香:「十年前のあの日、この町で何が起きたか……忘れたんですか。あなたは、自分が何をしようとしているか、分かっているんですか?」
右天晴香:「何が不満なの? 霧香。あの日邪魔されなきゃ、もっとオーヴァードもジャームも増えて、私たちはこの町でずっと、大手を振って暮らしていたはずよ」
右天晴香:「あの母親に殴られることもなかった! あの親父に売り飛ばされかけることもなかった! みんな私があんたを守ってやったんじゃない!」
佐久間霧香:「えっ……」
GM:霧香の顔から、さっと血の気が引く。もちろん、それは電話の向こうの天田には見えないが。
天田流人:(おいおいヤバいぜ、のジェスチャー。小鳥遊に見えるように)
GM:なお護送隊はそろそろ研究所が見えるあたりまで来てます。
小鳥遊美依菜:1d10+98 [落ち着かせて,刺激しちゃダメって]焦った声で
DoubleCross : (1D10+98) → 10[10]+98 → 108

右天晴香:「ナイショにしてたからね、そりゃ知らないわよね。クソ野郎は死にかけてジャームになった。クソババアは大人しく死んだ。ま、それでFHに目ェつけられたんだけど」
GM:霧香は、手が白くなるほどきつく、電話を握り締めている。
佐久間霧香:(落ち着け……落ち着け……相手を刺激しないように)
佐久間霧香:「それで、今は……FHとして、竹露に帰って来た、んですか?」
右天晴香:「んもう、久しぶりだからって、他人行儀ねえ。もっとフランクに話なさいよ、霧香ぁ」
右天晴香:「ね、ほら」手を差し出す。「私と一緒に来てくれるでしょ?」
GM:霧香は、じっとその手を見つめている。
佐久間霧香:小声で(天田さん)
天田流人:『佐久間、おまえまで無茶するなよ』
佐久間霧香:(私はいったん、彼女に大人しくついていきます。ここで拒否したら、何をされるか分かりませんから)
天田流人:『わかった。なるはやで追いかけるから待ってろ』
佐久間霧香:(……ごめんなさい、お手数、おかけします)
佐久間霧香:(信じてますから、ね)
天田流人:『……おう。任せろ』
佐久間霧香:電話を切り、晴香に向き直る。「じゃあ……行きましょうか」
右天晴香:「やった! さっすがぁ!」
右天晴香:「今回の作戦が成功すれば、FHでの立場は保証されたようなもんよ。まあ私は竹露を出る気ないけどさ、ジ・エンドだって便宜計ってくれるだろうし」ぺらぺらと
右天晴香:ポシェットから、チョコレートやロリポップキャンディを差し出す。「ほら! なんか食べる? へへへ、おねえ、元気そうで良かったあ!」
右天晴香:「おねえ、確かノイソラだったよねー。喧嘩は相変わらず弱い? 私修羅場くぐってきたしね、けっこー強いのよ! なんかあっても私が守ってあげる!」
右天晴香:「それとね、えっとね……」そのおしゃべりは、とどまるところを知らない。
GM:離れていた十年間を埋めようとするように、別れてからの出来事を、彼女はまくし立てた。
GM:FHに拾われたこと、過酷な訓練とその辛い思い出、卒業した時に教官からかけられた褒め言葉、初めての任務、功績、名誉
GM:明るく朗らかに、人の死と血で彩られた経歴を、とうとうと。
佐久間霧香:「……晴香」
右天晴香:「んー?」
GM:霧香は、妹を抱き寄せる。
小鳥遊美依菜:。o(霧香ちゃん、堪えてー
佐久間霧香:「もういい、もういいのよ」腕の中にしっかりと捕まえて、言い含めるように、呟く。
GM:場所は研究所玄関。
GM:君たちも到着する頃合いだ!
逢坂 夕:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3

天田流人:「佐久間ぁ!!」止まりきってないトレーラーの後方から飛び出してずさーっと参上
佐久間霧香:(……あの声、流人さん……っ)ぎゅっと晴香を腕に捕まえたまま、それを聞く。
逢坂 夕:後に続いて、飛び出します。
右天晴香:「チッ!」
小鳥遊美依菜:「霧香ちゃん、無事!?」手に火炎放射器を持って、トレーラーから飛び出す。
右天晴香:「なによ、ジ・エンド……足止めの割りには、早く着きすぎよ」
右天晴香:「霧香、ちょっと待ってて」にこりと。
右天晴香:「こいつら、全員片付けていくから」
右天晴香:「んーと……だから、出来たら離してくれたほうが、楽、なんだけどなー」
佐久間霧香:「……離しません」
逢坂 夕:「これはどういう……こと?」唖然
小鳥遊美依菜:「ほっほう。言ってくるね、ブラッ…いや晴香ちゃん」でも顔はほっこり
佐久間霧香:「あなたは囲まれています。大人しく投降してください。血天魔女(ブラッディウェザー)」
右天晴香:「は?」
小鳥遊美依菜:「……おや?」霧香の方を見つつ疑問顔。
右天晴香:「いやいやいやいやいや、ちょっと。私と一緒に来るんでしょ?」
小鳥遊美依菜:「いやいやいや、霧香ちゃん危ないよ、下がって?」
佐久間霧香:「私は喧嘩は弱いですが、戦闘力のあるオーヴァードが三人。多勢に無勢ですよ! 大人しくしてください!」
天田流人:「ちょっ……いや、それにしても離れた方がいいって」
GM:力尽くで抑え込む霧香と、それに抵抗する晴香。ぶっちゃけ肉体能力はどちらも似たり寄ったりだ!
小鳥遊美依菜:「ちょっと待って、霧香ちゃん。とりあえず落ち着いて、クールになってKOOLに……」
GM:Kでは駄目っぽくないですかw
小鳥遊美依菜:噛みました!
GM:噛みまみたか。
小鳥遊美依菜:噛みまみた!
GM:止めたい方は二人の間に割り込んで、どうぞ!
逢坂 夕:「また無茶を」と言って間に
GM:では逢坂さんが止めに入るんですね? どっち抑えます?
小鳥遊美依菜:「流ちゃん、Go!」と、霧香を指さす。(意訳:白兵型は先に接近しておくと良いと思うよ?
逢坂 夕:抑えるというよりは霧香ちゃんの方にいって庇うようにって感じですね
天田流人:じゃあ晴香の方を牽制するように割り込むよ
逢坂 夕:それを見て少し前進しときましょう
GM:では君たちはひとかたまりの乱戦状態に(エンゲージ的な意味で) ※概念・描写上のものであって演出です
小鳥遊美依菜:。o(システム的には距離を置きたいが、さて。
GM:晴香を抑えようとしてるのは天田くんなの、でー
樋浦彼方:13DX@7+10 コンセ+伸縮腕
DoubleCross : (13R10+10[7]) → 10[1,1,2,4,4,5,7,7,8,9,9,9,10]+10[2,2,3,6,8,9,9]+10[3,7,9]+10[6,8]+6[6]+10 → 56

GM:がんばって避けてね!>天田くん
天田流人:!?
GM:なお演出なのでダメージは入りません(安心して当たるがよい)
天田流人:7dx+0 回避なんてないよ!
DoubleCross : (7R10+0[10]) → 10[5,5,6,8,9,9,10]+4[4] → 14

GM:それでは、横合いからの攻撃が、天田くんを吹っ飛ばす。
樋浦彼方:「いやあ、大遅刻だったね」
GM:攻撃してきたのは……もちろん、樋浦!
右天晴香:「遅いわよ! バカ!」
天田流人:「のわっ!? ……って、おっさん!」
小鳥遊美依菜:「……しぶちょーはどうしたの?」そう言いながら、距離を取る。
逢坂 夕:「(支部長……)支部長は?」
樋浦彼方:「一人足止めに残った彼女のことかい?」
樋浦彼方:「三、四回ぐらい殺しておいたんだけどね……」
小鳥遊美依菜:「……あ、まだ無事っぽいかな」と言いながら絆従者を見る。
GM:まあ従者健在=生存中、ですからね。
樋浦彼方:「ずいぶんしつこくて困ったよ、ははは」その表情は、いつものように、空虚な薄笑い。
天田流人:「おっさんに言われりゃ世話ねーよ」<しつこい
小鳥遊美依菜:どっちかというと、ジャーム化してないかが怖いかなぁ、この状況。
GM:あの死にっぷりから普通はね……
従者:「……」黙って、子どもたちをカバーする立ち位置を取ります。
逢坂 夕:「それであなたはなにか……変わりましたか?」
樋浦彼方:「余計な道草を食いました。仕事が遅れてます。反省しよう、頑張ろう。いじょう」
樋浦彼方:(へらへらと笑っている)
GM:その片手には、いつものように、固く握り締められたジッポーライターが。
逢坂 夕:「そうですか、ある意味ではよかった。支部長も生きているようですし」
小鳥遊美依菜:。o(堪えてない訳じゃ、無いのかな~
樋浦彼方:「……その、支部長だけど」
樋浦彼方:「一応名前を聞いておこうかな、出来れば霊園のお嬢さん、キミの方も」
逢坂 夕:「……私は、逢坂 夕」
小鳥遊美依菜:……従者の方を見るけど?
従者:こくり、首縦に振り。
小鳥遊美依菜:「ヤコ……夜皇美紅、だね。」
樋浦彼方:「どうも」と逢坂に
樋浦彼方:「夜皇。夜皇、美紅」名前を反芻する。
樋浦彼方:「……ヤコ……」
樋浦彼方:「……十年前から、オーヴァードだった? 〝元凶〟、ね。は、ははっ」
右天晴香:「……なんの話? 敵の名前なんてどうでもいいでしょ!」
右天晴香:「それより、霧香! ほら、こっち来て!」
GM:霧香ちゃんは今、逢坂さんがかばうように立つ感じでしたね
逢坂 夕:はい
小鳥遊美依菜:「だめだよ、晴香ちゃん」
天田流人:「感動の再開ーに水を差して悪いけどな」
小鳥遊美依菜:「霧香ちゃんが欲しければ、私達を倒してからじゃないとね!」と親指で自分の胸を指してドヤ顔。
右天晴香:「はん、上等ォ!」
小鳥遊美依菜:「あ、コッチが勝ったら晴香ちゃん貰うよ!」
GM:駅構内の時と同じく、周囲に血天魔女のレネゲイドが広がる――、
樋浦彼方:「てい」チョップ
右天晴香:「痛っ!」
樋浦彼方:「〝それ〟をむだ遣いされちゃ困る」
天田流人:「おっと、やらかす前によ」
GM:(順番前後したけど、天田くんをちょっと待とう)
天田流人:霧香ちゃんは逢坂さんが抑えてるんだっけ
逢坂 夕:抑えているというよりは庇う姿勢ですね
GM:プラス小鳥遊さんが立ちはだかってる
天田流人:ぶあつい
GM:範囲攻撃すれば関係ないんやで(まあ霧香殴らないけどね)
天田流人:扱い的にはエンゲージ内でしたっけ
GM:そうですが、まあ演出とか気持ちでやっていただければ
天田流人:ふぉい
天田流人:ではポケットから例の写真を取り出しまして
小鳥遊美依菜:いや、晴香相手に会話してるから、此方は霧香からも距離おいてると思うなぁ。
小鳥遊美依菜:>立ちはだかる
天田流人:「……これ持って、ちょっと離れてろ。暴れて汚したり破いたりしたら困るからよ」と、霧香に
GM:あ、廃屋で見つけたやつ!
天田流人:YES
佐久間霧香:「……りゅ、天田さん、こんなもの、どこで?」と言いつつ、受け取って下がる。
天田流人:「どこでもいーだろ。 ……さて、待たせたかよ」
右天晴香:「あたたた」はたかれた頭を撫でつつ。「ちょっと霧香! 一緒に行く約束は!?」
右天晴香:「ジ・エンド、無理やりにでも引っ張ってよ!」
樋浦彼方:「うーん、どうしても連れて行かないと駄目かい?」
右天晴香:「駄目! 絶対駄目! つれてく! つれてく!」地団駄。
樋浦彼方:「はいはい」というわけで、前へ出る。
天田流人:「面倒なら別に、そっちを置いてってくれてもいーんだぜ。……期待はしてねえし嬉しくもねえな。始めようぜ」
GM:えーとそれでは、霧香ちゃんは出来るだけ敵から離れてる位置だとしまして
GM:そうだな、みなさん全員から一歩離れた最後尾、ぐらいでOK?
逢坂 夕:そのへんですかね
小鳥遊美依菜:まあ、個人的には距離置きたいけど……うーむ(至近不可の武器がある。
GM:では、霧香が佇むその茂みから……何かが飛び出す!
FHエージェントC:「召し捕ったり!」
佐久間霧香:「きゃっ……きゃああああ!」
小鳥遊美依菜:「……は?」
FHエージェントA:「俺も俺も! 追いついたぜぇーっ!」
FHエージェントA:「ほら! 俺だって役に立つっしょ?」と、二人がかりで霧香を抑え込み、あらほらっさっさー! と運んでいく!
樋浦彼方:「はいご苦労さん。では」
小鳥遊美依菜:「待てや」
右天晴香:「あっはははは! UGNも間抜けよねぇ!」
小鳥遊美依菜:「今すぐ止まらんと、撃つよ?」エージェントズに
GM:立ち絵カラーが本気モード!?
小鳥遊美依菜:「ね、止まってくれないかな?」と一瞬だけ姿を変える。
樋浦彼方:「いや止まるようならこっちが殺すけどね」
FHエージェントA:「ひぎぃ! 板挟み!」
FHエージェントC:「UGNの言葉に耳を貸すな!」
小鳥遊美依菜:「じゃあ、止める」
GM:……や、やっちゃいますか?
小鳥遊美依菜:もう此処で始めるべきじゃないかな? 逃がさんでしょ、流石に。
夜皇 美紅:うん。
GM:ちなみに霧香は当て身で気絶させられました。
小鳥遊美依菜:(なんか逃げたいようなんだが。敵は
GM:実はそうです
GM:逃げる気がないなら、血天ちゃんが雨を降らすのを止める意味はないので
夜皇 美紅:流石にさらうようなら従者が撃つ。
GM:チッ…本当はここで戦闘とは行きたくなかったが、無理なようである。
夜皇 美紅:子どもの危急にまで加減はしないよ!
逢坂 夕:では戦闘ですかな?
小鳥遊美依菜:ですかな。一触即発ですし。
GM:それでは、夜皇さん抜きで戦闘です。
逢坂 夕:はい
GM:エンゲージ:(樋浦彼方・血天魔女)――10m――(PC三人と従者二体)――10m――(トループ×2・霧香)
GM
GM:◆戦闘開始◆
GM
GM:夜皇さんは1R後に到着する感じです。
GM:セットアップ!
夜皇 美紅:≪ファンアウト≫欲しいかー!?
小鳥遊美依菜:(欲しいけど、その前に衝動判定は?
GM:あっ
GM:そうだ突発だから忘れてたわー
GM:ここで戦闘する予定じゃなかったしなあ、トホホ
夜皇 美紅:ちょっとはいのちを張った意味があったと、いいな。
GM:あとGMからクライマックス戦闘について少し説明があります。
GM: 
GM:まず、右天晴香はEロイス:覚醒する世界(UGP79)を所持しています。UGによるとシナリオクラウド用のEロイスですが、シナクラ以外で使っても特に齟齬はなさそうなので、本卓でのローカルルールとして採用しました(LMはGMが未所持なので不明)。
GM:ゲーム的には、エンディングまで彼女が生存した場合、このEロイスの効果で、竹露市の全住民がオーヴァードの存在を認知してしまいます。
GM:その場合、竹露市は封鎖され、第二のデモンズシティ(魔街)として地図から抹消されることでしょう。誰かが血天魔女を倒すまで……。
GM:シナリオ上のボスはあくまで右天晴香なので、樋浦彼方が倒れていなくても、彼女さえ倒せば戦闘は終了となります。
GM:せつめいおわり。
GM: 
小鳥遊美依菜:んー、気絶では不可?
GM:Eロイスの説明に「生存していたら」とありますからねえ。
逢坂 夕:要は殺さないといけないんですね……。
GM:そういうことです。
逢坂 夕:いやな役回りですね~、仕方ないです。
GM:というわけで、衝動判定(の前に演出)なんだなあ。
血天魔女(ブラッディウェザー):「……どこまでも、邪魔をするのね」
血天魔女(ブラッディウェザー):「いいわ、落としてやる。落ちろ、落ちろ、私の血天(ソラ)に。地獄に……堕ちろ!」
樋浦彼方:「こんなに予定が狂うなんてね」
樋浦彼方:「本当、早く終わらせたいよ。何もかも灰にして、綺麗さっぱりと、ね」
GM:双方のレネゲイドが、殺意を含んだ強烈なプレッシャーを叩き付ける!
GM:衝動判定、目標値は9!
GM:あとEロイス
GM:右天晴香はEロイス:堕落への誘いを所持しています。
GM:衝動判定に失敗した方は、通常通り暴走のバッドステータスを受ける他、侵食率が99%以下であっても、ただちに100%に上昇します。
GM:がんばってね!(なお霧香は固定値で成功)
逢坂 夕:7dx+1@10 衝動判定!!
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 10[1,1,2,3,8,9,10]+2[2]+1 → 13

GM:夜皇さんはまあ従者代理で判定お願いします
逢坂 夕:2d10
DoubleCross : (2D10) → 9[6,3] → 9

天田流人:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 10[5,6,7,8,10]+5[5]+2 → 17

夜皇 美紅:10dx 大きな方の,従者
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[1,1,1,4,6,7,8,8,10,10]+10[10,10]+9[6,9] → 29

夜皇 美紅:10dx 小さな方の,従者。
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[1,3,3,4,5,6,8,9,10,10]+8[1,8] → 18

天田流人:2d10+80
DoubleCross : (2D10+80) → 14[7,7]+80 → 94

小鳥遊美依菜:9dx+1@10
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 10[2,4,5,5,8,9,9,10,10]+10[7,10]+9[9]+1 → 30

逢坂 夕:鋼メンタル!
GM:固定値で成功してる人たちが既にいるんですけど!?
夜皇 美紅:まあ相手が拍子崩れまくりでのプレッシャーでは……。
小鳥遊美依菜:2d10+108
DoubleCross : (2D10+108) → 10[5,5]+108 → 118

逢坂 夕:「お二人さん逃げたい。ですか? 今の現実を崩して逃げたいですか?」
樋浦彼方:「現実、というか。退却出来るならしたいんだけどね。本当なら戦うつもりで来たんじゃないし」
血天魔女(ブラッディウェザー):「しょうがないでしょ! こいつら霧香渡さないし!」
血天魔女(ブラッディウェザー):「何のために今まで頑張って来たか分かりゃしない……!」
樋浦彼方:「とまあ、こういう訳だから、仕方ないんだなあ」
逢坂 夕:「壊しても、灰にしても、意味ないよ……あなた達はなんだか、悲しいね」
樋浦彼方:「そういうのも仕事のうち、さ」
GM:さてセットアップだが、敵側は何もないぞ!
夜皇 美紅:セットアップ・≪ファンアウト≫、従者1を起点に戦闘移動どうぞ。
人型従者:空ろなヒトガタの目が、ひかる。顔をあげる。低い、響く、女の、声。
人型従者:「――仕事は達成する、助けると決めたものは救う、子どもは護る。眠りに幸福なぞ求めない」
人型従者:「――だが、それに手を掛けようとするならば、意志を無視してさらおうとするならば、容赦はしない。先程と、同じと、思うなかれ」
人型従者:「――散開、せよ」
夜皇 美紅:2はトループ’sにエンゲージします(102→+4で106、ですよ)。
小鳥遊美依菜:こちらは移動なし。《ファンアウト》宣言した従者と同じエンゲージで。
天田流人:写真渡しちゃったこともあるんで、トループsにエンゲージ
逢坂 夕:こちらは樋浦と晴香の方に戦闘移動、エンゲージ
GM:逢坂さんはファンアウトで移動して、次の手番でマイナー消費して武器ですね(車内で作ったやつはシーン終了で消えた)
小鳥遊美依菜:んー、流人そっちか(場面アタッカー。
GM:移動はこれで全員かな
GM:ではイニシアチブ! 従者からどうぞ!
夜皇 美紅:<従者2>メジャー:トループCへ射撃攻撃。
夜皇 美紅:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 9[1,2,4,5,7,7,7,8,8,9] → 9

夜皇 美紅:ふるわないですねえ。防衛屋だからなあ。
FHエージェント:7Dx+1 ドッジ!
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 9[3,5,6,7,9,9,9]+1 → 10

FHエージェントC:「式神ごときに遅れを取るか!」
夜皇 美紅:小さな従者が弓を構える。シュンシュンシュン――はずれていく。
子供従者:「……」
小鳥遊美依菜:「ごめん、しぶちょー、従者ちゃん貸して? 隙大っきいの、これ」
人型従者:「……」小鳥遊の傍の従者も動こうとした、その時に、声が聞こえる。弓を掲げようとしたが、そこで、止まる。“待機宣言”。
小鳥遊美依菜:「ありがと、その分仕事はするよ~」
人型従者:「……」
樋浦彼方:「頑張るねえ、彼女は……」
GM:では血天魔女の手番です。
GM:山の上の研究所、そこの玄関口は見晴らしのよい場所だ。今は闇に沈んでいるが、竹露市が遠くまで見渡せる。
GM:その上空にまで、血天魔女のレネゲイドが広がる。
血天魔女(ブラッディウェザー):「タワーまで行けないなら……今やっちゃうしかないわよね? どうせ、雨が降るのは同じなんだから」
樋浦彼方:「不本意だけど、仕方ないかな」
血天魔女(ブラッディウェザー):「速効で片付けてやるわよ……死ぃねえええ――!!」
血天魔女(ブラッディウェザー):21Dx+5 雨粒の矢+蝕む赤+惑いの一撃+封印の呪+始祖の血統+完全なる世界 ドッジ-3D&C+1,更に次のC+1!
DoubleCross : (21R10+5[10]) → 10[1,1,2,3,3,3,3,4,4,4,4,6,6,6,7,9,9,9,9,9,10]+5[5]+5 → 20

GM:夜目にもはっきりと分かる、赤黒い雲が空を覆い、血の雨が眠れる町にまで降り注ぐ。
GM:それはただのレネゲイド雨ではない、ショート・トランス・レネゲイドの雨。
GM:魔女の血を介して、呪われた町へ、新たな呪いが降り注ぐ。
小鳥遊美依菜:上空を見上げつつ
小鳥遊美依菜:「あの時、あそこに居たのは下見だったわけね。似合わないと思ってたんだけどさ~」
GM:似合わないw(実際そうです、下見です)
小鳥遊美依菜:場面攻撃で、全員ですかな?
GM:シーン攻撃ですからね、対象はPC全員と従者二体(夜皇さんはのぞく)!
GM:装甲は有効ですが、一点でもダメージが通ると、邪毒Lv1のバッドステータスだ!
夜皇 美紅:従者は“ガード”、みーちゃんの傍のは追加カバーリング:みーちゃん。
逢坂 夕:3dx+1@10 回避!
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 7[3,6,7]+1 → 8

小鳥遊美依菜:リアクションCR値+1だと無理なのでカバーリング希望。
逢坂 夕:ですよねー
夜皇 美紅:カバーリングはあれなんですよね、手番消費する!
GM:C+1だとCR11だからまずクリティカルが起こらないのだ
夜皇 美紅:※みーちゃんの傍のはカバーした、よ。
小鳥遊美依菜:サンクス。
逢坂 夕:いやいや10より+されることはないはずですけど……あれ? されるんですかね?
天田流人:4dx+0@11 まずというかC値下げてないと発生しないんですな
DoubleCross : (4R10+0[11]) → 10[3,3,10,10] → 10

GM:されるんですよ>クリティカルが10以上=クリティカル不能
小鳥遊美依菜:CR値11にはなりますな。
GM:シーン攻撃だから、従者は抜けた分を二倍ですね>HPダメージ
夜皇 美紅:抜けた分を、ね。とりあえずいろいろ待ってます、リビデは一括振りでいいですか?
GM:どうぞ>リビデ
夜皇 美紅:2d10 一括リビデ。
DoubleCross : (2D10) → 12[10,2] → 12

GM:更に、「次の」判定もC+1です
夜皇 美紅:まあ、ふつうふつう。
血天魔女(ブラッディウェザー):3D10+14
DoubleCross : (3D10+14) → 12[5,2,5]+14 → 26

GM:やはりマインドエンハンス無いと弱い
逢坂 夕:次の判定ってことはメジャーに響くのか……
GM:クククク
夜皇 美紅:基本18、リビデ12の30で、ノーダメージ1名。
GM:固いねほんと……
夜皇 美紅:リビデは“ダメージ軽減”なので、カバーリングしたほうは26-18:8、貫通からの、これが2倍(*2:16)、そのうえでリビデなので。4点貫通。
夜皇 美紅:ちょっとは通りましたよ、ちょっとは。この子に邪毒の意味ないですけど、ピンゾロ振らないと。
GM:あ、邪毒にも効くか>リビデ
天田流人:装甲で8引いて18点いただき
夜皇 美紅:イェア、効かないのはフルボーグ。
夜皇 美紅:流石に1%なのでクリンナップ振りはサボっていいでしょうかGM……(邪毒1:3ダメ)
GM:ですねえ……
GM:ダメージ処理は全員終了かな? 樋浦さんの手番です
小鳥遊美依菜:ですかな。
樋浦彼方:マイナーで《白熱》を使用。エンゲージ済みなので目標は逢坂さん。
樋浦彼方:17DX@7+10 コンセ+炎神の怒り+憎悪の炎+命の剣
DoubleCross : (17R10+10[7]) → 10[1,2,2,3,3,5,5,6,6,6,7,7,8,9,10,10,10]+10[3,3,4,6,7,8,10]+10[5,9,9]+10[1,9]+1[1]+10 → 51

逢坂 夕:こりゃぁ……リアクション無意味だ……
GM:でもドッジしたらC+外れるでよ
夜皇 美紅:ドッヂだけは、するべき!
逢坂 夕:3dx+1@11
DoubleCross : (3R10+1[11]) → 10[4,7,10]+1 → 11

逢坂 夕:ですね
樋浦彼方:6D10+27 装甲有効,バッドステータス[憎悪:樋浦彼方]が追加されます。
DoubleCross : (6D10+27) → 31[3,10,5,5,1,7]+27 → 58

逢坂 夕:1d10 リザレクト
DoubleCross : (1D10) → 3

GM:目の前へ飛び込んできた少女へ、高密度に圧縮された肉体の質量ごと、拳を叩き付ける!
GM:その一撃は、彼女の体を破壊したように見えたが……、
樋浦彼方:はぁ、と溜め息。「やはり、まだ立つか」
樋浦彼方:「あの上司にして、この部下というか、なんというか」
逢坂 夕:「むしろ、これでおめおめと倒れると?」HP的にボロボロだけどもw
樋浦彼方:「キミたちみたいにしつこいエージェントの方が、珍しいからね」肩をすくめる。
樋浦彼方:「いくらオーヴァードでも、一回殺されれば戦意喪失さ。普通の人間が、腕を折られたり、足を斬り落とされたら、もう戦おうなんて思わないのと同じ」
樋浦彼方:「なのに……キミたちは……」ぎゅ、と拳を握る。
逢坂 夕:「それは……持つ者の違いでしょうね」胸に拳を立てて
小鳥遊美依菜:では、行きます。
小鳥遊美依菜:マイナーで《オリジン:レジェンド》を宣言。このタイミングでウェポンケースのシューターズジャケットを着用。
小鳥遊美依菜:侵蝕率118→120
小鳥遊美依菜:「ふるぱわ~、いっくよ~」
小鳥遊美依菜:《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》で火炎放射器で攻撃。
小鳥遊美依菜:この際に【百鬼夜香】(あと2回)と《リミットリリース》、《原初の黒:拡散する世界》に賢者の石を使用。
小鳥遊美依菜:対象はシーン内の敵全て。
小鳥遊美依菜:此処で、ジ・エンドに□同情/■憤懣でロイスを結んで、即座にタイタス化し、昇華。そして変わりがないから、霧谷ちゃんのもついでにタイタス化+昇華。
小鳥遊美依菜:タイタス昇華効果はCR値-1とダイス+10
小鳥遊美依菜:ダイス18のCR値2
小鳥遊美依菜:判定行きます。
GM:あっはっはっは
逢坂 夕:大盤振る舞いだ!!
GM:……来いやあああああああ!
小鳥遊美依菜:18dx+1@2 [みーなちゃんふるぱわー。止めれるものなら止めて見なさい! ガード不可だから!] 
DoubleCross : (18R10+1[2]) → 10[1,2,2,2,3,3,4,4,4,5,5,5,5,6,7,7,8,10]+10[1,2,4,4,5,6,7,7,7,7,8,8,8,8,10,10,10]+10[1,1,2,2,2,3,4,4,5,6,6,6,8,8,8,9]+10[1,2,2,4,5,5,5,5,6,7,7,9,9,10]+10[1,3,3,4,6,7,7,7,7,8,9,10,10]+10[1,2,2,2,3,3,5,6,6,8,9,10]+10[1,2,2,5,6,6,7,9,9,10,10]+10[1,2,2,3,4,4,4,6,6,7]+10[4,4,5,6,6,7,7,10,10]+10[1,3,5,6,6,7,10,10,10]+10[2,3,5,6,7,8,10,10]+10[2,3,3,3,5,8,8,8]+10[1,2,4,5,9,9,10,10]+10[1,3,3,6,6,7,9]+10[2,2,2,3,3,8]+10[2,7,7,8,9,10]+10[6,7,7,8,8,8]+10[1,4,6,6,9,10]+10[1,2,2,2,5]+10[2,3,5,10]+10[3,4,7,8]+10[1,5,7,8]+10[6,6,9]+10[3,6,7]+10[2,3,8]+10[3,8,8]+10[4,5,6]+10[3,5,9]+10[4,4,5]+10[2,4,5]+10[1,2,5]+10[1,7]+10[9]+10[6]+10[9]+10[10]+10[5]+10[10]+10[10]+10[4]+10[4]+10[2]+10[2]+10[8]+10[7]+10[3]+10[3]+10[9]+10[5]+10[5]+10[9]+10[9]+10[9]+10[4]+10[3]+1[1]+1 → 552

小鳥遊美依菜:はい、552です。
夜皇 美紅:ぁーぁ、やったった……っ。
樋浦彼方:行動済みなので、《崩れずの群れ》で血天魔女をカバーリング!
GM:他の面々はもはや判定放棄で! ダメージを! クダサイ!
小鳥遊美依菜:56d10+5
DoubleCross : (56D10+5) → 281[5,2,6,5,4,5,3,7,10,10,3,10,6,5,2,1,6,7,5,10,7,2,3,7,7,6,1,3,8,3,4,7,1,4,6,4,5,10,7,1,1,5,8,1,4,2,8,6,4,6,8,3,4,6,3,4]+5 → 286

FHエージェントA:「えっ、ちょっ、うそ、なにこのばけもグワーッグワーッ!」
FHエージェントC:「なんだこれは! どうしろというのだ! おゴーッ!!」
GM:トループはまとめて全滅!
小鳥遊美依菜:「キミ達は、みーなちゃんを怒らせた」侵蝕率120→144 そして賢者の石
小鳥遊美依菜:1D10
DoubleCross : (1D10) → 9

小鳥遊美依菜:144→153 HPが20減る!
小鳥遊美依菜:沢山の美依菜の影が現れて、辺りを一掃!
小鳥遊美依菜:「これが、じ、えんどって感じよ!」とジ・エンドを見すえる。
GM:大変申し訳ないが。
樋浦彼方:血天魔女をカバーリング! 更に《透過》でHPダメージ無効!
樋浦彼方:「……ッ……」
樋浦彼方:血天魔女ごとその姿が炎に包まれる。だが、燃えさかる火焔は人の形に収束し……エネルギーをいなした樋浦の姿を取り戻した。
GM:よって樋浦・血天健在
小鳥遊美依菜:ですな。
樋浦彼方:「とんでもない化け物を飼ってるもんだね」
血天魔女(ブラッディウェザー):「うっわ……えげつな……」ぞっと身震いしながら。
小鳥遊美依菜:「む、立ってる。だめだよ、ちゃんと受けてくれなきゃ」
GM:やれやれだぜ。
小鳥遊美依菜:「じゃあ、あとは流ちゃんと夕ちゃんに任せた!」
逢坂 夕:「!!!! …………任されました」びっくりしつつ
GM:天田くん、いまは亡きトループに向かってるんだよねえ
GM:まあ霧香ちゃんを確保する意味はあるか(気絶して転がってますよ)。
天田流人:ソレガヤリタカッタダケー
夜皇 美紅:従者が確保してもいいけど、どちらにしても護衛するし。
小鳥遊美依菜:とまあ、その姿を確認して。行動終了。防具装備で行動値は6に落ちます(紛らわしいので今度適用します)。
GM:その前に、逢坂さんの手番だ!
逢坂 夕:マイナー 魔眼槍 を使用します。
GM:いえっさ
GM:憎悪のバステを忘れずに!
逢坂 夕:メジャー コンセ コントロールソート 瞬速の刃 コンバットシステム で 樋浦へGO!
逢坂 夕:16dx+3@7
DoubleCross : (16R10+3[7]) → 10[1,2,2,2,3,4,4,5,6,6,7,8,9,9,10,10]+10[3,5,5,6,7,9]+6[2,6]+3 → 29

逢坂 夕:回ってないな……
樋浦彼方:ガード!
逢坂 夕:3d10+10
DoubleCross : (3D10+10) → 18[9,1,8]+10 → 28

樋浦彼方:《氷盾》+《蒼き悪魔》+ヘルズウォールでガード値27の装甲8、無傷。更に逢坂さんに15点のHPダメージ!
GM:火を吹く拳で、暗黒の槍を受け止める! その熱波が逢坂さんに襲いかかった!
逢坂 夕:わぁお
樋浦彼方:では余裕しゃくしゃくと「キミ、霊園の時の方が、良い動きしてたね」
夜皇 美紅:硬い硬い、さすがガチガーディアン。
逢坂 夕:こっちは……晴香にロイスからのタイタス消化! で
GM:逢坂さんは攻撃したので、バステの憎悪は回復されます。
逢坂 夕:「……ほんとにあなたは……」
GM:30点ぐらい頑丈でも、三桁ダメージの前には無力なんじゃ(トホホ
小鳥遊美依菜:あれ、1回だけだから。
GM:あんなの二発も三発も撃たれて堪りますかいな!
夜皇 美紅:。○(バリクラか戦陣で初めてまともに通る感じかな、ミドル変則でデータ的には良かったかもです)
GM:まあ夜皇さんと小鳥遊さんとでだいぶエフェクトが消耗しましたけど。
夜皇 美紅:痛かったです。
GM:そらあんだけ何度も死んでいれば……
夜皇 美紅:なので盲(めしい)で飛び込む気持ち。レネゲイドの場所となんとなくの気配と従者で把握するよ、よ!
小鳥遊美依菜:とりあえず、流人の行動?
天田流人:ではマイナー、の前に「佐久間ァ! 無事か!」
GM:当て身が入ってまだ気絶してますね。
夜皇 美紅:傍にはちっこい従者もいるよ。要は頼んで突撃しても、大丈夫ですよ、的な。
天田流人:OKOK
天田流人:このタイミングでロイス取ってもいいですかね?
GM:問題無いですよ>ロイス
天田流人:では血天魔女に
天田流人:ET
DoubleCross : 感情表(80-81) → 親近感(しんきんかん) - ○不信感(ふしんかん)

天田流人:もう信じてやらね! ということで
GM:何か信じてることありましたっけw
天田流人:さっきのがなければ感動の対面で済ませられたんだ、ZE
GM:そうか……そういう気遣いも
天田流人:でもって、改めてマイナー:氷炎の剣
天田流人:メジャーで全力移動、左端のエンゲージへ
天田流人:「──どっちからやるかよ?」
GM:樋浦さん達には、まだ次のラウンドまでエンゲージ出来ませんな。
GM:クリンナップ!
GM:邪毒を受けている方々は、-3ダメージを受けていただこう!(従者はリビデ効果で相殺)
逢坂 夕:邪毒;;
GM:ふむ、エンゲージ済み二人か……よしよし
GM:それでは、次回ラウンドのセットアップ時に、夜皇さんが到着します。
GM:場所は……両者の間ぐらいですねえ。双方のエンゲージに5m-夜皇さん-5m、好きな方に2m寄って3mでも。
GM:◆2ラウンド目◆
GM:セットアップ! 夜皇さん登場どうぞ!
夜皇 美紅:――どざり、黒い塊が割って飛び込んでくる。
夜皇 美紅:豹に似た黒いばけねこが、何かを背負って飛び込み、そこで消える。
夜皇 美紅:血染めの雨に濡れた女がそこに現れた。
夜皇 美紅:1d10+106 侵蝕率ー?
DoubleCross : (1D10+106) → 9[9]+106 → 115

GM:では夜皇さんは道中に応急手当セット*2で回復だ。
夜皇 美紅:4d10+11 判定短絡、2d+2d+11
DoubleCross : (4D10+11) → 18[1,7,7,3]+11 → 29

夜皇 美紅:最大値の27まで回復。
血天魔女(ブラッディウェザー):「増援!?」
夜皇 美紅:「った……やれやれ、間に合った、かな……?」倒れこんでたところ、頭を抱えて立ち上がる。
夜皇 美紅:肌はどす黒く焼けて、眼も白濁で光を返してない。血染めで満身創痍もいいところ。
樋浦彼方:「……あのまま死んだかと、期待したんだけどね」
夜皇 美紅:声の方を見ますね。
夜皇 美紅:2d10+114 クライマックスUp向け。
DoubleCross : (2D10+114) → 13[4,9]+114 → 127

GM:伸びてる伸びてるー
夜皇 美紅:「ぁー、残念ながらカンタンに死ぬほど世界は優しくないみたいですよ?」
夜皇 美紅:「――本当に。感染(うつ)ったのか、悪戯か、そんなものは知りませんが、風化したはずの昔まで、起きてしまいましたしね……」
夜皇 美紅:Sロイス:感情スイッチ。悔悟から→懐旧へ。
夜皇 美紅:#システム的に。出現地点。エネミー-3m-夜皇-7m-小鳥遊さん、なところ。
GM:はい
小鳥遊美依菜:「随分と姿が変っちゃったネ、しぶちょー」影に侵食された姿の美依菜が苦笑する。
小鳥遊美依菜:「でもまあ、信じてたよ、此処に来ることを」
天田流人:「それにしても無茶しすぎだっての」
逢坂 夕:「ほんとに……無茶しすぎです」
夜皇 美紅:「ははっ。だって私ですから、無茶してナンボ」から元気も元気とばかりに、軽く手を振ります。
夜皇 美紅:「――でも、ですね」少しだけ、トーンが下がります。
夜皇 美紅:「大人はひとにぎりを助けるために、多くを犠牲にはできない」
夜皇 美紅:「“ちからがない”“もう喪ってしまった”“なすすべなんてない”」
夜皇 美紅:「それを言い訳に引きこもり、子どもたちに、あなた達に今、対峙させるという犠牲を、強いさせているんです」
夜皇 美紅:「UGNからの依頼は“研究所への護送”でした、ここでいのちを賭することまでは契約の範囲外もいいところ」
夜皇 美紅:「例えあなたたちがここでいのちを賭けても、がんばっても、自分を喪ってまで戦ったとしても、その結果如何に関わらず、手に残るものは恐らく、何もない」
夜皇 美紅:「でも、あなた達には未来がある。生きていれば、未来(これから)がある、勝機(チャンス)がある、幸福(しあわせ)はある。大人の言い訳に付き合う必要なんてない、選べるんです、どんな道でも」
夜皇 美紅:「――だから」
夜皇 美紅:「「だから、私はここで、“たたかえ”とも、“にげろ”とも、“手を出すな”とも、言いません」
夜皇 美紅:「でも、考えて。自分の思いは今どこに立っていて、自分は、何をしたいのかを」
夜皇 美紅:「そして、自分が生きるために、障害となっているならば――その時、その障害と、戦ってください」
天田流人:「そりゃあ……それこそ大人の理屈ってモンだぜ、支部長」
逢坂 夕:「……ほんとにほんとに支部長は独りよがりなところがある。私たちは子どもが故に見てるんですよ。その背中を」
逢坂 夕:「そういうことだから。ここで終わらせる。未来”これから”のために、ね」
小鳥遊美依菜:「まあ、しぶちょーらしいっちゃしぶちょーらしいね」此処で、首を傾げ
小鳥遊美依菜:「いや、感情がここまで見えるのは珍しいかな~?」
天田流人:「オレは佐久間の研究が行くトコまで行くのを待ってるんだ。護衛なんてその過程でしかねーや」
天田流人:「オレは見届けなきゃ気が済まねーし、その邪魔する奴は今目の前だぜ!」
逢坂 夕:「……澪」ぼそっと妹の名を。
血天魔女(ブラッディウェザー):「なによこいつら……鬱陶しい……」
血天魔女(ブラッディウェザー):「とっとと全員……ジ・エンド?」はた、と隣の男の様子に気づく。
樋浦彼方:「……ヤコ」夜皇の姿を、物思いに沈んだような目で見つめ、その名をこぼした。
血天魔女(ブラッディウェザー):「ヤコ?? 誰?」
夜皇 美紅:「……ずいぶんと、懐かしい呼び方を、聞きました、ね……」
小鳥遊美依菜:しまった、聞こえてたかー的な顔してる(白々しい
GM:小さな魔女の怪訝な声と、聞きとがめた夜皇に、男がぎくりと身をこわばらせた。
GM:男は、いつものように、ジッポーライターの蓋を開ける。小さな炎をしばらく見つめ、蓋を閉じる。
樋浦彼方:「ヤコ……夜皇美紅、か? キミなのか?」
樋浦彼方:「キミも、十年前に、オーヴァードになって、こんなことを?」
樋浦彼方:「それとも、その前からか? あいつの、高瀬未来のことを知っていたのか?」
GM:その声のトーンは、徐々に落ち着きを失っていく。
夜皇 美紅:すこーしだけ、怪訝な顔を浮かべる。名前を聞かれると「ええ、そうです、が?」と、あっけらかん。
夜皇 美紅:白く焼けて光の届かない目が、樋浦の方を見ている。
夜皇 美紅:「10年前……ええ、あの時――惨劇のときも。同じようにおそらく、恐らく」
夜皇 美紅:「未来さん――“チェインアンブレラ”のことは、知ってます、あの人こわい、何度おこられたか分からない。ただ、その当時のことは――」
夜皇 美紅:「――ははっ、死んだのもあって、こぼしてきてしまった、みたいですが、ね」
夜皇 美紅:ちょっと、寂しそうな、そんな顔を一瞬、浮かべました。だから――だから、ほんとうまでは、わからないんだ、と。ぽつり、こぼす。
樋浦彼方:「……そうか」小さく。
樋浦彼方:「なら、もういい」
GM:苛立たしげに、小さな魔女が地団駄を踏む。
血天魔女(ブラッディウェザー):「ワケわっかんないこと話してないで! 行くわよ!」
GM:イニシアチブ!
GM:血天魔女のEロイス効果・さらなる絶望で、トループ一体が登場します。
夜皇 美紅:\ぎゃー/\どこだー/
逢坂 夕:増える……だと!?
小鳥遊美依菜:シーン攻撃はもう切っちゃったからなぁ…
夜皇 美紅:。○(まあ正味、霧香ちゃんガードしてる従者はここから動けないので、ここから撃つ感じかなあ……)
GM:出現場所は樋浦・血天同エンゲージです
GM:多分一発殴ればだいたい死ぬけれど
GM:イニシアチブ、他に誰もないですね? なければ血天魔女の手番ですよ。
夜皇 美紅:ないない、あるとしたらロールロール。
GM:どうぞ
逢坂 夕:ないですよ
小鳥遊美依菜:「……あの攻撃の中、良く無事だったね、きみたち?」とトループの方を一瞥する。
FHエージェントA:※こいつらは増援なので全滅したのとは別の個体です。
小鳥遊美依菜:知ってる。良く巻き込まれなかったね、的な意味
GM:(ですよねー)
FHエージェントA:「いや、なんか凄い火柱見えたんで、ジ・エンドがなんかしたと思ったんですが……??」
GM:こいつら地中から現れたんだろうか(なんで穴掘ってたかはさておき)
小鳥遊美依菜:じゃあ、それにはニヤリと笑みだけ返しておこう。
夜皇 美紅:ていうかジ・エンドは山火事のこと考えなさすぎ!?(後処理しといての連絡はした)
GM:火事になっても別に死なないもん!
夜皇 美紅:標的も丸焼けになるでしょ!? あなたはいいけど標的はっ。
GM:それならむしろ、お宅のレネビでしょ!?>山火事
夜皇 美紅:と茶々入れつつどうぞどうぞで;
天田流人:あ、うちはイニ何もないっす
GM:ではロールも無しでんね? よしいくぞ
天田流人:ふぉい
GM:あっ奈落使うの忘れた(セット)
GM:まあいいか! ガハハ! いくぜ!
血天魔女(ブラッディウェザー):「どいつもこいつも……鬱陶しいのよ!」
血天魔女(ブラッディウェザー):21Dx+5 雨粒の矢+蝕む赤+惑いの一撃+封印の呪+始祖の血統+完全なる世界
DoubleCross : (21R10+5[10]) → 10[1,1,1,1,2,2,2,2,3,3,3,4,4,4,6,7,8,8,9,10,10]+9[3,9]+5 → 24

GM:マインドエンハンスは抜きでもう一度! ドッジ-3D、C+1、更に次のC+1をお忘れなく!
GM:もちろんシーン攻撃なのでPC全員が対象だ
天田流人:次のC+1って重複したらどうなるんじゃろ
GM:C11だともうクリティカルが起きないので、何かC値下げるエフェクトと相殺しない限りC12は考えなくていいかと
夜皇 美紅:同じカードは重複しないんですね。
夜皇 美紅:両従者は“ガード”、みーちゃんに対してはさらに“カバーリング”。
天田流人:ガードかな。防ぎきれるかはさておき。
GM:まあ装甲無視とかはないので
GM:邪毒は既にこうむってるしね
夜皇 美紅:ああ、一応、夜皇は“ドッヂ”。
GM:どうぞ!
夜皇 美紅:1dx10@11 抵抗はするよ、この子のは。
DoubleCross : (1R10[10]) → 4[4] → 4

逢坂 夕:さてダメージは? 私はガードです!
GM:はいな
血天魔女(ブラッディウェザー):3D10+14
DoubleCross : (3D10+14) → 22[10,10,2]+14 → 36

GM:装甲有効、当たったら邪毒1
GM:もちろん、既にかかってる方は重複しません。
夜皇 美紅:2d10 従者本体,一括リビデ判定。
DoubleCross : (2D10) → 8[2,6] → 8

夜皇 美紅:だいぶやる気ないなやっぱり。
GM:26て夜皇さんまた死ぬん……?
夜皇 美紅:36-8:28,本体はダウン。
GM:やっぱり
逢坂 夕:だめだったよ……
GM:そもそも逢坂さんHP一桁だしね、しかたないね
夜皇 美紅:従者はそこからさらに-18なので10ダメージ。庇ったほうはさらに倍でロストです。
GM:ぬ、一体減ったか
天田流人:装甲8、ガード6で22もらって落ちた
逢坂 夕:ウェイトレスさんのロイスをタイタス!
天田流人:血天魔女のロイスをタイタスに変えて昇華!
天田流人:しなくていいんだった
天田流人:普通にリザします
GM:まだ100%以下だからね!
夜皇 美紅:「過去は変わらない、答えない。ひきこもっても意味がない。死の悼みも悔悟も死んだ人の為じゃない、生きている人のためのもの。今、立ち止まってるヒマなんて――ないんですよ」竹露市のタイタスを昇華。
天田流人:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2

GM:低い……
GM:エフェクト使用してやっと100%超えかな、天田くんが(ファイト)
天田流人:もう一回リザれるよ!順番が来る前に殺されたらだけど
GM:だね!
GM:さて小鳥遊さんはカバーで無傷か
GM:本当は従者さんが行動先でしたが、待機扱いとなったので、樋浦さんの手番となります。申し訳ない。
夜皇 美紅:(わたしも、とんどる)
GM:ああそうだ、同値でした。夜皇さん、どうぞ!
夜皇 美紅:(もう待機でいいです)
GM:んぬぬ
GM:では樋浦さんだ!
樋浦彼方:17DX@7+10 コンセ+炎神の怒り+命の剣 対象は天田くん!
DoubleCross : (17R10+10[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,4,5,5,6,6,9,9,10,10,10,10]+10[2,5,5,6,6,7]+10[8]+4[4]+10 → 44

天田流人:ぬうん、C値+1を消すためドッジ
GM:いぇーす
天田流人:7dx+0@11
DoubleCross : (7R10+0[11]) → 9[1,2,2,3,8,8,9] → 9

GM:(まあそりゃあな)
天田流人:ですよねー。ダメージおいでませ
樋浦彼方:「えーと……キミは、喫茶店での子だっけ?」
樋浦彼方:5D10+27
DoubleCross : (5D10+27) → 26[2,4,6,10,4]+27 → 53

GM:装甲有効だけど、無視でも関係ないような値である。
天田流人:計算するまでもなく死ぬ。リザレクト
樋浦彼方:「そうそう、確か、女の子に引きずられていった子」のんびりと話しつつ、力いっぱい殴り抜く!
天田流人:「変な覚え方をッ! ぐえええ!」
天田流人:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10

GM:逢坂さんどうぞ!
逢坂 夕:はーいw
逢坂 夕:ではではマイナーでジェネシフト!
逢坂 夕:3d10
DoubleCross : (3D10) → 15[3,4,8] → 15

GM:三つでこれは多いか少ないか、吉と出るか凶と出るか……
逢坂 夕:「……樋浦彼方。あなたはここで倒れてもらいます。覚悟はいいですか?」
樋浦彼方:「勇ましいね、そうこなくちゃ」
逢坂 夕:夕のレネゲイドがぐんと上昇! てなわけで立絵を変更!
GM:すげぇパワーアップしてる絵だ――!?
逢坂 夕:(翼は無視してくださいw なかったんです;;)
GM:なんか赤くて白髪で槍が燃えてる
逢坂 夕:「ふぅ。……あなたもそこに立っているのにも、なんらかの意志があるはずです」
逢坂 夕:「その意志ごとここで……鎖(さ)す!」
逢坂 夕:メジャー/コンセントレイト・瞬速の刃・コンバットシステム・コントロールソート+戦神の祝福+プレディクション
逢坂 夕:16dx-1@8
DoubleCross : (16R10-1[8]) → 10[1,1,2,2,3,4,4,5,6,6,7,8,8,10,10,10]+10[2,6,6,9,10]+7[1,7]-1 → 26

逢坂 夕:やっぱりC値が痛いな……
GM:うへぇ
GM:ともあれ樋浦さんは氷盾+蒼き悪魔でガードだ!(どっちみちドッジ不可だし)
逢坂 夕:ではダメージロール
逢坂 夕:ここで、Sロイスをタイタス昇華!
GM:ワーイダメージバースト!
夜皇 美紅:。○(どれ指定だっけSロイス)
逢坂 夕:樋浦さんですね>Sロイス
GM:ん? 樋浦さんのは……あれ「シナリオロイス」の略表記でしたっけ?
GM:あ、Sロイス指定だったのか
夜皇 美紅:シナリオ&SロイスなのかΣ
逢坂 夕:はいw
GM:両方の意味だったとは……!
GM:カモン!
逢坂 夕:10+8D10+5D10
DoubleCross : (10+8D10+5D10) → 10+49[8,10,7,1,2,8,3,10]+32[3,8,8,8,5] → 91

GM:おうっふ
小鳥遊美依菜:基本の3Dが乗ってない?
夜皇 美紅:もう3D追加ですねえ。
逢坂 夕:あら~w 締まらないな~w追加でw
GM:カモンカモン
逢坂 夕:3d10
DoubleCross : (3D10) → 21[2,9,10] → 21

逢坂 夕:112ダメージ!
小鳥遊美依菜:112?
逢坂 夕:「その信念……心臓。貰い受ける!!」
樋浦彼方:氷盾15+ヘルズウォール12でガード! 更に装甲8!
逢坂 夕:その一瞬、刹那って感じで槍で一閃
樋浦彼方:合計77ダメージ……ごっそりやられた! 更にバステで硬直!
天田流人:かったいな
樋浦彼方:炎を噴き出す拳で、胸を抉る槍を受け止める!「これは……」
逢坂 夕:「……はぁ、はぁ……まだ、立つんですね……」
樋浦彼方:槍に切り裂かれ、黒い重力がその身を包みこむ。「まずい、な」死人の顔に、焦りが浮かんだ。
GM:さぁてFHエージェントか
GM:の、前に忘れちゃいけない悪魔攻撃!
樋浦彼方:槍を掴んだまま、熱波が逢坂さんを襲う! 《蒼き悪魔》問答無用のHPダメージ15点!
樋浦彼方:「キミは、早めに潰す」
逢坂 夕:「……!」先の攻撃で反応できず、まともに受ける!
GM:逢坂さん、さて立ち上がるか、このままおねんねか。
逢坂 夕:支部長ごめんね。タイタス昇華!
樋浦彼方:「まだ……立ち上がって来るのか!?」
夜皇 美紅:やっぱり立つよねえ!?(私だってこの場は立つわ!)
GM:ワーオ!
逢坂 夕:「……言ったでしょう? ……あなたをここで倒すと」
樋浦彼方:「……ハ」吐き捨てるように笑う。「嬉しいね、キミのその殺意」
夜皇 美紅:頭を抱えている「なんて、無茶を……」
逢坂 夕:「支部長も言ってたじゃないですか。……未来"これから"のために私はあなたを倒す」
GM:樋浦は笑っている。
樋浦彼方:「そうだ、俺を殺しに来い」
GM:死人の顔ではなく、はっきりと嘲るような調子で。
夜皇 美紅:「は、ははっ、はははっ……」
逢坂 夕:「……自分を犠牲にすることもなくね」
樋浦彼方:「そこまでの力を使って、そう易々と〝人間〟に戻れるものか、UGN!」
樋浦彼方:「化け物を一つ殺しても、残るのはまた化け物だ!」
逢坂 夕:「戻れますよ、その化物を倒すのはいつだって、人間なんですから」
夜皇 美紅:「欲張りですねえ。感染(うつ)ったかしら」
夜皇 美紅:「戻れます、じゃないですよ」
夜皇 美紅:「戻ります、ですよ」
逢坂 夕:「……そもそもあなたは化物でもないですよ? 自分の意志を持った人だ」
夜皇 美紅:「壊すべきは諦観(あきらめ)、終焉(おわり)。過去に囚われ、喪ったものを数えてただ嘆き、考えることを辞め、あまつさえ偶像を造り代わりしておままごと、とか……あなたが一番、ひなちゃんに、未来さんに、家族を侮辱してるじゃないですか!」
GM:樋浦の笑いが、止まる。
夜皇 美紅:「やろうとしなきゃ進まない。手に持つものを、残るものを、先を視て希望を捨てず、動かなければ、始まらない!」
樋浦彼方:「……っ」何かを言いかけ、くしゃりと、泣きそうにその顔が歪んだ。
樋浦彼方:「……それでも」
GM:その表情が、すっと消える。死人と言うよりも――死体のような、無表情に。
樋浦彼方:「FHには、俺の希望と欲望がある」
夜皇 美紅:「あなたの欲望ってなんですか? その喪った家族を復活させることですか? それとも、そこにいる女の子みたいに、それによく似た偶像を造ってはごっこ遊びつづけることですか?」
逢坂 夕:「私にも家族がありました。ごく普通だけど私にとっては特別な」
逢坂 夕:「……あなたにも家族があった。あなたは耐えきれなくなったんですね」
GM:逢坂さんはご両親と妹がな……。
逢坂 夕:「みんな10年前にすべてが変わってしまったんですね」
小鳥遊美依菜:「…………」
逢坂 夕:「だけど、それがなんですか? そこで絶望して前に進めるべく足を止めてしまった。遺された者は……」
逢坂 夕:「遺された者はその足で一歩でもいいから、限りなく前に進まなきゃ……逝ってしまった家族に……」
逢坂 夕:「霊園でお参りした家族に顔向けできませんよ」
血天魔女(ブラッディウェザー):「たく……こいつら、さっきからゴチャゴチャと!」
夜皇 美紅:「あなたが名乗っている名前って、お母さんの名字に、お父さんのコトバ――“未来”を乗せた名前ですよね」
夜皇 美紅:「偽名ならばどんな名前でもできたはずなのに、そんな言葉を選んだ。地元なら姿がそのままならその危険が判らないはずもないだろうに、その姿のまま動いていた」
夜皇 美紅:「家族を悼んで、恨んでいる風体のくせに、自分はその家族に、完全に甘えているじゃないですか!!」
血天魔女(ブラッディウェザー):「偶像? ああ……高瀬ひなたのことね?」
血天魔女(ブラッディウェザー):「言ってみりゃ、私と霧香みたいなもんでしょ? 高瀬ひなたは死んでるけどさ」
樋浦彼方:「……少し、黙っててくれないか」
GM:その言葉は、傍らの少女と、目の前の女たち、どちらに向けられたものなのか。
血天魔女(ブラッディウェザー):その言葉を聞こえなかったかのように無視して。「私としちゃ、それでコイツが甘い顔してくれるならもうけモンだしね」
FHエージェントA:(どうしよ……話がまったく見えねえ……ジ・エンドがシスコンって話……???)困惑してる。
樋浦彼方:「名前なんて、大した意味じゃない。使い慣れてるから、それにしてるだけだ」
GM:まあ実際、「偽名」を使うにしても、まったく違う名前にしてしまうと、呼ばれたときとっさに反応出来なかったりするんで。
GM:逃亡犯なんかも、元の名前から似たやつにすることは実際多いようです。彼の真意はともかく、ね。
夜皇 美紅:「まあそうでしょうね、聞くところによればFHは個人主義。絆や想いではなく利害性」
夜皇 美紅:「どれだけ偶像を造ろうとも、どれだけ想いを込めても、還る場所だって思っていても、それが本当に自分へと戻ることに期待はできない。利害が一致しなければ意味がない、しなくなった瞬間切り捨てられる」
夜皇 美紅:にこやかに、樋浦に微笑みかけます。
夜皇 美紅:「後ろの女の子、“甘い顔してくれるなら儲けもの”、だそうですよ? まだ良かった返り方じゃないですかね。家族ごっこに付き合って下さるそうですよ」
夜皇 美紅:「ただ――あなたにとっては、それが本当にあなたの“いきる欲望(ねがい)”であり、家族に対しての想い、なのです、ね?」
逢坂 夕:「……『家族』って不思議なものですよね。居たら居たで口うるさいとか頼みごととか自分でしろよとかって思うのに。居なくなった今では……それがとても愛おしく思う。でも愛おしいとすがりは別物ですよね?」
逢坂 夕:「あなたはすがってる」
樋浦彼方:「……俺の家族は死んだ、あの日にね。高瀬のことは、父親とも思いたくない」
樋浦彼方:「妹も墓の下だ、幽霊はいない、あの世もない。ただ終わったことだ」
夜皇 美紅:一瞬だけちらり、小鳥遊さんの方を見ます。
小鳥遊美依菜:「…………」その視線には何も答えない。
夜皇 美紅:「……。あのアンプルに。注射器の中身にしたってそうですよ」
夜皇 美紅:「ほんとうに予備があって不要なら、出向いた時点で砕くべき。だって不倶戴天の敵に情報わたってしまうんですよ、作戦の直前に。砕かない方がおかしい」
夜皇 美紅:「要らないなら何も言わずにスルーすれば、余計な思考時間を相手に裂けた。自分たちはその時間は別のことに使えた」
夜皇 美紅:「出向いたのが血天魔女――その女の子なのもおかしいですよね。だってそのことを知ってたのは“ジ・エンド”と接触した子ですもの。なんでわざわざ無防備に、伝えていかせたかむしろおかしい」
夜皇 美紅:「まあ、あの子は強い子でしたよ。酷い拷問にも一切口割りませんでしたもの」
夜皇 美紅:嘘は言っていない、そもそも”拷問していない”から。
GM:してませんねw>拷問
夜皇 美紅:「まあ、それはそれと、して……」
夜皇 美紅:「……あなた、本当は。この作戦自体気が向いてなくて、止めて欲しかったんじゃ、ないですか?」
夜皇 美紅:「作戦前にそんな行動では、リスクがひどい。ミッション成功率8割の超人が犯すミスとは、思えないことをボロボロ、している」
樋浦彼方:「俺に今あるのは、FHだけだよ」
樋浦彼方:「注射器の件は、単に手を抜いただけなんだけどね。適当にやっても、任務はどうにかなるし」
樋浦彼方:「……ここまで面倒な連中とは思わなかった、本当にね」
GM:その言葉のどこまでか真か、偽か。
GM:ただ、言葉は無惨なジェンガのように、ぐらぐらと揺れている。
FHエージェントA:「あーもう! しっかりしてくださいよォーッ! 仕事しましょう仕事!」
逢坂 夕:「あなたはそうやって言葉で濁すのが好きですね」
逢坂 夕:「あなたは自分の気持ちを表に出さない。ずるい人ですね」
樋浦彼方:「世渡りと言ってくれないかな」
夜皇 美紅:「ならばずいぶんと下手です、ね」
樋浦彼方:「……」もはや答える気はないのか、唇を引き結んだ。
夜皇 美紅:「自分に嘘がつけるなら、そこまでぐらつきませんよ。真正面から受け取って、刺さって、反芻して、それで打ちひしがれてるじゃないですか」
GM:さあ今度こそFHエージェントの手番だオラァ!
GM:FHエージェントはマイナーで《破壊の爪》、対象は逢坂さん!
FHエージェント:9Dx+2 《音速攻撃》!
DoubleCross : (9R10+2[10]) → 10[1,2,3,3,6,6,8,8,10]+9[9]+2 → 21

GM:C+はもう外れてるぞう
小鳥遊美依菜:でもガードでしょうて。
逢坂 夕:ガードと装甲で受ける!
GM:はいな
FHエージェント:3D10+10 装甲有効!
DoubleCross : (3D10+10) → 23[8,9,6]+10 → 33

GM:結構回ったな……
逢坂 夕:あ、逝ったw
GM:では逢坂さんロイス復活なし、ね
逢坂 夕:ではちょっとロールで。というよりは演出ですかねw
FHエージェントA:「黙らせてやんよー!」FHエージェントがチェーンソー(破壊の爪相当)を振り抜く!
逢坂 夕:口は回るが既に体が悲鳴を上げていた。槍でいなそうにも限界であった……
FHエージェントA:唸る刃が、少女の華奢な体を打つ!
GM:逢坂さんが倒れた所で、小鳥遊さんどうぞ!
小鳥遊美依菜:待機で。
GM:了解。演出無いなら、天田くんどうぞ!
GM:ある程度のダメージがバリクラで抜ければ倒せるかもしれないぞ
天田流人:「ふー……」殴り倒された体勢、うずくまった格好
天田流人:「……どいつもこいつも、無理無茶ばっかしやがってよ?」唐突に起き上がる
GM:(うずくまってたのか)
天田流人:「おまけに俺は、おっさんにコケにされっぱなしと来た。やれやれだね」
天田流人:「でもまー、勘弁してやるぜ」
天田流人:「すっかり蚊帳の外だがよ、主役は”ブラッディウェザー”ちゃんだぜ」
天田流人:「──踏んでくぜ、おっさん。悔しかったら止めてみろ」
GM:踏む!?
天田流人:超侵食を宣言! コンセ+炎の刃+アームズリンク+クロスバースト+バリアクラッカーを血天魔女ちゃんに!
樋浦彼方:「させるか!」崩れずの群れでカバーリングに入る! 加え、《エネルギーシールド》+《氷盾》!
天田流人:「そー来るのを待ってたんだぜ」
GM:くっ。
天田流人:9dx+12@7 命中いっくよー
DoubleCross : (9R10+12[7]) → 10[1,2,2,3,4,5,5,8,10]+10[5,8]+10[10]+10[7]+6[6]+12 → 58

逢坂 夕:!!!
GM:!?
天田流人:なにこれこわい
夜皇 美紅:想いを力に!! でも6Dからスタートでもダメージバーストがいるかもしれないレベル? だから、ここで決めないと;
GM:ふぐう
GM:血天ちゃんは一応ドッジ
血天魔女(ブラッディウェザー):4Dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[2,6,9,10]+5[5]+1 → 16

GM:やはりダメか、樋浦さんよがんばれ(死ねい)
天田流人:6d10+38 ガード不能装甲無視の超伝導コレダーいっけー!
DoubleCross : (6D10+38) → 29[9,1,7,6,3,3]+38 → 67

GM:悪魔はもう使い切ったのでご安心だ(触手はない)
樋浦彼方:氷盾15+ヘルズウォール12+更に守護者の手袋3でガード合計30!
樋浦彼方:残りHP……27点。被ダメージ37点!
天田流人:かったい!
GM:どっちみち死にますけどね
夜皇 美紅:。○(殺すなよー、殺さないでよー。支部長の叫び)
天田流人:では氷炎の剣が出てない拳で殴りつけッ!
     ひ や
拳から 冷却 すッ!!

天田流人:「そのまま冷やしてのォ……超伝導電流! 食らっとけ!!」
GM:天田の拳が血天魔女を襲う――、
GM:その寸前に、横合いから割り込む影! 樋浦彼方!
天田流人:「予告通り踏んでくぜ、おっさんよォ!」
GM:サラマンダーの熱操作力が、純粋なエネルギーの力場を生み出し、天田の拳を受け止める。
樋浦彼方:「くそ……ッ」一瞬、莫大なエネルギーが拳を止め、押し返したように見えたが……。
GM:力場のエネルギーが唐突に消失!
GM:槍に抉られた胸に、天田の拳が突き入れられ、樋浦の体が吹っ飛んだ!
GM:後には焦げ付く血と肉の臭いを残し……起き上がってこない。
血天魔女(ブラッディウェザー):「チッ……変なおしゃべりに気を取られてるから……!」
GM:樋浦彼方――戦闘不能!
GM:復活エフェクトなし!
天田流人:「……悪ィね、支部長。生き返ってくるかどーかは向こう次第になっちまうわ」
夜皇 美紅:「まあ、意識してトドメささないならいいですよ。私も戻ってこれたなら、単純な“死(TheEnd)”なんて与える気は毛頭ないですから、ね」
夜皇 美紅:頭に手をついて、倒れた子と悪態付いた子をにらんでます。
FHエージェントA:「ヒィ! 外道!」拷問されるとか思ったらしい。
夜皇 美紅:「ああ、人の道は踏み外してますから、ずいぶん昔に♪」
小鳥遊美依菜:さて、行ってイイかな?
GM:どうぞ!(待機組の行動だ)
小鳥遊美依菜:「さて、晴香ちゃん、漸くかな?」微笑を浮かべ、語りかける。血天魔女のロイスをポジの執着からネガの偏愛に変える!
血天魔女(ブラッディウェザー):「えっ……」得体の知れない悪寒に後ずさる。
小鳥遊美依菜:「霧香ちゃんを想うのは分かるけど……」佐久間霧香へのロイスを取ります。■庇護/□不安
小鳥遊美依菜:「一寸、方法が間違ってると思うよ? だからまあ、今此処で止めてあげるね?」
小鳥遊美依菜:オートアクションでウェポンケースからボルトアクションライフルを取り出して装備。
小鳥遊美依菜:マイナーアクションで、ボルトアクションライフルの効果を使用。達成値+5
小鳥遊美依菜:メジャーアクションで《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》 ボルトアクションライフルで晴香を攻撃。判定の際に百鬼夜香を使用(あと1回)。
GM:ひょえええ
小鳥遊美依菜:判定行きます。
小鳥遊美依菜:9dx+9@6
DoubleCross : (9R10+9[6]) → 10[3,4,5,7,9,9,9,10,10]+10[3,5,5,7,7,7]+10[5,6,8]+10[1,10]+10[6]+2[2]+9 → 61

小鳥遊美依菜:「みーなちゃん、しゅーと♪」 61ですね。
GM:避けれる気がしない
血天魔女(ブラッディウェザー):4Dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 7[1,1,6,7]+1 → 8

GM:ドッジダメです。
GM:演出どうぞ
小鳥遊美依菜:「まあ、まだこれで終われはしないと思うけど……」影が収束した弾丸が迫る。
小鳥遊美依菜:7D10+8 ダメージ
DoubleCross : (7D10+8) → 42[7,7,8,4,6,4,6]+8 → 50

GM:装甲や追加効果などは!
小鳥遊美依菜:装甲有効! 無効なんてものはない!
血天魔女(ブラッディウェザー):UGN戦闘服、装甲7で軽減し、ギリギリ生きてる。
GM:飛来した弾丸が血天魔女の体を貫く!
血天魔女(ブラッディウェザー):「げぼっ……」大きく、血の塊を吐いた。だが、膝は地につかず。
GM:その両目は、爛々と異様な輝きを持って、小鳥遊さんを睨みつけた。
血天魔女(ブラッディウェザー):「ちくしょう……ちくしょう……!!」
GM:その目が一瞬、すがるように倒れた樋浦を見たが……
GM:振り切るように、また前を睨みつけた。
小鳥遊美依菜:「過去を取り戻すことは出来ないよ? 未来を作らなきゃ。霧香ちゃんのようにね」
小鳥遊美依菜:「でないと、こうやって過去の亡霊に迫られる」
小鳥遊美依菜:「なーんてね?」とウィンクを飛ばす。あ、侵蝕率は159になります。
血天魔女(ブラッディウェザー):「未来? 未来です……って……?」苦しそうな声音が口をついた。
血天魔女(ブラッディウェザー):「私の未来は、霧香といっしょにいることよ……! 誰にも邪魔はさせない……!」
血天魔女(ブラッディウェザー):「起きてよジ・エンド……手伝ってくれるんでしょ……ねぇ、ねぇ!」
GM:しかし、どれだけ呼びかけられても、樋浦さんに応える余力はなく。
GM:さあ夜皇さん、どうぞ!
夜皇 美紅:システム宣言から入ります。マイナー:3m移動。メジャー:赤色の従者。
GM:召喚ですね。
夜皇 美紅:「その子は、もう動けない」
夜皇 美紅:ゆっくりと、眼の見えてない女が近づいてくる。
夜皇 美紅:「あなたが利用して、だまして、護らせてたその子は、もう動けない」
夜皇 美紅:影から、ずわり、赤黒い何かが上がる。
夜皇 美紅:「……すべてを壊そうとした魔女よ」
夜皇 美紅:「お仕置きの、時間です」
GM:来いや!
夜皇 美紅:システム宣言から入ります、従者パート
夜皇 美紅:マイナー、10m移動で小鳥遊さんへエンゲージ。メジャー、血天魔女を攻撃。
夜皇 美紅:10dx-3 キリキリキリ――弓が狙う。
DoubleCross : (10R10-3[10]) → 10[3,3,4,5,6,7,9,9,10,10]+9[5,9]-3 → 16

GM:ドッジだ!
血天魔女(ブラッディウェザー):4Dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[4,5,8,10]+3[3]+1 → 14

GM:ああん、惜しい
夜皇 美紅:2d10+7 [“――堕ちろ”]
DoubleCross : (2D10+7) → 13[4,9]+7 → 20

GM:装甲OK?
夜皇 美紅:従者に無効は無茶ですよ!? なくはないけどしんどいものがっ。
GM:それもそうじゃった。そして……ギリギリ装甲で生きてる!
夜皇 美紅:――ザクリ、心臓に血色の矢が刺さる。
GM:だが、その矢はUGN戦闘服に遮られ――刺さりきらない!
血天魔女(ブラッディウェザー):「やだぁ! 痛い痛いーっ!」
血天魔女(ブラッディウェザー):「許さない! 許さないんだから!」
GM:何もなければクリンナップ! 邪毒効果でHP-3だ!
GM:倒れてる人はそのままで(死にません)
夜皇 美紅:従者と本体はサボりますよ(リビデで……)
GM:はい
天田流人:HP減らしましたお
GM:小鳥遊さんは確かカバーリングで喰らってないし
GM:邪毒処理終わったら次ラウンドです
GM:じゃあこれで2ラウンド目終了!
GM:◆3ラウンド目◆
GM:セットアップ!
GM:血天ちゃんは情け無用の《奈落の法則》、全員問答無用のC+だ!
FHエージェントA:「えっ俺も巻き添え」
血天魔女(ブラッディウェザー):「殺す! 殺す殺す殺す!!」
小鳥遊美依菜:範囲でしたよな、確か。
GM:至近/範囲だったかな……だから天田くんと夜皇さんとエージェントとねこ従者だね
夜皇 美紅:ですです。
GM:エージェントは最初からコンセないけど、クリティカル不能なので大変だ
GM:イニシアチブ!
GM:こちら増援はもうないです。
夜皇 美紅:ないわ!?
天田流人:イニなーし
小鳥遊美依菜:イニシアチブに宣言するものはないですね。
夜皇 美紅:従者はW待機しよう。子どもを護るようにしてます。
GM:なら血天ちゃんだな(完全なる世界って強いわりに使用回数制限ないんだよな……)
血天魔女(ブラッディウェザー):21Dx+5 雨粒の矢+蝕む赤+惑いの一撃+始祖の血統+完全なる世界 ドッジ-3D,C+1!
DoubleCross : (21R10+5[10]) → 10[2,3,4,4,4,4,5,5,6,6,7,7,7,8,8,8,9,9,9,9,10]+6[6]+5 → 21

GM:奈落使ったから封印はいいや、ワハハ!
GM:対象は戦闘可能なPC全員!
夜皇 美紅:1dx@11 夜皇ドッヂ。
DoubleCross : (1R10[11]) → 1[1] → 1 → ファンブル

GM:や、夜皇さーん!
夜皇 美紅:ロール上この子のは抗うって意味合いで振ってるだけなので(避けられないのはわかってますから、はい)
GM:(せやな……)
小鳥遊美依菜:まあ、無理なので判定放棄。
天田流人:ガードで
夜皇 美紅:従者は小鳥遊さん/夜皇をカバーリング。
血天魔女(ブラッディウェザー):3D10+14 装甲有効
DoubleCross : (3D10+14) → 15[10,3,2]+14 → 29

夜皇 美紅:2d10 従者リビデ
DoubleCross : (2D10) → 15[6,9] → 15

夜皇 美紅:29-18:11、からの倍は22、そこからリビデの-15:7点貫通。
夜皇 美紅:小鳥遊さんの方の従者はふわり――とうとうHP:0。
従者:ふわり――霧のように消えた後に、残るのはグレイスレイン――霧香。
小鳥遊美依菜:「ありがと……おっと、危ない危ない……」従者に礼を述べる傍ら霧香を受け止める。
夜皇 美紅:血のように赤黒いデカにゃんこは、雨を喰ってぐるるるる、おこってます(20-7:13)
天田流人:29-8-6で15いただき
天田流人:で、樋浦のロイスをタイタス化して昇華
天田流人:「いってェ……だがよ、まだまだ終わらないんだぜ。おっさんは何せ前座だからよ」
天田流人:「──右天晴香、ブラッディウェザー! 俺のターゲットは最初からお前だぜ!」気合で立ち上がる、ぞ
血天魔女(ブラッディウェザー):「ふん……いいわよ、落としてやるわ」
GM:喚くその口端から、血の泡がこぼれる。
血天魔女(ブラッディウェザー):「落ちろ、落ちろ、私の血天(ソラ)に。落ちろ、落ちろ……地獄に堕ちろ!!」
GM:目からは、涙のように血の筋が流れ出していた。
GM:次はFHエージェントですかね
夜皇 美紅:(一応宣言しときますね。“待機”ですよ)
GM:(はいー)となると、狙うべくは天田くんしかいないな。
夜皇 美紅:ねこには来ないか、残念。
GM:だって装甲抜けないもん!>ぬこ
小鳥遊美依菜:あ、一寸確認。
GM:はい
小鳥遊美依菜:ふたりともCR値11のエージェントの攻撃なら平気ですよね?
天田流人:いえあ
夜皇 美紅:固定値次第だけどたぶん余裕。
小鳥遊美依菜:OK、ではジャケットパージはしない。
GM:はーい。
夜皇 美紅:ああ、それならパージして欲しいかも。魔女撃ったほうがいい、し、ね。まあ耐えられるとは思います、余裕で。
小鳥遊美依菜:失礼しました。
GM:では行きます!
FHエージェントA:「うおおーっ! 討ち取ってくれる!」
小鳥遊美依菜:「ちっちっち、甘いな、エージェント君」
FHエージェントA:「な、なんじゃらほーい!」
小鳥遊美依菜:「ジャケットアーマー、パージ!」オートアクションでシューターズジャケットを装備解除。イニシアチブ値を8に!
小鳥遊美依菜:イニシアチブキャラクターになります。
小鳥遊美依菜:「みーなちゃんのバトルフェイズがまだ終わってないぜぃ?」
FHエージェントA:「ひぃっ!? ハヤイ!?」
小鳥遊美依菜:「此処で決めてあげるよ、晴香ちゃん!」
小鳥遊美依菜:マイナーアクションで、ボルトアクションライフルの効果を使用。達成値+5
小鳥遊美依菜:メジャーアクションで《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》 ボルトアクションライフルで晴香を攻撃。判定の際に百鬼夜香を使用(全部使用済み)。
GM:Oh……
小鳥遊美依菜:判定行きます。
小鳥遊美依菜:8dx+9@6
DoubleCross : (8R10+9[6]) → 10[1,2,4,4,5,8,8,10]+10[3,5,9]+10[10]+3[3]+9 → 42

血天魔女(ブラッディウェザー):4Dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[2,6,9,10]+2[2]+1 → 13

GM:ダメージの前に確認します。
小鳥遊美依菜:ほい?
GM:この攻撃でHPがゼロになった場合、右天晴香を殺しますか?
小鳥遊美依菜:No 絶対にNo!
GM:なぬう!?
GM:それでは晴香は戦闘不能になりますが、死亡ではないので、竹露市に降ってる血の雨は効果が継続されます(Eロイス:覚醒する世界の効果だ!)。
小鳥遊美依菜:さて、その効果ですが
小鳥遊美依菜:竹露市から、晴香を連れ出した場合はどうなりますかね?
GM:うーん
GM:被害が竹露市外にも及ぶと思います。
GM:この血雨は、もはやただのオルクス+ブラムスのエフェクトではないので(攻撃に使ってるのはエフェクトだけど)
夜皇 美紅:街をみなを壊そうとするなら基本的にはゆるさない。子どもにキルマークを無理強いさすくらいなら、でね。
小鳥遊美依菜:ふむ。
GM:彼女を生存させる方向で考えます?
小鳥遊美依菜:血清を雨で降らすことは出来ないかね?
GM:血清。
GM:ちょうど研究所にありますね……。
小鳥遊美依菜:そのための霧香の研究。
天田流人:ありますねえ
GM:実証実験は無しで、ぶっつけ本番?
小鳥遊美依菜:そのまま殺すよりは?
GM:降らせる手段はどうしますか?
夜皇 美紅:ブラム=ストーカーもいますねえ、ここに。
小鳥遊美依菜:晴香に投与?
GM:当人が戦闘不能で、オートで雨が降り続けるなら
GM:そのまま血清が一緒に降っちゃうでしょうね……?
小鳥遊美依菜:さて、まあ、戦闘から解決しますよ?
夜皇 美紅:\責任は持つ\/やるといい/
GM:了解、ではダメージですが。
GM:どうぞ!
小鳥遊美依菜:5D10+8
DoubleCross : (5D10+8) → 31[1,8,5,7,10]+8 → 39

GM:計算するまでもなくHP0だ!
GM:復活エフェクトなし!
小鳥遊美依菜:「ふう、貴女の事は、ちゃんと……」
小鳥遊美依菜:「……今度は、助けてあげられるかな?」
GM:小鳥遊さんの弾丸が血天魔女――右天晴香の胸を貫き。
血天魔女(ブラッディウェザー):「かっ、はっ……」
GM:血を吐き、小さく体を震わせながら、倒れた。
GM:その目に光はなく、しかし、血の雨はいまだ降り続いている。
小鳥遊美依菜:(侵蝕率は165になってます)
GM:(ほんとやべぇ数字だ……)
小鳥遊美依菜:さて、急いで処置をしましょう。
小鳥遊美依菜:「しぶちょー、流ちゃん、時間との勝負だよ。皆を研究所まで運ぼう!」
夜皇 美紅:「ここだから!!」
GM:や、建物内部ってことでいいのではw
夜皇 美紅:うん、待ってたところに突っ込みましたしね。トレーラーとFH。
夜皇 美紅:たったったっ「グレイスレイン、グレイスレイン、大急ぎで起きてください」気つけをします。
GM:夜皇さんに揺さぶられ、ようやく霧香が目を覚ます。
佐久間霧香:「うう……ん?」
夜皇 美紅:「ボヤけてる暇はありません、ノイマンでしたよね。ダーッとお願いしたいことを言いますよ」
佐久間霧香:「……ッ晴香!? ばかなことはやめて、晴香! ……っと、支部長? あれ?」
小鳥遊美依菜:「起き抜けで悪いけど、頭働かせてもらうよ、霧香ちゃん」
夜皇 美紅:「“スタビラリティ・レネゲイド”を、速攻全量もってきてください。晴香ちゃんも街も助けます、ぶっつけ本番です!」
佐久間霧香:ぱちくり「……はいっ!」その目が輝き、ノイマン脳が回転を始める。
小鳥遊美依菜:「必要な物があったら取ってくるから、場所教えてね?」
佐久間霧香:「一人で運び出すには少し多いです、どなたか手伝っていただければ……ええと、そこの着ぐるみの方!」
FHエージェントA:「ふぇっ?」
佐久間霧香:「どなかた知りませんけど、手伝ってください!」ぐいぐいと腕をひっぱる。
FHエージェントA:「え、いやその、俺FH……」ちらっと、倒れてる樋浦さんや晴香を見やり。「……わ、わかたっす」
FHエージェントA:(……まだ殺さんといてくださいよ?)破壊の爪を解除し、大人しく霧香についていった。
夜皇 美紅:「注射器の準備は不要です、私が――」腕切って、血を変質させる「……血をたたきこんで、変質させて、晴香ちゃんへ流しこみます」
小鳥遊美依菜:「流ちゃん、Go!」流人に視線を向けて、霧香を指さす。
天田流人:「あいよ、って何すりゃいいの俺」
小鳥遊美依菜:「荷物持ちと護衛?」
GM:霧香はまだ、事態を把握しきっていない。だが、ノイマンの直感が、「この行動こそが必要」と知らせていたようだ。
夜皇 美紅:「FHだろうがUGNだろうが今は関係ないんです!! hurry up!!」
小鳥遊美依菜:「さて、しぶちょー、夕ちゃん起こせそう?」
天田流人:「りょうかーい。……じゃ佐久間、ぱぱっと案内してくれ」
GM:霧香ちゃんは既に建物内へ(ので追いかけてね)
天田流人:「わお!俺ってなんか一歩遅れるのばっかりね!?」 慌てて追いかける
GM:それでは、天田くんとFHエージェントは、霧香の案内で、大量のスタビラリティを見つけます。
GM:じゃんじゃん外へ運び出すが良い
FHエージェントA:(俺っち何してんだろう……)ブツブツ
佐久間霧香:「支部長――! これで全部ですが、どうします?」どたばたどたばた
夜皇 美紅:「ふた開けて、私の血に流し込んで!」自分も貰っては、自分の流れる血に乗せて混ぜ込んでは、シュンシュン——晴香ちゃんの傷口へと矢のように投与。
小鳥遊美依菜:「上手く行けー、上手く行けー」
天田流人:(まあ荒療治)
佐久間霧香:「は、はいっ……何がなんだか分からないけれど……」
佐久間霧香:「でも、支部長のやることなら……信じます!」
GM:では、矢を打ち込まれた晴香の体はびくびくと痙攣し……ぴたり、と動きを止める。
GM:1分、2分、何も起こらない。
GM:3分。
GM:禍々しい血の雨が、徐々に、徐々に色を変えていった。
佐久間霧香:「雨から、血の色が……消えていく?」
GM:右天晴香の血は、いまだ降り注いでる。けれど、その呪いを打ち消すものが、血清が、働いているのだ。
小鳥遊美依菜:「とりあえずは成功した? あとは、経過のチェックが出来れば、良いのかな?」
夜皇 美紅:「まさに、“恩寵の雨(GraceRain)”……ですかね。あとは、あなたの腕を、信じるだけ」と、佐久間霧香を、みます。
GM:霧香は、照れくさそうに肩をちぢこまらせた。
小鳥遊美依菜:「霧香ちゃん、忙しくなるよ、これから。でもまあ、人手は増えるだろうし、平気かな?」と晴香を見ながら微笑む。
佐久間霧香:「な、なんだかよく分からないけれど……お役に立てれば、幸いです」そう、微笑む。
夜皇 美紅:「……妹さんを、助けるのでしょう? ならば、自信を持ちなさいな」
GM:真夜中なので、直接血の雨をこうむった人は決して多くはありません。
GM:ただ、いくつかの家屋は雨粒の矢によって破壊されているので、被害者はゼロではなく。
GM:そのような人々も、やがてはこの雨を受け取ることでしょう。
GM:ゆっくりと夜が明けていきます。
GM:その〝力〟を打ち消されたからか、右天晴香に何かが届いたのか。
GM:赤黒い雲は、曙光の筋に切り裂かれ、ちりぢりに消え。
GM:やがて、雨に濡れた竹露市を、朝の光が照らし出した。
GM: 
GM:◆K.O◆
GM:Finish...小鳥遊美依菜
GM:Finishing move...《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》+百鬼夜香
GM:◆戦 闘 終 了◆
GM:-------------------------------------------------------
GM:というところで、バックトラックのお時間だ――ッ!!!
GM:今回、右天晴香は覚醒する世界・さらなる絶望・堕落の誘い、計三つのEロイスを持っています。
GM:うち堕落の誘いは二個分として計算されるので、バックトラックでは計四つのダイスを使用できます。
GM:さあ、運命の賽を投げるが良い!
小鳥遊美依菜:4D10-165
DoubleCross : (4D10-165) → 16[2,5,7,2]-165 → -149

GM:小鳥遊さんほんとやべぇー
小鳥遊美依菜:ひくーい。
小鳥遊美依菜:Eロイス4つで149 残りロイスは4つ。とりあえず2倍振りで。
小鳥遊美依菜:8D10-149
DoubleCross : (8D10-149) → 51[9,5,9,2,7,8,8,3]-149 → -98

小鳥遊美依菜:98で帰還。
夜皇 美紅:4d10-127 まずは,Eロイス。
DoubleCross : (4D10-127) → 23[3,7,10,3]-127 → -104

夜皇 美紅:等倍帰還でいい気がしてきた(…)
夜皇 美紅:3d10 等倍ふり宣言。
DoubleCross : (3D10) → 25[8,10,7] → 25

夜皇 美紅:10、の、目を、1に変えます(屍人ぺなるてぃ)
夜皇 美紅:それにより、8.7.1=16。104-16:88。
夜皇 美紅:おかえりしました、てれってれー。
GM:おめでとうー
小鳥遊美依菜:Eロイス4つ分は振りますか? 振らないのも手ですよ。>流人
小鳥遊美依菜:(というか私なら振らない。
逢坂 夕:振らなくて行けそうですね
天田流人:120で素のロイスが5個だしなー、振らない、で
小鳥遊美依菜:じゃあ、ロイス分をGo!
天田流人:5d10-120
DoubleCross : (5D10-120) → 19[2,4,2,8,3]-120 → -101

天田流人:ゲェ!?
GM:ちょwww
小鳥遊美依菜:あーあ
小鳥遊美依菜:追加振り?
夜皇 美紅:あーあ、3倍コース。
逢坂 夕:www
天田流人:つ、追加で!
天田流人:5d10-101
DoubleCross : (5D10-101) → 27[8,10,3,4,2]-101 → -74

GM:おめでとうございます(ほっ
夜皇 美紅:おかえりなさい、日常へ!
逢坂 夕:4d10-159
DoubleCross : (4D10-159) → 22[5,1,8,8]-159 → -137

逢坂 夕:倍振りデー
逢坂 夕:4d10-137
DoubleCross : (4D10-137) → 14[4,1,4,5]-137 → -123

小鳥遊美依菜:あ
逢坂 夕:(帰れない気がしてきた……)
小鳥遊美依菜:いや、もう無理。
夜皇 美紅:てか夕ちゃん、ロイス残り2つだったの?!
GM:ひいいいい
逢坂 夕:だから寝ていたのですw
夜皇 美紅:なる、ほ、ど。
小鳥遊美依菜:いや、その前に起き上がったのが不思議だったんですがの。
逢坂 夕:あ、経験点捨てでまだ希望がある
GM:逢坂さん、行きますか。
小鳥遊美依菜:いや
小鳥遊美依菜:123だから、2D10じゃ無理でしょ?
夜皇 美紅:うん、最大値振っても無理。
GM:ぇ
夜皇 美紅:そしてうちに記憶探索者はおらん♪ ソラリスがいればわんちゃんだけど……ね。
GM:すげぇ大団円だと思っていたけれど
GM:もしかして……逢坂さん、ジャームエンド……!?
小鳥遊美依菜:うん。
夜皇 美紅:うん。
GM:のわー!
逢坂 夕:最後の2個 と 一度だけ振れるとルルブに、あれ?
夜皇 美紅:123から2Dの最大値(20)を引いても3ケタを割らないので、アウトなんです。
小鳥遊美依菜:残念ながら2D10で24は出ないのです。
GM:それはまあ……
逢坂 夕:あ、はい 同じところ読んでたw
逢坂 夕:なので2個残りだけども無理っすね
GM:なんてことだ……なんてことだ……
夜皇 美紅:せめて、澪ちゃんと同じところで、寝かせよう……。
逢坂 夕:まぁそういう終わりもあるのですよ
GM:うう
逢坂 夕:たぶんあれですね クライマックスで立ち上がるかと思われたけどもその後彼女を見る者はいなかった
小鳥遊美依菜:160前後だと、11Dは最低欲しいからなぁ。
小鳥遊美依菜:なので、最後の起き上がりで、やる気だ、とは思ったですが。
GM:まあ今日は時間的にもこのへんですよねえ。
夜皇 美紅:うん。なんて無茶を……でした。ああ、殉死する気かあ、と。
夜皇 美紅:(い、一応自分は、2ロイスまではこれでも余裕だったんですよ、よ!?
GM:いやしかし、逢坂ちゃんジャーム化は誤算だった……
逢坂 夕:自分も帰れると踏んでたんですけどもねw 甘ちゃんでしたわw
逢坂 夕:今日出目が高いから いけるかなーって
GM:うん……
逢坂 夕:結局再会できなかった訳だ。悲しい姉妹だ。
GM:なんてことだ……なんてことだ……
GM:-------------------------------------------------------
GM:さてバックトラックが終わった所で、今回は処理事項が多いため、個別エンディングとは別に全員合同の「戦後処理」となります。
GM:夜皇さんはまだ従者経由で、晴香に着々と血(スタビラリティ)をそそいでる感じですね。
夜皇 美紅:ですね。
夜皇 美紅:流血しながら、従者で弓つくる要領でスタビラリティを矢のように注いでます。ついでに彼女に輸血も兼ねてる。
GM:(支部長もミドルで相当血失ってるよな……)
夜皇 美紅:(ミドルでは血は失ってないかな、あんまり(描写を見る限り)。炭化は服も身体もかなりしてるけど)
GM:樋浦さんはHP1でくたばり中。そのうち起きるでしょうが、気になる方は適当に起こして下さいませ。
GM:さて……夜皇さん、血液で繋がっているあなたは、晴香の異変に気づくでしょう。
GM:〝ナニカ〟が、彼女の中にいます。
GM:それは……もはやこの体を捨て、逃げようとしている!
夜皇 美紅:「……」ぴくり、構える。なんだ、これは……。
???:「キィ……キィ……」
夜皇 美紅:「カレイドスコープ!」逃げる方向を読んで、余る手で指をさす。銃使いである彼女の名を叫ぶ。
小鳥遊美依菜:「もう、しぶちょー、みーなちゃんだってばー」
小鳥遊美依菜:そう言いながらも、視線はナニカを追っている。
???:血に紛れて現れる、粘菌じみたナニカは、そのまま地面に落ち、一刻も早くここから離れようとしている。
GM:一見すると、血液の塊がぬるぬるっと動いてるような感じだ。
???:「キィ……キィ……ち、くしょう……ちくしょう……こんなはずじゃ……ッ」
小鳥遊美依菜:そのまま、無造作に近付き、ナニカをつまみ上げようとする。
???:「……みつかったか!」
???:移動速度が上がったが、それは大人の歩く速度よりも遅い。弱っているのだ。
小鳥遊美依菜:「ふーん、なるほどね」『影』で掴みとる。
???:「ハ、ハナセェッ」にょろにょろと暴れる。
天田流人:「おいおい、まだ何かいんの」えんがちょ顔
GM:相手の体内にもぐりこもうとしているが、なにぶん『影』なのでそれもかなわない。
小鳥遊美依菜:「ああ、大丈夫大丈夫。こういうのの対処なら出来るから。」と、流人に向けて気楽に手を振る。
GM:謎の塊――おそらく、ジャーム化した支配型レネゲイドビーイングは、懸命に暴れている。
小鳥遊美依菜:「キミが、諸悪の根源ね」
???:「ヒィィィィィッ、ヤ、ヤメロッ、ハナセ、たすけて!」
小鳥遊美依菜:「じゃあまあ――」



小鳥遊美依菜:「――――ちょっと、頭冷そっか?」
???:「わ、ワタシはただ、〝ワタシ〟を殖やしたかっただけダ! 生物のホンノウだ! その何が悪いッ!」
???:「お前も同族ならば、ワカルだろうッ」
小鳥遊美依菜:「心外だなぁ?」そう言った後、その何かを、自身の賢者の石に近付ける
???:「ワタシは増殖する! 今のワタシが死んでも次のワタシがいる! 永遠だ! なのに、雨が止まってしまった!」
???:「ワタシがワタシしかいない――今のワタシが滅んでは、次がもうナイ!」
小鳥遊美依菜:「同族ねぇ、少なくともみーなちゃんはキミみたいに悪趣味じゃないなぁ?」
GM:元が粘菌とかウィルスとか、単細胞系の何かだったのかもしれません、こいつは。
夜皇 美紅:レネゲイド自体もウィルスですしね。単純増殖うぞうぞうぞ。
GM:自己増殖しか考えて無い、最大限に己を殖やす方法として、FHの作戦に乗った……というところのようで。
GM:※十年前バラまかれたのは別口で、こいつとは無関係です。
小鳥遊美依菜:「時間はたっぷりあるから、話は、『コッチ』で聞いてあげるよ。まあ――」

???:「ひっ……いっ……」

小鳥遊美依菜:「――――キミの意識が保てたらね?」

???:「嫌だああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
GM:その断末魔が、何かを変えることもなく。
小鳥遊美依菜:賢者の石が大きく口を開き、そのナニカを『 食 べ た 』
小鳥遊美依菜:ヨ ウ コ ソ   カ レ イ ド ス コ ー プ の 中 へ
GM:はい、じゅわっと取り込まれ、消滅したのでした。
天田流人:(えっぐい)
GM:(怖ーい)
小鳥遊美依菜:まあ、後は自分のシーンでやるデス。
GM:はーい
逢坂 夕:デス;;
小鳥遊美依菜:他意はない。
夜皇 美紅:「……」淡々としている。「……」だまったまま、片ひざついて、晴香ちゃんの様子確認しますよ。様態とか、オーヴァード/ジャームとか、そういうの。
GM:さて、ジャーム〝血天魔女〟の正体は、支配型レネゲイドビーイングだった。では、それに寄生されていた当の彼女はといえば……
GM:そろそろ、目を覚ましそうだ。
右天晴香:「う……」
右天晴香:「うう……」
右天晴香:「うー……ん?」
右天晴香:「ふぁ……あ~」あくび
夜皇 美紅:「……」余る方の手で、彼女の目の前で振り振り「……おはよう、ございます?」
右天晴香:「おはよー……ござい、ます」ぺこり
夜皇 美紅:目を細めて、オーヴァード/ジャーム/一般人か、を見てみますけど……GM。
夜皇 美紅:(細めてといっても失明なので、厳密にはRC的にレネゲイドの香り確認するとかですが)
小鳥遊美依菜:「あ、目が覚めたかな。晴香ちゃん」
右天晴香:「ひっ」ビクッ「あ、は、はい」不思議そうな顔をしている。
右天晴香:「なんか……さっき、あなたが物凄く怖いことを……」
右天晴香:「! ああ! そうだ! 火焔放射で! 分裂して! 凄い怖かった! わーっ!」
小鳥遊美依菜:「ああ、大丈夫大丈夫」
右天晴香:「わーっ! わーっ! わーっ!」
GM:晴香は混乱しているようだ。
小鳥遊美依菜:「こんな姿は非常時だけだから」※立ち絵変更(本気モード)
小鳥遊美依菜:「――ね?」
右天晴香:「うわぁぁぁぁん!」
天田流人:「それ余計に怖がらせるだけだから」
GM:はい、泣きじゃくります。
右天晴香:「ひ、樋浦さん! 樋浦さんどこ!?」
小鳥遊美依菜:「あっれー?」
右天晴香:「怖いいいいい! 守ってくれるって言ったじゃないですかあああ!! うわあああん!」
GM:というわけで、晴香ちゃんは、前のように強力なオーヴァードではなくなりました。
GM:レネゲイドは先ほどのジャームがほとんど持って行ったので、侵食率も初期値です。
夜皇 美紅:なるほど。オーヴァード、ではあるんです、ね。一般人ではなく。
GM:使えるエフェクトも、イージーぐらいでしょう。
逢坂 夕:ほー
天田流人:ちなみに霧香ちゃんはどうしてるのだぜ
GM:呆然としてるよ。
夜皇 美紅:ふぅ、吐息をついて「グレイスレイン、グレイスレインー。フォロー、フォロー」
佐久間霧香:「あっ……」
夜皇 美紅:(ホワイトハンドー?)
GM:声をかけられ、はっとする。
GM:おそるおそる、姉妹に近づく。
佐久間霧香:「……晴香」
右天晴香:「……ひうっ!?」
夜皇 美紅:(そろそろ弓輸血やめて、簡単に血止めしていいでしょうか>GM)
GM:どうぞー
佐久間霧香:「もう、大丈夫だから。ジャームは、もういなくなったから」
佐久間霧香:「……ね?」
右天晴香:「うん……うん……」とまあ手当てされながら、こくこくとうなずいている。
夜皇 美紅:ぱっぱっぱ、と何事もなかったかのように流血部分をはたいて、少し霧化させた血を包帯に変化させ、自分の方を応急処置。
小鳥遊美依菜:「うーん、なんか納得出来ない。明らかにみーなちゃんが損してる気がする」なんか、後ろの方で唸ってる。
GM:透過はすまんかった……ほんとすまんかった……
逢坂 夕:wwww
小鳥遊美依菜:いや、アレは別にwwww
GM:はい……
GM:で、損というか、何をご期待されていたのでっ
小鳥遊美依菜:「折角、全力全開で助けてあげたのに……」
逢坂 夕:(ぼちぼち起きようかな)
夜皇 美紅:「で、と」コホンと咳払い「晴香ちゃん、が、呼んでる、騎士は、えーっと……」と言って、転がっている樋浦さんの方を指します。
GM:はい、くたばってますね。
GM:まあそろそろ起きそうな気配ですが。
天田流人:じゃあ起きられる前にほっぺたびろーんして起こしてやろう
GM:エグザイルなのでよく伸びーる。
天田流人:ちょっと冷却してやれ
GM:追い打ちかいな!
天田流人:イタクナイヨー
GM:天田くんのエフェクトだと、冷やすって炎の刃とかに……?
天田流人:CROSS BURST!!
右天晴香:「…………」(懸命に記憶を探っている)(小鳥遊さんを見る)(ぺこりとお辞儀した)なんか恐怖の記憶がデカイような……。
小鳥遊美依菜:「まあ、アレだよね。縁の下の力持ちってのは理解されないものダヨネ~」晴香に手を振りつつボヤく。
夜皇 美紅:とりあえず遊んでるようなら、廻りの確認してきますよ。
夜皇 美紅:FHNPCや、研究所の被害状況。
GM:はい、あちこちでくたばってますね。こんがりと。
GM:茂みの中に、彼らが山中走破に使ったっぽいFHブレードバイクなんかも転がってる。
夜皇 美紅:それによって追加で支部からホワイトハンド呼ばなきゃいけない……来た時のトレーラーだけじゃ搬送しきれない可能性が、ある……。
GM:だいたいみんなボロボロですからね……。
夜皇 美紅:バイク、は、一人乗り用だから、なあ……夕ちゃんなどのけが人は車に乗せたい……。
GM:ライトバンは多分ミドル戦闘した場所で捨ててこられたかな(ショートカットのため獣道通ったから)
夜皇 美紅:うん、横にするにはやっぱりいるよ、ね。とりあえず支部に一報。研究所までホワイトハンド救急車の手配を。
逢坂 夕:「…う…うぅん……」と立つことはできませんが座る感じで起きます。
夜皇 美紅:「……さて、と」ぱちん。電話をした後、周りを確認して、と。「今、支部に連絡して、追加の搬送車をお願い、しまし、た。どうしても、すこし、時間かかります、が……」
GM:その夜皇さんの視線の先
夜皇 美紅:(見えてないけどね。方角と気配だけ)
GM:ほっぺつまんで縦縦横横して遊んでる天田くんと、遊ばれてる敗残FHエージェント・樋浦彼方がいる。
樋浦彼方:「う……」
GM:彼はうっすらと目を開け、
GM:とりあえず目の前のやつを殴りぬいた!
天田流人:「ぎゃん!」
夜皇 美紅:遊んでるのを見て、「遊ぶのはいいけど、……頼むから、殺さな……って、あ」
樋浦彼方:「反射的に殴ってしまった……」
天田流人:「なんだよー元気じゃん」
GM:正直体力も精神力もボロボロなので、そのままばたんきゅーと倒れ込みますよ。
樋浦彼方:「いやあ、負けた負けた。ははは」
夜皇 美紅:「……」ひと拍、ふた拍「……まあ、じゃれることは、よきかな、で……」天罰覿面、位の淡々。
夜皇 美紅:赤黒にゃんこが小さくなって、自分の肩の上にぴょん。
GM:樋浦はちら、と夜皇さんの方を見ると、地べたにはいつくばったまま、誰かを探すように目を動かしている。
夜皇 美紅:「(たぶん、あの子だろうなあ)」と思って、だまーって晴香ちゃん&霧香ちゃんの方を指さします。
GM:そして彼女――右天晴香を見つけた時、驚いたように目を見開いた。
樋浦彼方:「……生きてるのか!?」
右天晴香:「あっ……はい、おかげさまで……」
小鳥遊美依菜:「殺さないよ、そりゃ。誰だと思ってるのさ」
GM:まあ樋浦さんにはそんな行動までは読めませんからね。
樋浦彼方:「随分、雰囲気が違うな……」
樋浦彼方:「UGNがジャームを見逃すはずはないと思っていたけれど。なんだか、ジャームが人間に戻ったような……妙な雰囲気だ」
GM:頭の上には大量のクエスチョンマークが。
夜皇 美紅:「なんか、とりついてたみたい、です、ね。輸血中に出てきましたよ?」
小鳥遊美依菜:「原因は、取り除いたからね。悪は去った!」
小鳥遊美依菜:(去っては居ません。食べました。
GM:びた、と樋浦がフリーズする。一拍置いて。
樋浦彼方:「……すいません、もう少し詳しくお願いします」
夜皇 美紅:「まあ、たまに、ある……支配型レネゲイドビーイング、とか、メンタルインベンション、とか……」
夜皇 美紅:ぇ、超めんどくさいっていう、ツラして。みーなちゃんの方を向きます。
小鳥遊美依菜:「ん? ショート・トランス・レネゲイドなら、『この』中だよ?」と、自身の賢者の石を示す。
樋浦彼方:「あー」
樋浦彼方:「つまり。〝右天晴香〟はジャームではなく。ジャームは、彼女に取り憑いていた、レネゲイドビーイングだった。……と」混乱している!
夜皇 美紅:「です」
樋浦彼方:「ですか」
夜皇 美紅:「いのちを無駄に散らす趣味は、ないので。見つけた以上、カタつけました」
樋浦彼方:「作戦は失敗したから、ショートの方はともかく」
樋浦彼方:「そのね、俺はね、負けたらまずあの子の命は無いな、と思っていたんだけれど」
小鳥遊美依菜:「まず、一つ言っておこう。みーなちゃんは女の子の味方なのだ!」
樋浦彼方:「みたいだね……」
天田流人:「俺からも言っとくと、佐久間の妹を殺すよーな真似はできないよな」
小鳥遊美依菜:「そんなみーなちゃんが晴香ちゃんを助けないわけ無いでしょ?」と言いながらドヤ顔で胸を張る。
夜皇 美紅:「いのちを摘む、は、最後の最後の手段、です、ねえ……。そりゃ、口さがなく言えば、あなたであれ、あの子であれ、摘む覚悟はしてました、け、ど」
樋浦彼方:「はは……」ふっと口元を緩めて、樋浦は笑った。死者の空虚な微笑みでも、嘲笑でもない、素直な微笑。
樋浦彼方:「やれやれだよ。随分な空回りをしていたみたいだ」
樋浦彼方:「俺から言われても迷惑だろうけれど、礼を言うよ。あの子の命を助けてくれて」
逢坂 夕:「……いい顔するようになったね、彼方さん」と片腕抑えながら近づこう
小鳥遊美依菜:「――んー?」起き上がった夕の方を見ながら、何か考え始める。(まだ気が付かない
夜皇 美紅:軽く笑み浮かべて。「どういたしまして」と、素で返しましょう。
小鳥遊美依菜:「トーゼンの事をしただけ。誰だと思ってるのさ、ね?」
GM:小鳥遊さんの自信が清々しい。
佐久間霧香:「……どうも、妹がお世話になっていたようですね」
佐久間霧香:「この子の身を案じてくれたことについては、一応姉としてお礼は言っておきます」
佐久間霧香:「けれど、あなたがしたこと、しようとしたことは、しかるべき処置を受けてもらいますよ」ね? と夜皇さんを見る。
逢坂 夕:「よかったね。妹さん」
佐久間霧香:「ありがとうございます」と、逢坂さんに微笑む。
夜皇 美紅:「さて。ここで【救った。あとは好きにしろ】とか言えるほど、私は優しくはないのです」
夜皇 美紅:そういうと従者にダイヤル押してもらっています。どこかに電話を掛けだした様子。
夜皇 美紅:「さて済みませんが皆々様、私は少々とあるところに電話します」
夜皇 美紅:「電話の間、“何いいだしてるんだコイツ”とか思っても、電話が拾うほどの声までは出さず、黙っていて下さりませんでしょうか」
夜皇 美紅:Trrr、Trrr。少しみんなから離れます。
夜皇 美紅:で、「霧谷さんのホットライン」に、電話します。
GM:早朝なので、繋がるには少しかかるかもしれない。
夜皇 美紅:かかるまで、コール、する。
GM:まあ、なにぶんあの男のことなので、そのうち対応してくれるかもしれない。
GM:その夜皇さんの背後。
佐久間霧香:「というか、晴香。この人に変なことされてない……ですよ……ね?」
右天晴香:「変な事ってなによ!?」
樋浦彼方:「大量虐殺テロに荷担させました」
佐久間霧香:「そういう意味じゃないです」
小鳥遊美依菜:「――え? ナニ、そんなまさか。」とジ・エンドの方を見る。
夜皇 美紅:「ヤってても。まあ不思議ではないですかねえ……」。
樋浦彼方:「はいはい、どうせ敗残兵なので、好きに言ってください」
夜皇 美紅:「まあ、そうですよ、ね」電話を耳に当てたまま、ちょっとトーンが減ります。
GM:シスコンの汚名がロリコンへ進化した。
佐久間霧香:「やはりとっちめるべきでは」
小鳥遊美依菜:「じゃあ、小鳥遊式オハナシを、一寸向こうでしましょう?」
夜皇 美紅:「敗残兵であるなら、何を言われても仕方がない……」
右天晴香:「えーと、買い物に何時間も付き合わせたり、クレーンゲームでぬいぐるみ取ってもらったことなら……」
右天晴香:「あ! 私の手を握って『結婚しよう』って言われました」
樋浦彼方:「イッテマセン」
樋浦彼方:「それは絶対、やってないし、言っていません」
GM:あっ小鳥遊さんの立ち絵カラーがまた本気モードに
逢坂 夕:「……そういう趣味なんだ。案外そういうところあるんですね~」
小鳥遊美依菜:「霧香ちゃん。判決を――」
樋浦彼方:諦めたように首を振った。「くっ殺せ」
夜皇 美紅:「……」感情とかそういったものがぱっつん、消えていっている。いつもの支部の、パンドラみたいになっている。
佐久間霧香:「いいでしょう……判決・死刑!」
右天晴香:「えっ殺すの!?(どうしよう……嘘でーす☆ って言い出しづらくなっちゃった……)」
小鳥遊美依菜:「アイアイサー!」と言った後、影でじゃれつく。
GM:あっ意外と有情(でもHP1の人にはきついなw)
樋浦彼方:「ぎゃー」大変棒読みの悲鳴だったという。
小鳥遊美依菜:大丈夫、ほっぺた引っ張って晴香の方に顔向けたりするくらいだから
小鳥遊美依菜:(社会的に殺す(
GM:FHエージェントに社会的地位なんて……。
GM:というところで、夜皇さんの電話にようやく回線が繋がる。
霧谷雄吾:プルル、プルル……カチャ。『どうも、リヴァイアサンです』早朝からしゃきっとした男の声。
夜皇 美紅:「早朝に失礼いたします。竹露市支部長、パンドラです」感情とかそういうものが一切排された、声。
霧谷雄吾:『緊急の用件……のようですね』
霧谷雄吾:『竹露市は確か、数日前からジャーム収容施設への襲撃が相次いでいると報告がありましたが』すらすらとこちらの状況について述べる。
夜皇 美紅:「此度の仕事の件で、早急に日本支部長を通して陳情願いたいことがありまして。僭越ながら直通回線にて電話させていただきました」
夜皇 美紅:「順を追って説明いたします。その関係で、緊急性が低いもの混じりますこと、ご容赦ください」
霧谷雄吾:『分かりました。出来るだけ手短に、とは思いますが』柔らかな声が苦笑する。
夜皇 美紅:「1つ。その施設を襲撃していた、FHが擁するジャーム、“血天魔女”“終わった男”の2体のジャームの処理を、完了いたしました」
GM:何一つ嘘は言っていないのがミソだ(ジ・エンドは不死者ゆえジャーム登録だし)。
霧谷雄吾:『ふむ……どちらもUGNには多大な被害を与えてくれましたが。完了、ということは、彼らはもう活動することはない、ということですか?』
夜皇 美紅:「ですね」
夜皇 美紅:「現場に立ち会っておりますので間違いは、なく。故に、プロファイルにある2体のジャームデータの処分と、処理に参加したカレイドスコープ・グングニル・スーパーコンダクタへの特別褒章を鑑みていただけませんでしょうか」
夜皇 美紅:ぶっちゃけ、これが緊急性が薄い奴。
夜皇 美紅:「で、その過程におきまし、て……」ここからが、本番だ。
霧谷雄吾:『褒賞については、出来るだけとりはからますよ』〝朗報〟に気をよくしたのか、その声音は少し明るい。
夜皇 美紅:「その過程におきまして、数名の超常者を保護いたしました。ただ、長きもので10年余りもの間、FHに繋がれておりまして……」ちょっと、言いにくそう。
GM:電話の向こうは沈黙している。何かを探るように。
夜皇 美紅:「……PTSD的なこと・齟齬的なもあいまりまして。竹露のほうで一時預かりをして、経過観察をいたしたいのです」
霧谷雄吾:驚いたように、息を呑んだのが分かる。『……ふむ』
夜皇 美紅:「その為、リヴァイアサンの名のもとに、保護の名目もかねて、UGNイリーガルとしての登録の許可をお願いできませんでしょうか」
霧谷雄吾:長い沈黙。多忙を極めている、UGN日本支部長としては、あまりにも。
霧谷雄吾:やがて、沈黙を破った言葉は『……分かりました』だった。
夜皇 美紅:「感謝します」
霧谷雄吾:『あなたには竹露預かりで大変な苦労をかけています。私は上から判断を下すだけですからね』
霧谷雄吾:『現場で戦っているあなたの判断を、信じましょう』
GM:もしかしたら、この〝リヴァイアサン〟は、夜皇が保護した者について、何かを察したのかもしれない。
GM:何も気づいてはいないのかもしれないが、それでも、何らかの計算や思惑は働いたのだろう。その思惑が分かる日が来ることはないかもしれないが……。
夜皇 美紅:「イリーガルとしての申請をお願いしたいのは6名、うち2名は身元まで分かっています。残り4名は通称のみしかわかってません。こちらはおいおい確認します」
夜皇 美紅:「ただその2名も、法的からプロファイルから“死亡”となっておりまして。“死亡”とされている者たちの戸籍の復活・日常へと戻れるよう、取り計らっていただけませんでしょうか」
夜皇 美紅:この2つが、緊急性が高いもの。察されたか、察しても呑みこんだか。さて……。
霧谷雄吾:『では、こちらで担当部署に通達を出して置きましょう』
霧谷雄吾:『それでは、これからも竹露をお願いいたしますよ。夜皇支部長』
GM:夜皇の心配を他所に、霧谷はあっさりと快諾した。
夜皇 美紅:「感謝します」といって、電話が切れました。
夜皇 美紅:「……」ひと拍、ふた拍。「もう、いいです、よ、皆々様」
夜皇 美紅:夜皇はその後、ちょっとめんどいな……な顔をしながら、フリックで携帯をいじって、文章を書いています。
夜皇 美紅:どうも申請用の書類を、待合い中に書いている様子。
天田流人:「あーあ。死んだな、おっさん」
GM:樋浦さんは体力が限界なので、文字通りくたばりかけてますよ。
GM:晴香は霧香に、「ごめんあれ嘘」とか耳打ちしてます。
天田流人:「うちの支部は大人が働かないからなー、イリーガルとはいえ、コキ使われるぜ」
GM:夜皇さんはめっちゃ働いていたけれど、他の連中だいたい殺されてばかりでしたんで。
夜皇 美紅:「多分、死にはしない、ですよ。スーパーコンダクタ」
夜皇 美紅:「あくまでも申請したのは保護を名目としての、イリーガルとしての身分と場所。厭ならば、余所に希望があるなら、無理にそんな押し付けられた傘などの下に、甘んじなくてもいい」
夜皇 美紅:「うちの支部の代名詞が“地獄”なのは、ご存じ通りですしね。いっそ利用するなら、余所の――例えばN市でも、K市でも、違うところに行けばいい」
夜皇 美紅:あと、くたばりかけの様子を感じると「……(しょうがない)……」って言いながら近づきます。コツ、コツ。
夜皇 美紅:もっかい自分の腕ぶった切って、流れる血に生命力固めて乗せて、輸血しますよ、樋浦に。
GM:またそんな無茶を――!?
夜皇 美紅:ブラムだもーん!?
GM:じゃあいつも以上に死体じみていた男が、びっくりして(影に掴まれたまま)顔を上げる。
樋浦彼方:「……そこまで身を削らなくてもいいんじゃないかな?」
夜皇 美紅:「私は欲深ですので」表情変えず、能力使ってます。
樋浦彼方:「ああ、キミの欲張り具合は、身に染みるほど分かったよ」
樋浦彼方:「だから、さ。本当に……自分を大事にしてくれないかな」
GM:その顔は、情けないほど、泣きそうな表情。
夜皇 美紅:「自分を大事に、ですか。私、あまり、私自身の生に頓着してないんですよ、ね」
夜皇 美紅:「私は、私がやりたいよう、眼に留まった人を、救いたいだけです」
夜皇 美紅:「犠牲が出るなら、まず自分から。私は“開けてはいけない箱を開けたもの”、そんな悪女を誰が想うわけでもないですから、楔になるわけもなく」
夜皇 美紅:「それに私は欲深ですから、救えるいのちは救ってしまう」
夜皇 美紅:「救ってしまうばかりでなく、そのいのちが歩ける道を、未来(これから)をひたすらに望んでしまう」
夜皇 美紅:「天すらも血の涙を流すような、死に染まるばかりの呪われた道を歩んだいのちであっても」
夜皇 美紅:「霧香りその先行きも見えなくも、それでも恩寵の雨に濯がれ陽だまりの中も歩める未来(これから)を、選べるように望んでしまう」
夜皇 美紅:「――それこそ」
夜皇 美紅:「“これで終わり(TheEnd)”と見切らずに、はるかかなたのその先まで、選べるように望むのですよ」
GM:では、樋浦彼方は、それにどう言った物か。しばらく沈黙して……
GM:ただ、盛大に大きな溜め息をついた。〝しょうがないなあ〟とでも、苦笑するように。
GM:と、ここでバックトラック発生だ!
GM:バックトラック対象は樋浦彼方!
GM:ただしダイスを振るのは夜皇美紅!
GM:(※右天晴香は既にバックトラック済みです。ジャーム倒されたから)
夜皇 美紅:その子のダイス振りたくなーい!!? ミドルでどんだけ上がったと思ってるのー!!?
GM:大丈夫、侵食固定で125%だから(ニッコリ
GM:GMだってこんな予定じゃなかったから計算してねーわ!
夜皇 美紅:あい、あい。Eロイスから振って、いいですか……?;
GM:いいですよー。多分それで成功するとは思うけど……
夜皇 美紅:4d10 Eロイス、ばっくとらーっく。
DoubleCross : (4D10) → 28[3,8,8,9] → 28

夜皇 美紅:よ、ゆう。
GM:ワーイ
GM:では通常振りですね。
夜皇 美紅:125-28:97、とりあえず帰還成功、げふ。
夜皇 美紅:ね。いくつですかマジデ……裏で聞いたけど表で宣言を……;
GM:まずロイス七枠のうち、一つはDロイス:不死者なので、119%以下で帰還そのものは成功です。
GM:まあバックトラックだから通常振りもやっていただくんですが、ロイスがね……。
GM:残り枠が、「右天晴香 ●有為/悔悟」の他は、全部タイタス(メモしてるだけで昇華はしない)という。
夜皇 美紅:固定じゃなかったら、普通にかえれるかあああああ!?
GM:(敵NPCが事前説明もなしにタイタス昇華したらやばいしい)
GM:ははははははは
夜皇 美紅:描写、待ってます……じゃあ……;
GM:バックトラックさせるつもりだったらもっとこう……加減してたかもしれませんね
GM:ロイスのメモだってもののついででお遊びだったんだよ!
GM:で、まあ。父親と妹のタイタスを消去して、っと。
GM:樋浦さんのロイスは右天晴香ともう一つ「夜皇美紅 ●感服/脅威」で二つ、となります。
夜皇 美紅:ぁ、とられた!?
GM:とらいでか!
夜皇 美紅:(ちゃんとPC陣営がロイス誰もなくなったの見てのセリフだったのに!?(霧香ちゃんはわんちゃん、尊敬辺りでとってるかも? だったけど……(他は多分憎悪とか侮蔑とかと思ってた)
GM:ええー
夜皇 美紅:だって、うちの、支部ですもの、侮蔑とか……。
GM:でも道中あのやりとりでは、なにがしか心に刻まれても仕方なくねえですか?
夜皇 美紅:いや、まあ、うん。ありがたく、ありがたく……。
GM:まあ帰還自体は成功しているので。
GM:最終侵食値次第で、エフェクトの使い勝手が変わったりはするでしょう。
夜皇 美紅:2d10-97 等倍振り。
DoubleCross : (2D10-97) → 7[1,6]-97 → -90

GM:結構高いな……(ダイス二つではねえ)
夜皇 美紅:ほい90っと。80切らなかったから割と動きやすいので、は。
GM:それでは、樋浦さんがごっそり憑きもの落ちたところで。
GM:他にリアクションや演出無ければ、終了。個別エンディングとなります。
天田流人:なしっす
逢坂 夕:なしですー
小鳥遊美依菜:此方も無しでOKです。
夜皇 美紅:少しだ、け、演出? 的な。
夜皇 美紅:無表情のまま、その場で、倒れます。
樋浦彼方:「……言わんこっちゃない」苦笑して、こちらもばたんきゅー。
GM: 
GM:◆エンディング0終了◆
GM:-------------------------------------------------------
GM:◆エンディング1/天田流人◆
GM: 
GM:血の雨が降って数日、竹露は大混乱に陥っていた。
GM:電車は停まり、店舗や閉店、学校は休校。市議会がてんやわんやとなった……それも、一週間とせず終わった。
GM:UGNが着々と手を回したのは明らかである。だが、イリーガルである天田流人には、あずかり知らぬこと。
GM:やがて学校が始まり、君の日常が全て戻って来た。
天田流人:「どうせなら一ヶ月ぐらいポンと休んでくれていいのにな」
GM:いわゆる不良として知られている天田くん。実は不良とはちょっと違うが、授業をさぼって屋上でだらだらしているので、あながちレッテルも間違いではない。
佐久間霧香:「ほらね、やっぱりいたでしょ?」
右天晴香:「さっすがおねえ! 天田くんのこと、よく知ってるんだあ?」
GM:今は授業中のはずなのだが、姉妹が君の前にやってきた。霧香は普段、真面目に勉強をしている子なのだが……。
天田流人:「……あれ。佐久間に……ええと、右天。何やってんの」
GM:晴香も、あの後UGNの計らいで入学したので、今は同じクラスである。
佐久間霧香:「ふふっ、天田さん、一時限目からずっとさぼってるでしょう?」
右天晴香:「四限は自習になったから、こっち来てやったのよ。感謝しなさい」
天田流人:「ちぇ。右天は憑き物が落ちてもそういう性格は変わらねーのな」
右天晴香:「私は私よ。もう、あの気味悪いものもいないし」
右天晴香:「……まあ、取り憑かれてる間も、割と〝私〟みたいだったってのは、嫌な気持ちだけど」
佐久間霧香:「でも、血の雨を使っていたのは、あなたじゃない」
佐久間霧香:「そのことは何度も話したはずだし、やめましょう?」
天田流人:「ま、終わったことだしな。終わらせたっつーか」
天田流人:「終わらせたってもオレは何もしてないけどさ」
天田流人:「佐久間の作った薬で、右天がまともに戻ったんだから、まあ結果としては上々っていうのかね」
GM:霧香は困ったような顔ではにかむ。
GM:逆に、晴香は渋い顔だ。
佐久間霧香:「わ、私は別に……ジャームを退治してくれたのは、小鳥遊さんですし」
佐久間霧香:「あの時、私は役立たずでしたからね。スタビラリティを晴香にそそぐことを思いついたり、ジャームを追い出したり……夜皇支部長にも小鳥遊さんにも、頭が上がりませんよ」
右天晴香:「あんたにも世話になったしね……一応感謝はしてるわよ、これでも」
GM:霧香のスタビラリティ・レネゲイドは、あの夜大量に使ってしまったため、実験は延期となっていた。
GM:だが、その効果は右天晴香の一件で大きく保証されたとも言える(細かい事情は違うが、ジャーム『ショート・トランス・レネゲイド』にとって、天敵となったのは間違いない)
佐久間霧香:「そうそう、天田さん。私の実験、再開の目処が立ちました」
天田流人:「お! それはよかったじゃねえの!」
佐久間霧香:「といっても、スタビラリティ精製の手間から、来月の話ですけれど」ふふっと笑って。
佐久間霧香:「ありがとうございます。だから……」
右天晴香:「あんたもまた、手伝いなさいよ?」びしっと指さす。
佐久間霧香:「晴香、あまり失礼な事言わないの」
天田流人:「たは、言われちまった。言っとくけど頭脳労働なら期待すんなよ」
右天晴香:「はぁい」と謝ったのもつかの間。「いやいや、それは誰も期待してないから」
天田流人:「じゃーオレオレ詐欺撃退任務とか。生き別れの妹が来たらお任せだぜい」
右天晴香:「なにその限定的なの!?」
佐久間霧香:「ぷっ、くくく……あははは!」
右天晴香:「ちょっとおねえ、笑ってないでこのバカに何か言ってやってよ!」
天田流人:「くひひひ……無理して何か言わなくてもいーんだぜ、笑っていられるのが一番なんだからよ」
右天晴香:「くっ何か負けたみたいじゃない!」
佐久間霧香:「別に勝ち負けなんてないでしょ、晴香」
右天晴香:「そうだけどー……」
天田流人:「悔しかったら一本取ってみな、ほれほれ」
右天晴香:「この野郎!」肘で天田の腹をどつく!
天田流人:「にゃろ、物理的に来やがったな! だったらこーだ!」ほっぺたをつまむべく両手で反撃
右天晴香:「う、うわー! 女の子の顔になにをすんのー!」
右天晴香:なすすべなく捕まってしまう!
GM:侵食率がなければ肉体1なのだ。
天田流人:「ほれほれ樋浦のおっさんにも食らわせた縦縦横横をくらえい!」
右天晴香:「みゅおー」
佐久間霧香:「あはっ、あはははっ……あははははははっ!」霧香は笑い転げている。
天田流人:「ほれほれー、おっさんはここで反撃してきたぞう?」 上上下下左右左右……
右天晴香:「にゅおー!」じたばたともがくが、力で負けてどうにもならない!
佐久間霧香:「……隙有り!」背後から霧香の急襲! 天田の両脇を思いっきりくすぐる!
天田流人:「へびゃっ!?」
佐久間霧香:「晴香をはなしなさーい。こしょこしょこしょこしょ!」
天田流人:「ちょ、ひ、ひひひ! やめて! そこは弱いの! ひー!」
GM:空は綺麗な、日本晴れ。若人達の屈託ない笑い声が、天高く響く。
右天晴香:「やれー、おねぇ! ぶっ殺せー!」
佐久間霧香:「もう、そんな物騒な……でも……天田さんには、笑い死んでいただきます! お覚悟!」こちょこちょこちょこちょこちょ
天田流人:「きゃー! ひ、ひはははは! やめてやめてうひひひ!」
GM:三人のじゃれ合う声は、長く長く続いたという。
GM:彼らがこの町の呪いを解いた立役者だとは、傍から見れば誰も気づかないだろう。真実を知る者たち以外には。
GM:その身に背負っていた惨劇も、罪業も、異能も感じさせない。ただの、子ども達。
GM:彼らこそ、竹露の未来(あした)を作っていく。
GM: 
GM:◆エンディング1 終了◆
GM: 
GM:◆エンディング2/夜皇美紅◆
GM: 
夜皇 美紅:今回の騒動の首謀者等を、みぃんなまとめてUGNイリーガルにして保護した、わけ、です、が……。
夜皇 美紅:その際に、竹露市支部の全エージェントに対して、パンドラとして追加通達したコトバはこれ。
夜皇 美紅:【彼ら彼女らは、日本支部長であるリヴァイアサンにより、UGNイリーガルとして籍を置き、庇護されております】
夜皇 美紅:【彼らに無為無用な攻撃は、リヴァイアサンの顔に泥を塗ることであること】
夜皇 美紅:【そしてエージェントでなく、イリーガルであるということは、竹露支部にとって、UGNにとっては“客分”であり部下ではないということ】
夜皇 美紅:【それを認識した上で対応してください】
夜皇 美紅:“14(グザイ)”と呼ばれる青年のような、諍いからの惨劇を引き起こすな、と。
GM:おお、黒須左京……(※〝マスターレイス14'〟上級101参照)。
夜皇 美紅:【感情的に納得しないというのならば、それらはすべてまとめて、私のところまで持ってきなさい】
夜皇 美紅:憎悪のはけ口にはなる。だから、彼ら彼女らではなく、矛先は自分へ向けろ――と。
UGNエージェントA:「……」口をあんぐりと開けて、通知を読んでいる。
GM:残存のエージェントたちは、皆似たような反応だ。
GM:皆、怒りでわなわなと肩が震えている。ザコのFHだけではなく、あの怪物――〝ジ・エンド〟まで、リヴァイアサンをどうまるめこんだのか、この支部で当分飼う、と?
GM:独房に入れるでもなく、客分扱いで置いているが、そんなバカな話があるだろうか?
GM:そちらに攻撃はしない。手負いとはいえ、あれが自分たちなど一ひねりのオーヴァードなのは身に染みて分かっている。
夜皇 美紅:なおミドルに出てきたFHエージェント・青崎君も、思いっきり寮でご飯食べてます、似たことは連絡してます。
GM:あいつはあいつで何か馴染んでそうではある。
夜皇 美紅:あとであの子にかけた魔法もとかないとなあ、と思ってる、支部長。まあそこはそれ。
GM:(そういえば青崎くん/FHエージェントB、偽晴香と偽ジ・エンドに騙された情報しゃべってたっけ)
夜皇 美紅:(そうそう。とりあえず晴香ちゃんとかなた君には「口裏合わせてくれ」っていうと思います。お願い、であって、命令、じゃないけどね)
GM:あれだけ精神メタメタにされた人が、夜皇さんの「お願い」を断れるはずがないです……
夜皇 美紅:ちゃんと、頭下げて、お願い、します、よ!?
GM:晴香は興味もないでしょうけどね、作戦に関しちゃ。
夜皇 美紅:ま、はい、描写続けてください……。
GM:〝ジ・エンド〟樋浦彼方。ずいぶんと大人しくしているが、あれには目の前で何人も殺されている。支部のUGNエージェントたちが納得しないのも、無理はない。
GM:仮に、あれを支部の戦力として組み込めたとして、裏切られた時はおしまいだ。
GM:当然の帰結として、彼は支部長室へと足を運んだ。
UGNエージェントA:「どういうおつもりですかなあ? 支部長どの」
UGNエージェントA:「あれを始末するチャンスはあったのでは?」
夜皇 美紅:「意味が分かりません」淡々と、黙々と。
UGNエージェントA:「それはこっちの台詞ですッ!!」だん、と執務机をてのひらで叩き。
夜皇 美紅:実際”始末”の意味が自分の中で、通らない。叩かれると顔をあげる。白く濁った眼が、そちらを向く。
UGNエージェントA:「あれが今までこちらに与えた人的・物的被害は、そこらのザコFHとは比べものにならないんですよッ」
UGNエージェントA:「今回の作戦が成功してしまえば、町全体が壊滅しかねなかったし、我々も大勢仲間を失ったんです!」
UGNエージェントA:「その首謀者を! 殺すでもなく! かといって情報を引き出すために尋問するでもなく! 自由にさせている!」
UGNエージェントA:「うちで預かるなら、せめて身柄を拘束しておいていただきたい!」
夜皇 美紅:「……」はあ、そうですか。的な気のない顔。「通達、通りとしか、いえません」
夜皇 美紅:リヴァイアサンが丸め込まれるわけもない。連絡で確認もすれば一発だが、正式に認可もおりている。ガタガタいうのが無駄なのは、重々承知だろう。
夜皇 美紅:「そも、仙人レベルに、チカラを使いこなせるエグザイルを、どうやって物理的に拘束できるか……」
夜皇 美紅:つまり、あの子はその気になれば、一瞬で逃げられる。身柄の拘束なぞ、意味はない。
UGNエージェントA:「しかし……これでは、しめしというものが!」なおも言いつのる。
夜皇 美紅:空気読まず、鉄剤をもぐもぐ。これは、ホワイトハンドのところでもらった代物、血の材料。
夜皇 美紅:惨状はご存じ通り。手が足りなすぎるのだから、治療が優先されるものから、順にされるのは当たり前。
夜皇 美紅:――従者使いの自分は、従者が使えれば戦力にはなる。当然、その本体は、問診程度の、後回し。
GM:実際人手がないからのう、辛いのう。
GM:エージェントは、明らかにイライラしている。
UGNエージェントA:「……ふざけんといてくださいよ」
UGNエージェントA:「我々部下の気持ちはどうでも良い、というそういうことですか?」
UGNエージェントA:「死んだ仲間の無念を想うことも、仇が目の前でのうのうとしてることに苦しむ気持ちも、あんたには〝どうでもいい〟ことですか?」
UGNエージェントA:「俺たちゃ! あんたの! なんなんだ! こちとら機械の歯車じゃねえんだよ!」
夜皇 美紅:「【感情的に納得しないというのならば、それらはすべてまとめて、私のところまで持ってきなさい】」
夜皇 美紅:通達そのままのコトバを、感情ひとかけすら乗せず、繰り返す。
夜皇 美紅:「暴行でも、罵倒でも、――虐殺でも」
UGNエージェントA:「へっ……」およそ部下が上司に向ける感情としてはにつかわしくない、あからさまに嘲笑。
UGNエージェントA:「俺はねえ、昔っから、あんたのそういう『文句があれば殺せばいいだろ』って態度が、一番気にくわねえんですよ」
夜皇 美紅:錠剤、もぐもぐ。
UGNエージェントA:「はいはい私が悪うございました、殺せば? なんて態度のどこに、誠実さや、信用出来る何かを見出しゃいいんですかね?」
UGNエージェントA:両手を机につき、ぐい、と顔を近づける。「これだけは言っておきますよ」
UGNエージェントA:「あんたは、上に立つ人間じゃねえ。十年前の後始末に、祭り上げられただけの小娘だ」
UGNエージェントA:「今度の施設襲撃で大勢死んだのも……あんたみたいなのが上にいるからだ、と俺は思ってる。そして、それは俺一人だけの話じゃない」
UGNエージェントA:「せいぜい、その首が長く繋がることを祈るんですな」がんっと机を蹴りつけ、きびすを返した。
GM:立ち去りかけた間際、戸口に、樋浦の姿があった。エージェントの足が一瞬止まりかける。
GM:出入り口、樋浦とすれ違いざま、彼はこう言い残した。
UGNエージェントA:「俺ゃ転属願い出しますよ。受けられなきゃUGNごと辞める。あんたの所で働くのは、もううんざりだ」
GM:エージェントは立ち去っていった。
夜皇 美紅:もぐもぐ、ごっくん。
樋浦彼方:「酷い嫌われようだねえ。お互い様だけど」
GM:入れ替わりに入ってきた樋浦は、もう大分回復しているようだ。
夜皇 美紅:「10年前よりは、マシ、というところ、でしょうか。3年前よりは、ちょっと重いかもですが。まあ、いつもの、こと。いつもの、こと」
GM:夜皇の様子を見て、樋浦は少し眉をしかめる。
樋浦彼方:「……その格好。治療ちゃんと受けてるかい?」
夜皇 美紅:鉄剤の瓶を掲げました。
樋浦彼方:鉄分のラベルを見て「他には?」
夜皇 美紅:「問診は受けました」
樋浦彼方:「……手術とかは? 明日?」
夜皇 美紅:「多分ないでしょう」
夜皇 美紅:「手が足りないんです。グングニルを代表としますが、手ひどく受けたものも多い」
樋浦彼方:「自分でやっておいてなんだけれど、いくらオーヴァードでも手術が必要な体だよ、キミ!?」
夜皇 美紅:「トリアージ(取捨選択)ですよ。戦力としては、私がもっとも、後回しです。血さえあれば、従者は作れる、他へ生命力を渡す程度の輸血補助は、できる。それさえできれば、私本体なぞ、後回しです」
GM:そもそも負傷者を作った側である樋浦は、沈痛な表情だ。
GM:もっとも、その顔は、かつての死人のような有様からすると、中々「活き活きとした」顔かもしれない、が。
樋浦彼方:「キミは絶妙なバランスで生死の境に立つのが趣味なのか?」
夜皇 美紅:「まあ、見えなくても、焼かれても、生きてはいます、し。光がないのは多少、不便ですが」
夜皇 美紅:ぽつ、ぽつ、続けてます。肩の傍には猫がいる、ゴロゴロ、黒い猫がいる。
「これ、が。カレイドスコープや、スーパーコンダクタでなくてよかったと、心底思っています。あの子たちだったら、本当に再起不能レベルのこと」

夜皇 美紅: 首をかしげます。
夜皇 美紅:「私は、従者使いですから、ね。ある程度、代わりは、ある。それに――」
夜皇 美紅:「――聞こえてたかもしれませんが。”敗残兵”であり、責任を取らせるための神輿、なのですよ。代わりがあれば、挿げ替えられる。もっとも、好き好んで地獄に来たがる人も、稀ですがね」
夜皇 美紅:ふぅ、とため息つきます。
樋浦彼方:「そんな御輿は、もうやめるべきだろ」
樋浦彼方:「多分、竹露は、ここはもうそんなものが無くてもやっていける」
夜皇 美紅:「その時は、ジャーム認定で、処分でしょうかね」空っぽに、笑います。
樋浦彼方:「俺に過去を振り切らせたのはキミだ。なのに、今はキミが過去の惨劇に捕らわれ続けるのかい?」
夜皇 美紅:「……」ちょっと、何かを言おうとしました。が、思いとどまり。
夜皇 美紅:「惨劇に囚われている、ていうよりは……まあ、過去は消えない、です。そして、祭り上げられてる、も、事実なのです。が、それ以上に、私は、なんとか、したい」
夜皇 美紅:「10年たって、巻き込まれて、さらわれたり、捕まったり。そういう人を、なんとか、したい」
夜皇 美紅:「一応、ほとんど力を扱えませんが、エグザイル交じりでもあります。視神経も肌も壊死していますが、ちゃんと力を扱えるなら、つなげる可能性もある」
夜皇 美紅:「もっとも、≪赤き聖餐≫やら≪ヒール≫と呼ばれる再生のチカラ、≪カンビュセスの籤≫といわれる、体組織そのものを移植するチカラを受ければ、短期間で、治るでしょうが……」
夜皇 美紅:「ぶっちゃけ、ホワイトハンドには、匙をとうの昔に、投げられました」
GM:はたと何かに気づいて、樋浦は顔を上げる。
樋浦彼方:「キミがキミの意志でここにいるのは分かったよ。それなら、俺はもう何も言わない」
樋浦彼方:「で、とりあず、人手がいればいいんだろう? 治そうか、それ」
夜皇 美紅:きょとん、目を丸くしました。「人手は、確かに、要ります、が……」
樋浦彼方:「俺もエグザイルだからさ、あるんだよ。《カンビュセスの籤》」と自分を指さす。
GM:本来は護衛対象が負傷した時に治すため積んでたエフェクトだったのですが。
GM:血天ちゃんがダメージ受けてる時点ではもうぶっ倒れていたので使いどころがないままGMも忘れていた死にエフェクトだったのでーす!
夜皇 美紅:なんで持ってるんだよないって思ってたのに!?
夜皇 美紅:とまあ演じ手の叫びは横に置きます。
GM:偶然ってコワイね!(いやマジで)
夜皇 美紅:めっちゃめちゃ、びっくりします。
夜皇 美紅:びっくりした後、少し困った顔。
夜皇 美紅:「そ、れ、は……それを使うとどうなるか、ご存じ、ですよ、ね……?」
夜皇 美紅:≪カンビュセスの籤≫は、自分の身を削って起こす力。もし治したら、反動で施術者が削られる。
GM:データ的には別にHP削れないんですけどね。
GM:使ったらお腹空くとか、ぐったりするとかいう効果はあるかもしれませんが。
夜皇 美紅:なんだけどね、フレーバー的にね。なので、従者みたいなのを使えるわけじゃない(代替がない)以上、簡単にお願いしたい、って言いづらいんです。
樋浦彼方:「俺は別に平気だけどな」
樋浦彼方:「そもそも、ずっとキミがその格好でいられるほうが、よっぽど心臓に悪いから、勘弁して欲しいんだよね」
夜皇 美紅:ふっ、と笑います。「じゃあ、治療をお願いしても、かまいませんで、しょうか」
樋浦彼方:「よかった」微笑む。
GM:では《カンビュセスの籤》により、後遺症の心配などかけらもないほど、夜皇さんの傷は治ったのでした。
GM:ミドル戦闘からこっち無くなっていた視力も復活だぜ。
夜皇 美紅:では、相手の目を見て。「ありがとうございます」と、微笑みましょう。
樋浦彼方:「殺そうとしていたのに、怪我の心配をするはめになるなんてね」
夜皇 美紅:「はははっ」
GM:夜皇さんに合わせて、樋浦も少し笑った。けれど、すぐ表情を変える。
樋浦彼方:「ところで、わりと息が詰まりそうな職場だけど、気分転換ついでに、少しお付き合いいいかな?」
GM:「別にデートの誘いってワケじゃないけれど」とか付け加えてる。
夜皇 美紅:ちょっと小首をかしげてます、が、眼が見えなくなっていた分業務は電話番位になってたところ。冗談めかしたセリフには「おや、残念」と茶化し返し。
夜皇 美紅:「かまいませんよ」と、ひとこと返す。
GM:では、樋浦さんは小さく礼を述べ、夜皇さんを伴って出て行きます。
GM:廊下ですれ違うエージェントたちが舌打ちしたり、うろんな目を向けていますが、この二人の神経に引っかかることもないでしょう。
GM:-------------------------------------------------------
GM:竹露市某所、被災者霊園。
GM:途中で花を買い、樋浦は夜皇を連れて高瀬家の墓前に立っている。
GM:適当に墓参りを済ませ、最後に樋浦は、懐から取り出したジッポーライターを置いた。
樋浦彼方:「……これで俺の用事は、終わり」
夜皇 美紅:「。○(未来さん、と、ひなちゃんの……)」静粛に、なむなむ。両手を合わせます。
樋浦彼方:「借りたものも返したことだし」夜皇さんを見て、「俺は、そろそろ帰るとするよ」
夜皇 美紅:「どこに、帰るのか、お聞きしても、よろしいでしょうか?」
樋浦彼方:「FHに」きっぱりと。
夜皇 美紅:一瞬、考えた。「それは、眼を背けて故の、帰還ですか? それとも、そこに希望と未来(これから)があっての、帰還ですか?」
樋浦彼方:「UGNに居着くのも、FHを抜けるのも、違うからね」
夜皇 美紅:「ふむ……」
樋浦彼方:「なんだかんだ、あそこは、やっぱり俺が居る場所だから」
樋浦彼方:「FHはテロ組織だ、かなり外道なことをしているし、俺も大勢殺している」
樋浦彼方:「けれど、そこには色んな願いを持った連中がいるんだ。レネゲイドの秘密を解明したい、コードウェル博士に仕えたい、死んだ家族に会いたい、どれも、切実な願いが」
樋浦彼方:「俺の願いは、正直、一度終わっている。けれど、力だけは有り余っているからね」
樋浦彼方:「かつてそうしていたように、譲れない願いを持っている奴を、助けたいんだ」
夜皇 美紅:「まあ、ならば」
夜皇 美紅:「次にその、譲れぬ欲望(ねがい)の障害として、出会ったならば――殺し合い、でしょうかね?」くすり、笑みを浮かべ。
樋浦彼方:「出来たら、キミとは二度と戦いたくない」肩をすくめて、苦笑いする。「かなわないからね」
夜皇 美紅:「おやおや、それはありがたい評価ですね」
GM:では、樋浦は最後にまた、微笑んで手を振り……
GM:次の瞬間には、最初から誰もいなかったかのように、その場から消えていた。
夜皇 美紅:薄く手を振って「では、善き旅路を。カナタ」
夜皇 美紅:そうひとこと言っては、踵を返し、いつもの場所へ。美術館へと帰りましょう。
GM: 
GM:◆エンディング2 終了◆
GM: 
GM:◆エンディング3/逢坂夕◆
GM: 
GM:竹露市ホワイトハンド支部・雨月総合病院。
GM:夕日差し込むその病室で、一人の少女が目を覚ました。
逢坂 夕:「ふぅ……髪も戻ってない。傷の治りも悪い」
逢坂 夕:「……どうしちゃったんだろう。レネゲイドの高まりも治まらないし……」
GM:不穏な気配を全身で感じながら――少女は、徐々に真実に気づき始めていた。
GM:あとは、いつ、それを認めてしまうかだけだ。
逢坂 夕:記憶を思い返す。ジ・エンドの言葉を――
逢坂 夕:「(化物を倒したとしてもそこには化物が残る……)」
逢坂 夕:一週間寝ていて治療も受けていた。それでいて治りの遅さに不思議……いや、これはもう疑問なんかではない。
逢坂 夕:認めたくなかった。ただそれだけだった。
逢坂 夕:「……私、帰れなかったんだ、ね」ボソリと
GM:夕日は彼女の心を知るように、酷く不吉な朱色を投げかけていた。
逢坂 夕:重い手取り足取りで服を着替える。そして妹の病室へ向かう。
逢坂 夕:いつものように妹である。澪の病室へ向かう。
逢坂 夕:「……澪。今回はねぇ、ちょっといつもよりお仕事大変だったよ。でもね。この町はこれから絶対いい方向に進んでいくよ?」
GM:逢坂さんより少し小さい彼女は、目を閉じたまま微動だにすることなく、何も答えない。
GM:ただ、頬には血の色があり、胸はかすかに上下して、どうにか生きていることは分かる。
逢坂 夕:「今回のお仕事でだいぶ変わりそう。いや、変わると思う。だから……澪は澪の好きなように、立派に育つんだよ?」
逢坂 夕:「ちょっと分け合って、お姉ちゃんは遠いとこ行くから。大丈夫、大丈夫」
GM:ばたん、と大きな音がする。
GM:ベッド横のサイドテーブル、そこに飾られた写真立てが、何かを暗示するように落下していた。
逢坂 夕:「! ……なんだ、写真か」
逢坂 夕:元通り戻します。
GM:写真立ての中には、十年前の逢坂家……父と、母と、二人の姉妹が写っている。
GM:みなが微笑んでいる中、ガラス表面に走ったヒビは、ちょうど姉妹を別つように入っていた。
逢坂 夕:「……ごめ、んね。....お姉ちゃんもう、一緒に……居れ、ない」
逢坂 夕:「……大丈夫。澪は澪の好きなように生きなさい。あなたは昔から元気で陽気な子だったもの。大丈夫」
逢坂 夕:「……じゃぁ、ね」と言って、澪の顔を撫でて病室を後にします。
GM:立ち去る彼女が扉を閉ざす寸前、名残を惜しむように、窓辺のカーテンが揺れた。
GM:-------------------------------------------------------
夜皇 美紅:――支部長室。
逢坂 夕:コンコンっとノックします。
夜皇 美紅:「どうぞ」
逢坂 夕:「失礼します」
逢坂 夕:扉を静かに開け、閉める。
夜皇 美紅:いつもの無機な支部長室、デスクに支部長が一生懸命データベースと格闘している――。
夜皇 美紅:傍の猫が、ファイルを並べ。二体の従者はおそらく外出で調べているのだろう。
逢坂 夕:「来て早々なんですが、支部長。任務中は途中で戦力外だったようで……申し訳ないです」
夜皇 美紅:――たん。いったんその手を止める。「お早うございます、グングニル」そして、見上げる。支部長の、眼やケガが、治っている。
夜皇 美紅:「いいえ。息災なら――」少し、言いよどむ。何かを察したようだ「――なにより、ですよ」
逢坂 夕:「それにケガ完治したんですね。いつもみたいにボロボロのまま仕事してるのかと思いましたよ」
夜皇 美紅:「数刻前までは確かにぼろぼろでしたが、ね」
逢坂 夕:「……?」っとちょっとぱっとしない顔をします。
夜皇 美紅:「こちらの話です」かぶりを振る。
夜皇 美紅:誰がどうとか、さきほど何があったとか、それは、口を閉ざす。今は、目の前の、子――。
逢坂 夕:「あの、本題なんですけども、実験は成功したんでしょうか?」
夜皇 美紅:「実験自体は、延期になっております。ですが、あの時、スタビラリティ・レネゲイドの雨を降らせ、ショートトランス・レネゲイドを打ち消しました。その分の実績はある。今は、量産体制に入っているところですね」
夜皇 美紅:「ですので、本格的に正式な実験は、来月というところでしょうか」
逢坂 夕:「なるほど……」
逢坂 夕:「成功率は高いと思って……いいんでしょうか?」
夜皇 美紅:こくり。首を縦に。
逢坂 夕:「……よかった。それなら……」 ボソリと「……安心して行ける」
夜皇 美紅:「グングニル」
夜皇 美紅:「あなたは、これから、どうなさいますか?」
逢坂 夕:「え?」 っとちょっと返事に困りつつ
夜皇 美紅:「“あなたは、これから、どうなさいますか”」再度、重ねる。「どう、したいです、か」
逢坂 夕:「……あのぉ支部長。私は、私は……どうやら”帰ってこれなかった。”みたいなんです。……はい。」
夜皇 美紅:「でしょうね」ぽつりと、小さく。
逢坂 夕:「……知ってたんですか?」と驚きを隠せない。
夜皇 美紅:あえて、返さずに「それで、あなたは、どうしたいです、か」再度、言葉を重ねた。
逢坂 夕:「……私はここには居れません。なので、出て行こうと思ってます」
夜皇 美紅:もちろん、UGNとしては、ジャームは“保護からの冷凍睡眠”、もしくは“殺す”べき。そんなのはわかってる。そのうえで、問いかける。
夜皇 美紅:グングニルがどうしたいか、どう生きたいかを。
逢坂 夕:「ジャームなった以上ここには居れません」
逢坂 夕:「というより抹殺対象です」
逢坂 夕:「ですが、分かってはいるんですが……恐い、です。死ぬのが」
逢坂 夕:「なので、ここを出ます。勝手ですけど支部長なら許してくれそうだったから……」
夜皇 美紅:「……」ひと拍、ふた拍「……未来(これから)に、かけて、眠りにつく、それもできます。ですが、それは、死とさして、変わらない」
夜皇 美紅:「私は、諦めは、しませんよ。出来れば、互いに殺しあう道として、交わらぬことは、祈りますが、ね」
逢坂 夕:ちょっと微笑んで「……ほんとに……支部長はずるいですよね。分かってるくせに選択させる自由をくれる。そんなとこが嫌いだと思うときもあったし、でもそこが愛おしいとも思います」
夜皇 美紅:ことん、席を立って。逢坂さんを抱きしめます。
夜皇 美紅:しばらく抱いてから、頭を撫でて、「気を、付けて……」とひとこと。放しましょう。
逢坂 夕:「! ……」と驚きと懐かしみいろんなものが滲み出す。……涙として。
逢坂 夕:「……お世話に、なり……ました。」
逢坂 夕:「支部長、一つだけお願いしても?」
夜皇 美紅:「どうぞ」
逢坂 夕:「……妹を、澪のこと、お願いしてもいいですか?」
夜皇 美紅:ひと拍、おいて「わかり、ました」
逢坂 夕:「……ありがとう、ございます。私、ここの支部でよかったですよ?ちょっと無茶なことも言われたりしましたけど」
逢坂 夕:「……お元気で。くれぐれもあなたは“こっち”には来ちゃだめですよ?」
夜皇 美紅:「善処は、しますよ」
逢坂 夕:「それじゃぁ、失礼します。」
夜皇 美紅:黙って、その背中を見送ります。
GM:きぃ、と、扉は小さく音を立て、閉じられた。
逢坂 夕:支部を出て、感じる。 この空、風、夕日。――それを改めて、尊いものと感じ。支部に、町に。別れを告げる。
逢坂 夕:「……どうか、私という存在を忘れてね」
GM:それと、同じ頃。
GM:雨月総合病院。とある病室のベッド、一人の少女が身じろぎした。
逢坂澪:「……っ……」
逢坂澪:「……おねえ、ちゃん?」
GM:ずっと目を覚まさなかった少女が、十年ぶりに、言葉を放った。
GM:瞼は開かない。体もほとんど動かない。
GM:ただ、ひと筋の涙が、その頬をつたい落ちた。
GM: 
GM:◆エンディング3 終了◆
GM: 
GM:◆エンディング4/小鳥遊美依菜◆
GM: 
小鳥遊美依菜:――ナニカは必死に蠢いていた。
自身を映す事しかしない、鏡のようなモノに囲まれたような世界で。
だが、それは酷く消耗していて――今にも力尽きてしまいそうであった。

それを天高くから覗く気配が一瞬だけ現れ、スグに消えた。

供給するものが無い中で、やがてナニカは消えてしまうであろう。
時間か、自己か、もしくは――影に喰われて。

小鳥遊美依菜:「まあ、もう少しかな」とある部屋に向かう途中に、独り言ちる。
小鳥遊美依菜:とある、レネゲイドビーイングに対して、その一言でみーなは済ませた。
小鳥遊美依菜:そんなことよりも、と思い直し、気合を入れる。
小鳥遊美依菜:そろり、そろり……
GM:小鳥遊さんが歩く研究所の廊下には、一週間前に収まった戦いの痕跡がところどころに残っている。
GM:壁が焼けたり、ひび割れていたりといった痕が、中々修理も追いつかない状態で。
GM:彼女が目指すその一角は、佐久間霧香のラボ。今日も遅くまで詰めているようだ。
GM:なにせ実験は来月開始である。楽しくて家にもちゃんと帰っているか心配になるところだ。
小鳥遊美依菜:部屋にこっそりと入り込む。
GM:霧香はいつもの着物の上から白い割烹着姿で、ピペットやらビーカーやらシャーレやらをひっきりなしに持ち替え、作業しているようだ。
小鳥遊美依菜:部屋の主が手に何も持っていない時を待つ。そして――
小鳥遊美依菜:「きーりーかーちゃーん!!!!」と背後から抱きついた。
佐久間霧香:「……きゃあっ!?」
小鳥遊美依菜:「霧香ちゃん霧香ちゃん!! ハスハス!!」背後から抱きついたまま、頭を振ってクンカクンカする。
佐久間霧香:「えっな、なにっなんですか!? 今の私は薬品臭いですよ!?」
GM:しかし薬臭さは主にラボの臭いで、その中にちゃんと、花粉のような霧香の体臭が。
小鳥遊美依菜:「えー大丈夫だよ。優しい心の香りがする」
小鳥遊美依菜:そう言いながら辺りを見回す。
小鳥遊美依菜:そう、一人でない時を狙ってきたのだ、このタイミングなら――
GM:そう、君の予想通り、入り口の向こうからは人の気配。
右天晴香:「おねえー、何騒いでんの?」
小鳥遊美依菜:「あ、晴香ちゃん、ちっす! みーなちゃんだよ?」霧香から頭を離して、顔を向ける。手は放さない。(
右天晴香:「そろそろご飯に……ひぃっ!?」ずざざざっと後ずさる。
右天晴香:「あ……こ、こんばん、は」
GM:戦闘時の記憶と肉体的な傷が残っているので、いまだに苦手意識があるようだ。
小鳥遊美依菜:「えー、傷つくなぁ、その態度。こんなにもみーなちゃんは、霧香ちゃんと晴香ちゃんの事を想っているのに~」
小鳥遊美依菜:ここで、晴香へのロイスをSロイスにします。
GM:もうエンディングなのにwww OKですが(※なおアフタープレイでは経験点としては処理しませんでした)
右天晴香:「は、はい……ごめん、なさい……」
小鳥遊美依菜:「ねーねー、そういう時は謝っちゃダメだよ~?」
小鳥遊美依菜:「ありがとう、って言ってくれたら嬉しいなって?」
GM:腕の中なので見えづらいかもですが、霧香がちらっと妹に目配せします。
右天晴香:「そう、ですね……ありがとうございます」
小鳥遊美依菜:「ベネ!」
右天晴香:「一歩間違えたら、ジャームとして殺されてるところだったので。はい」
佐久間霧香:「本当にお世話になりましたからね~」
小鳥遊美依菜:「むー、そういう事じゃないんだけどなぁ~? まあ、今はそれでよしとしよう」
小鳥遊美依菜:そんな真面目な事も言ってはいるが、未だ霧香に抱きついたままである。(
佐久間霧香:(……どうしよう、振りほどいたら失礼になるし……どうしましょう……)
小鳥遊美依菜:(晴香の出番だ!
右天晴香:「あ、あの~小鳥遊さん」おどおど
小鳥遊美依菜:「ん? なにかな?」
右天晴香:「その、おねえって最近ラボに籠もりきりで、ご飯とかちゃんと食べて無くて」
右天晴香:「いつもはお弁当差し入れていたんですけど、今日は外へ食べに行こうって言ってたんです」
小鳥遊美依菜:「ふんふん。」
右天晴香:「その、せめてのお礼に、小鳥遊さんも一緒に食べません? 命の恩人なら、おじいちゃん(佐久間祖父)も許してくれると思いますから」
佐久間霧香:「あら、いいですね~」
小鳥遊美依菜:「えー、いいの? ありがと~。何処行くのかな~?」
佐久間霧香:「特にお店は決まって無いんですよね……和洋中どれがお好きですか?」携帯を取りだしながら。
小鳥遊美依菜:「晴香ちゃんの好きなモノが良いな?」
右天晴香:「好きなもの……うーん」
右天晴香:「そういえばこの間、おじいちゃんがいいなってチェックしていたスペイン料理のお店が美味しそうだったな……」
佐久間霧香:「パエリアとか、(イタリア料理だけど)アヒージョとかの写真が載ってたやつね?」
小鳥遊美依菜:「じゃあ、それで良いんじゃない?」
右天晴香:「そうそう、あのお店」小鳥遊さんを見て。「じゃ、決まりかな? お腹も空いてきたしね」
GM:というわけで、霧香は君からやんわりと離れ、割烹着を脱ぐ。
GM:薬品を片付け、機械の電源を落とし、ここを出る準備は完璧。
佐久間霧香:「じゃ、行きましょうか。小鳥遊さん、晴香」
小鳥遊美依菜:「うんうん」
右天晴香:「よし、行こう。おねぇ!」たったかたーと軽快に走り出す。
佐久間霧香:「あっこら! 走らないの!」
GM:こうして姉妹は研究所を発つのでした。
GM:-------------------------------------------------------
GM:某所、スペイン料理店。
GM:あらかた食事が終わり、君たちはパフェやプディングといったデザート類を楽しんでいる。
GM:佐久間祖父も姉妹に友達が出来たとニコニコ顔で、とてもなごやかな雰囲気だ。
小鳥遊美依菜:クレマカタラーナを食べながら姉妹の様子を見ている。
GM:おじいちゃんはあまり甘いものに関心がないので、飲物だけ。
GM:で「ちょっと失礼」と、一旦手洗いへと席を立ちます。
小鳥遊美依菜:姉妹の祖父が視界から外れた辺りで、キラーンと目を光らすみーな。
小鳥遊美依菜:「よーし、今度は晴香ちゃんだ~ どーん」両手を上げてキミにダイブッ!!
小鳥遊美依菜:勿論、手に何も持ってない時を狙っての犯行である。
小鳥遊美依菜:「晴香ちゃんハスハス!!」抱きついたまま、クンカクンカする。
右天晴香:「うきゃーっ!? やめてゆるしてやめてえええ!?」
小鳥遊美依菜:そして、霧香の時と違うのは、服の中に手を突っ込んで触り始めた事だ。
小鳥遊美依菜:「ふふふふふ、良いでわないか~良いでわないか~」霧香の肌をまさぐる。
佐久間霧香:「ええええ、小鳥遊さん!?」さすがに見かねて止める!
小鳥遊美依菜:そして、一通り堪能した後、体を離し……
小鳥遊美依菜:「あー大丈夫、かな。もう体には残ってないと思うよ?」と、真面目な顔をして霧香に告げた。
佐久間霧香:「え?」
小鳥遊美依菜:「まあ『コレ』の関係上、他の誰よりも判ると思うんだよね、匂いで」
小鳥遊美依菜:そう、言いながら、自身の胸を――其処にあるであろう賢者の石を示す。
佐久間霧香:彼女は、すぐその意味を悟った。「〝ショート・トランス・レネゲイド〟ですか」
小鳥遊美依菜:「そだねー」
右天晴香:「あっ……例のジャーム……」霧香の後ろに隠れつつ。
右天晴香:「まあ、その、実際体は何ともないのよね(怪我は痛かったけど」
右天晴香:「エフェクトも全然だし。ちょっと人より健康? 程度でさ」
小鳥遊美依菜:「まあ、一応、霧香ちゃんの方でも確認してね?」なお、先ほど『匂いで判る』と言っていたのである。
小鳥遊美依菜:触る必要は、ない。語るに落ちるというヤツである。
佐久間霧香:「はい。戦闘後のあれこれで随分ごたごたしていましたが、実験との関係もあるので、色々協力してもらうこともありますし」
右天晴香:(……この人、本当に触る必要あったのかしら……なんだか騙されてる気がする……)疑惑の目
小鳥遊美依菜:「ん? 何かな、晴香ちゃん?」
右天晴香:びくっ「い、いえ、なんでもないです!」
GM:というところで、そろそろおじいちゃんが戻ってくるよ。
小鳥遊美依菜:「あっちゃー、戻って来ちゃったか」
小鳥遊美依菜:《ワーディング》
GM:無慈悲ッ!
GM:この人UGN職員なんですが、オーヴァードだったらどうするんですか!
小鳥遊美依菜:それならそれで
GM:……なんか力尽くで気絶させられそうな気がするので、一般人だったことにしましょう。おじいちゃんや店の人たち、他のお客さんは、ぼへーっと動きを止めます。
右天晴香:「お、おじいちゃーん!?」
佐久間霧香:(なんて恐ろしい人……)
小鳥遊美依菜:「流ちゃんとだけイチャイチャするのズルい!! みーなちゃんも霧香ちゃんと晴香ちゃんとイチャイチャするぅ~!!」いやんいやんと頭を振って駄々をこねるフリをし……
佐久間霧香:「べ、別にイチャイチャなどは……」
右天晴香:「私同世代の男は別に……」
小鳥遊美依菜:「なんて、思ってたんだけどね」
小鳥遊美依菜:「まあ、そろそろ時間もあんまりないので、にゃはははは……」席を立ち、じりじりと、体を下げて……
小鳥遊美依菜:「――小鳥遊美依菜はクールに去るぜ!」ドヤ顔でそう言ってのけて、店のドアに脚を向ける。
右天晴香:「えっちょっと、何!?」
佐久間霧香:「え、別に食事代とか請求しませんよ!?」
小鳥遊美依菜:「いやいや、そういう訳じゃ無いんだけどね」
佐久間霧香:「ではなぜ……??」ぱちくり
小鳥遊美依菜:「まあ、アレね。しぶちょーに会ったら、『たまには竹露にも顔出すぜ、ヤコちゃん』ってみーなちゃんが言ってたって伝えといてちょーだい」
小鳥遊美依菜:巫山戯た顔のまま、そんな事をのたまう。
佐久間霧香:「あ、はい」
右天晴香:「なんで永の別れみたいなこと言ってんの?」
小鳥遊美依菜:「ああ、霧香ちゃんや晴香ちゃんにも逢いに来るよ~?」其処まで言うと、《ワーディング》を解除する。
小鳥遊美依菜:「なんだい、寂しくなるって? もしかして、みーなちゃんに惚れちゃったかな? 大歓迎だよ?」
右天晴香:「いや寂しくない……いや寂しい……いやその……ええいどこ行くのよ!」
右天晴香:「というか、同世代の男にも、ましてや女の子にそういう興味ないから!」
佐久間祖父:「んん? なんだか賑やかだねえ」
小鳥遊美依菜:「まあ、あの子が何処行くか次第かなぁ?」
佐久間祖父:「あの子……?」ワーディングから立ち返ったばかりで事態が把握し切れていない。
小鳥遊美依菜:「ああ、おじいさん。申し訳ないのですが、これで失礼させて頂きます。実は少々用事がありましてね」
佐久間祖父:「ああ、この子たちが急にすまんねえ」にこにこ
小鳥遊美依菜:「いえいえ、またお邪魔させて頂きます。その時はまた騒がしくなってしまうかもですが、ご容赦を」
佐久間祖父:「ああ、そりゃあいい。この子(霧香)は研究ばかりであまり友達もおらんでな」
佐久間祖父:「妹がやっと帰って来たし、どんどん賑やかになるといい」
小鳥遊美依菜:「という訳で、霧香ちゃん、晴香ちゃん、また逢いに来るよ?」
佐久間霧香:「またいずれ、帰ってこられるんですね?」
右天晴香:「まあ小鳥遊さんなら少々のことは大丈夫よねえ」
小鳥遊美依菜:「そだねー。最低でも一回は帰ってくるよ、きっと。晴香ちゃんに逢いにね」
右天晴香:「あっはい」
小鳥遊美依菜:「まあ、湿っぽいのはナシにしよう? 笑って笑って」
小鳥遊美依菜:「じゃあ、またね」そういう彼女自身の顔が、あまり笑ってはいなく……
GM:その表情に、姉妹は気づいたか、どうか
小鳥遊美依菜:まるで、その顔を悟られないかの様に背を向ける。
右天晴香:「じゃ、気をつけてね」
佐久間霧香:「行ってらっしゃい、小鳥遊さん」
二人:「「またね!」」
小鳥遊美依菜:「うん、気をつけて行ってくる」一度だけ振り返ってそう言った。


小鳥遊美依菜:「――――さて、何処行ったかな~」
GM:彼女が探すその「ひと」は、遠からず見つけられるだろう。
GM:彼女たちがどこを目指すのか、分かるのはまた別のお話。
小鳥遊美依菜:「あめあめふれふれ~京香ちゃんが~ じゃのめでおむかえ嬉しいな~♪」
小鳥遊美依菜:雨は降ってない。だが――路面には雫がひとつ
GM: 
GM:◆エンディング4 終了◆
GM: 
GM:昨日は仲間だったものが、明日には敵となる。ジャームとして、あるいは、思想の違いとして。
GM:それでも、誰もが断ち切れない思いと絆を抱えて、生きているのだ。
GM:例えそれが、いつかは雨の中の涙のように、消えてしまう物だとしても。
GM:オーヴァードたちの絆と裏切りの物語は、続いていく。
GM: 
GM:◆雨天血行/rain or shine――雨が降ろうが、血が降ろうが、何が起ころうとも◆
GM
GM:◆~Fin~◆